今になって、急に自民党の中で、Go-toに疑問の声が上がっているとか。元農相の収賄疑惑、菅さん自身の不動産売買の口利きやら、ゴルフコンペ補填問題など、足下で埋もれていた疑惑が次々に暴かれてきたのと並行して、支持率がかなり下がってきたからです。コロナ対策で言えば、アクセルを踏み続け(経済優先)「Go-to」で感染が拡大したエビデンスは無いと強弁しております。
こいつら、自分と自民党の事しか考えていないのですよ。
5月、家に閉じこもり外出自粛をしたことが、第一波の拡大を止めたのは記憶に新しいところです。しかし、歌舞伎町クラスターから派生した夜の街関連の第二波が来て、8月になって頂点に達する直前、Gotoキャンペーンが始まりました。政府が号令を掛け、安心だと思いこませて旅行や飲食を奨励しました。この時、たしかに、感染者数はピークアウトし始めていました。恐らく、感染源であった歌舞伎町の感染が一巡(集団免疫を取得)したので、クラスターが沈静化し始めたのです。しかし、この時、都心から徐々に地方に広がり始めていて、放射状に薄くゆっくり広がっていったんだと思います。
つまり、緩やかな下降局面が感染拡大を食い止めた、と誤解したのです。案の定タイムラグの後に10月過ぎから急に感染者が増えるようになりました。その特徴は、半数以上の感染源が特定できないこと、全国で一斉に増え始めたという現象です。あの尾見センセイも、もはやお手上げ、感染経路を追いかけるクラスター潰しは出来ませんと白旗を上げました。
つまり、保菌者・感染者が金を貰って全国に広げていったのです。特に地方の大都市(観光地)に顕著でありました。大阪、福岡、札幌と繁華街遊興エリアから更に感染のネットが広がり、一部は東京神奈川などの市民にUターンしてきているのでしょう。コロナには、足がついていません。突起物で人間の細胞に張り付いたら、後は人間が運んでくれるのを待っているのです。それがGotoでした。人が多く集まるところに、人を多く集め、コロナをそこに運んでは、そこからまたばら撒いてもらう、という政策でありました。誰が考えてもそれは動かせない事実であります。
そして今度は東大を中心とした研究グループが、Gotoに参加した人は、そうでない人に比べて、感染した疑いがある症状が2倍の確率であったことを突き止めました。日本学術会議の任命拒否への手痛いしっぺ返しでありますな。天に唾をはきコロナをまき散らした政府の面々が、こんどは浴びる番であります。
そのレポートには、直ちにGotoが原因だとは言い切れない、とか症状が出てもコロナとは断定できないなど、政府に配慮してか、いささか謙虚で慎重な報告でありました。
それなのに、これを政府では「査読」していない、つまり何もオーソライズされていない論文だと無視する構えであります。あー云えばこー言う、タチの悪い人種ですな。エビデンスが無いと言いながら、エビデンスを突き付けられるとこれはフェイクニュースだー、と叫んでいたトランプさんレベルであります。
菅さんは、国民には自粛を要請しながら連日連夜ホテルや高級レストランで会食だそうです。会議・打ち合わせと言い張るなら、リモートでやりなさいよ。高級な料理を食べ、美酒を飲まないといい考えが浮かばないのでしょうか。
ワタシなどは、この春から、つけて不愉快なマスクを高い値段出して買い求め、高い値段のアルコール消毒剤を買い、マスク着用と手洗い消毒を徹底してきました。医療ゴーグル、パルスオキシメーターまで揃えました。飲み会はすべてキャンセル、外でお酒を飲むのはゴルフのレストランのジョッキ1杯だけ、カラオケも温泉旅行も無し。今年電車を利用したのは子供たちの慶事があって、新幹線を2回利用した時だけです。
免疫力を高めるために、サプリメント、国産蜂蜜、お茶を飲むようにもしました。買い物するにも、レジでは喋らず、レジ袋は?の問いには無言で首を振る無愛想な客となりました。人とも合わず、近づかず、しゃべらずで感染を恐れて出来る限りの努力をしています。それは、多くの国民の方も同様であろうと思います。
この政府は、そういう納税者の気持ちや努力も軽視し、数多くの死者、発症者を出す感染拡大を放置し、修羅場と化した医療現場で疲労困憊と極度の緊張の中で業務に従事する人たちのことをないがしろにして、いまなおGo-toの正当性を主張し、非を認めようとしません。
国民を愚弄するのもたいがいにせい!!!
そのうちに、天から鉄拳が下るでしょう
そのうちに、天から鉄拳が下るでしょう
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