植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

いろんな人が居たし いろんな人が居なくなった

2019年09月24日 | 植物
ちあきなおみが歌った「かもめの街」の歌詞です。「泣いてくれるのは カモメと霧笛ばかり」、と続きます。

 大坂なおみちゃんが東レパンパシフィックで優勝しました。紀平梨花ちゃんもトリプルアクセルを武器に優勝です。ゴルフの渋野選手も8打差を逆転しての優勝で、全英女子オープンの優勝がまぐれでなかったことを証明しましたね。そして新体操(ボール)団体初の金メダル、総合でも銀メダルの快挙です。囲碁の最年少プロ棋士仲邑菫ちゃん10歳も堂々の戦いっぷり。

女子の大活躍が目立つ秋であります。
こういう若手・新星の出現台頭は未来に向かう夢を膨らませてくれます。来年のオリンピックにも朗報で、期待が高まります。

一方で、プロ野球に目を移すと、実質消化試合になってくるこの時期に、引退するベテラン選手が話題になっています。セリーグだけでも、広島永川・エルドレッド、阪神メッセンジャー・鳥谷、ヤクルト館山・寺原・畠山など、わが巨人を苦しめた名選手が次々と去っていきます。しかし、こうした人たちは一定の年数をトップレベルの選手として過ごしいわば定年退職のようなものですから、まだ幸せでしょうし、今後の生活の蓄えもあるでしょうし、身の振り方もおおよそ見当がついています。

巨人では、昨晩阿部慎之助が引退表明いたしました。巨人最強の捕手で、屈指のホームランバッター、名球会入りも果たした生え抜きの選手です。「最高です」のフレーズが聞かれなくなるのは、プロ野球ファンにとっては寂しい限りでありますが、数年のコーチや解説などで学べば原さんの後継者としてうってつけでしょうね。

そうして、問題は戦力外通告の季節でもあるということです。原則としてペナントレースの公式戦が終了時です。下積みから抜け出せず育成・二軍暮らしが長い若手、FAやトレードで他球団から来たベテラン選手がターゲットになります。各球団で、そういう懸念を抱いている選手たちの最も不安な時期でしょう。小さいころから野球一筋で育ち、プロに入っても有名になり損ねた年俸の低い選手たちが、いきなり収入ゼロ、無職となるわけですからなかなかつらい人生となります。しかし、実力と勝負の世界です、仕方がありません。来月のドラフト会議では最低でも10人程度の新人が加入するわけですから、同数程度の所属選手が馘になるのは避けられない定めであります。

余談ながら退団後の再就職や面倒見と言うことでは、巨人選手は恵まれています。球団職員などで再雇用されるし、比較的知名度が高い選手が多いので、解説者など球界で生活の糧を得る可能性も高いのです。

それにしても、高校野球・U-18を沸かせたドラフト一位候補の高校生の多くが、いまだにプロ野球入団希望の届け出がないとういのが気になるところです。ドラフト会議までひと月も無いというのに

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