今年もあとわずか、6日間となりました。少し早いけれど今年一年を振り返ってみようと思います。
一言で言えば「病気」とのせめぎ合いだったと思いますね。昨年秋に発症した「軽い鬱病」とやらは案外手ごわくて、今年一年を通じて苦しみました。その症状は①体がだるい ②何もする気が起きない ③気持ち・気分が悪い ④物忘れがひどくなる 等でありました。これが重度の鬱病だったらどんなだろうとぞっとします。
鬱病と並行したのが「(仮性)認知症」でありました。いつものかかりつけ医によれば、鬱病の内服薬のいくつかに「記憶力や集中力を落とす」効能があって、認知症に似た症状がでる、しかも鬱病そのものも仮性認知症という記憶障害が出るので、鬱病が治れば大丈夫ということでありました。しかしそれであったとしても、約束や人の名前が思い出せない事が頻繁に起きて不愉快な1年でありました。
おかげで、あれだけ夢中で彫っていた篆刻も、今年は3,4本彫っただけに終わりました。鬱病のせいかどうしても彫りたいとう気持ちにならないのです。また、書道教室通いも2月から途絶えたままです。人と会うことが億劫で、家をでる気が起きないのです。無理やり教室に行って他の人に迷惑を掛けたくないですしね。
絵画は40年前に描いたペン画一枚だけ、水彩で仕上げました。来年は書道と並んで絵画に重点を置いた活動をしたいと願っています。
本業というべきガーデニングも、せいぜい雑草を抜く程度で、野菜物はほとんど作れませんでした。植え付け時期が遅く大きくなる前に冬を迎える羽目になりました。メインのバラだけはそれでも肥料をやり、花ガラを摘み取り草を抜き、殺菌剤を撒く程度の事はして、沢山咲いてくれました。
果樹は、りんご・ブドウ・いちじくなどはほぼ全滅(笑)
10本ほど植えている柑橘類だけは順調に実を付けました。
まだ収穫時期が到来していないものがほとんどで、現時点では「デコポンとはれ姫」の収穫が終わって追熟中であります。
ワタシ個人だけを振り返ると、10月に実家のある九州大分へ高校時代の同窓会と病気の兄の見舞いなどで帰った以外は旅行はありませんでした。ゴルフは会員同士の友人と「東名厚木GC」に月に平均2回通いましたが、他のコースではプレー出来ませんでした。
正直言って、今年一年は不出来で楽しいことが少なかったのです。来年は早く病気が治ることを前提に書道・篆刻・絵画を中心にした趣味の日々を送りたいと願っています。篆刻は日展ほか数か所の展覧会へ応募しようと思います。書道教室も出来れば2月から復帰し、車を使って近在の景勝地を回り、撮影した写真をもとにペン画を描きたいと思っています。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます