オリンピックが、コロナ感染拡大に大きく影響しているのは紛れもない事実であります。それは、①感染者急拡大がオリンピックの開会前から顕著になった ②オリンピック関係者から多くの感染者が出ており「バブル方式」が絵に描いた餅になってっている ③理屈から行っても人流がオリンピックによって相当数増えている ④オリンピックによる高揚感や気の緩みで「緊急事態宣言下」であることが意識されなくなっている ⑤感染者拡大の多くが東京と、オリンピック会場のある三県に集中し首都圏爆発状態である、ということから動かしがたい事実なんです。
国民の3割近くしかワクチン接種2回が終わっておりません。相変わらずワクチン量の確保が出来ないので、高齢者以外の一般の人にはほとんど予約券が届いていないし、職域接種も中断中であります。
これに対して、政府は実質お手上げ「ばんざい」状態であります。もはや緊急事態宣言などほとんどなんの効果も持たず、飲食店を悪者にして恨みを買っています。30兆円もの予算を使い余しながら、なんら有効な手立てを講じているようには思えません。
国民的なお笑いコンビ「サンドウィッチマン」の定番ギャグに「ちょっと何言ってるかわからない」というのがありますが。菅さんは、全く何言っているかわかりません。
麻生さんは、予算が使い残したわけではなくて、今年度に目的に沿って使うのだ、と説明しました。使わずに残っていているのは間違いないのですが。こうした現象はJOCでも乱発していて、コロナ陽性で隔離中の関係者が無断で車を飛ばして病院に行ったのは「抜け出したのではない。」、関係者用の弁当の大量廃棄は、再利用しているから廃棄ではない、と強弁しています。何言ってるんでしょうか、意味が分かりません。
何言ってるかわからないと言えば菅さん、もとから活舌が悪く口下手でもごもご訛りながらしゃべるのが聞き取りにくい、という基本的な問題があります。更に、質問の主旨をわかってるかどうかは不明ですが、勝手に想定問答集を読み上げてるのが質問の答えとかけ離れているのです。質問とかみ合わない答えを言うものだから聞き手側に何が言いたいの?と思われるのです。
また、おそらく菅さんは質問の意味や準備された回答書の意味をきちんと理解できていないのではなかろうか、と思います。頭の中で整理がついいないものだから相手に説明などできっこないのです。加えて少し病んでいるのではないかとも思います。焦点の定まらない目で、顔に生気がみられません。
そんな状態で会見を開くので、事前に質問者を決め質問内容を精査して付箋をつけた回答文を読み上げることにしています。言ってる事がわからない、ちゃんと質問に対する回答をしないのに再質問をけ付けない為、結局はこの人は何が言いたいのだろう????と、もやもやした印象だけを残して、内容が一つも頭に残らないのですね。
反対に饒舌で、はきはきしゃべるのが小池都知事、横文字を駆使し、いかにもメッセージ性に富んだお話をします。元アナウンサーだから当たり前。話してることは明瞭でも、こちらの胸や頭に届かなくなってきました。都県境を越えないで、とかテレワークしろ、テレビで五輪をおうえんしろ、と同じことを繰り返していますが、五輪由来型パンデミックに目をつぶり、あくまでオリンピックファーストなので、説得力が無いのですね。
何言ってるかわからない人たちを相手にしても仕方ないので、コロナに感染しないように自制的生活を心がけ、細心の注意を払うしかなさそうです。
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