去年の2月に記事にしないままで「下書き」状態であった書きかけをみつけました。書きかけて途中でやめてすっかり忘れていました。そんな下書きのままの記事が20件ほどありました。
ワタシは自慢ではありませんが、整理整頓・掃除・片づけといったことが苦手で嫌いで不得手であります。その理由は不明(笑)ですが、幼少のころから今に至るまで改まることなく、一貫して散らかって雑然とした仕事場で、埃やゴミや書き損じ、石の粉などにまみれているのです。まぁ、誰も来ないので文句を言ったり、ワタシの人格否定をされることもないのですが、たまに来客が予定になると目につくところだけは片づけ(おいている場所を1m以内に移動させる)、床を丸く拭く、程度の事は仕方なくやるようにしています。
片づけられないワタシが見つけた、1年半前のテーマは「今年やること」となっていて、向こう1年に目標やテーマを見つけて忘れないように書き留めていたと思われますが、下書きのままですから、忘れてしまうのが道理というものです
その出だしがこうでした。「今年の目標や基本方針は、ジャンルごとに決まっています。
書道 →仮名書きをもう一度やり直し。作品制作メイン
篆刻 →公募展に出品 年内に通算1000個を彫る。販売方法を確立する
園芸 →ブドウを完全防水シフト、および徹底的殺菌
→菜園は基本的に休耕
→洋ランを蘇らせる
ヤフオク→手元の不用品を生まれて初めて「出品」する。
メダカ→オロチ系とダルマ種などの増殖
などであります。」
今更、その目標に対する実績を検証しても詮無いことではありますが、一応何を考えていて、それがどうなっているかを見つめてみました。
書道の目標は完全にアウト、カナ書はほぼスルーし、諸作品は一枚も完成しておりません。週いちで書道教室に行って、さまざまな法帖を模書する練習に終始しました。
一方篆刻は、年間千個という数は無茶というものでした。その気になれば一日3個彫れますが、そのほとんどは印影がすでにある摸刻なのです。実際は篆刻にかける時間はせいぜい一日平均すれば2,3時間なので、仕上げまで考えるとせいぜい1個か2個しか彫れません。多分去年1年では500本程度にとどまっていたかもしれません。
このところ、公募展用に6~7㎝角の大型印を彫っております。これは、2㎝程度の通常彫っている印に比べたら、面積では10倍位広くなります。一概に比べられませんが、少なくとも彫る面積や深さ、要する力を考えれば少なくとも5倍位の時間がかかっています。また、作品に出すのですから、彫る文字の選択から印稿作成まで、曲がりなりにも時間をかけて、オリジナリティがある作品として、工夫しなければなりません。それでだいたい2,3日に一個と大幅にペースダウンしているのはやむを得ない事であります。
園芸に関して言えば、昨年来暑さが異常なこと、篆刻に時間を取られていることからすっかりおざなりになりました。数年で体力気力が落ちているのも、もろに響いております。
結果、シャインマスカットは伐採し、「甲斐路」をメインに、将来の保険として2種類のブドウ苗は植えました。
洋ランに至っては、繊細な気配りで手間をかけるという要諦を失って、適当に水やりするだけで放置した結果半分ほどを枯らしてしまいました。丈夫なシンビジウム以外は生きてるのがやっと、という状態で、胡蝶蘭などは先日花屋さんからタダで貰った花の終わった3株だけになってしまいました。基本的にはもはや蘭はワタシの手の届かない高嶺の花扱いにしようと思います。
次に、ヤフオクを「出品する」という大命題であります。わずかばかりの販売収入はどちらでもいいとして、やはり増えすぎた(ヤフオクで際限なく落札した)石印材は減らさなければならないのです。さすがに床が抜けるという事はありますまいが、練習用・摸刻した印だけで千本以上あります。価値の高い希少石や時代物の古印・丁寧な細工の「薄意(浮彫)・紐」のある素敵な印はコレクションとして保存しています。しかし、安物や一般石と一緒くたになって収拾がつきません。蒐集物だけに、などとシャレを言っている場合ではないのです。
初期設定や、写真撮影、説明文の作成、入札チェック、発送手続きなどを考えると億劫になっていまだに一歩も足が出ないのです。そろそろ断捨離に入ろうと思うのに、そこからが手が進まないのは、とりあえずお金が必要でない、忙しい、慣れないことをやる勇気がでない・商品に対するクレームなどの心配などが、その理由であります。どうにも困ったものなのです。すでに何人かの親しい人に「出品代行」をやんわりと打診しているのですが、誰も乗ってきません。(´;ω;`)
最後のメダカ。今年の夏の過酷な暑さが原因で3度の大量死に見舞われました。家内から、もう止めたら、と言われております。基本的にはお金にならないメダカの養殖で4,5千匹が屋上にいます。去年からオロチ系を中心に増やしておりますが、持て余し気味なのも事実であります。
早い話、年甲斐もなく「手を広げすぎ」なのです。広げた手を上に挙げて「万歳」お手上げ状態になるのが時間の問題なのです。
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