大江健三郎『ヒロシマ・ノート』を埋葬する(その2)ノアの方舟大江健三郎『ヒロシマ・ノート』を埋葬する(その2)フェイスブックで、当論考の「その1」アップの告知をしたところ、ある方からとても興味深いコメントをいただきました...
棺桶に片足を突っ込んだような年配の連中が、大江・戦後自虐カルト思想の犠牲者であり続けたり、そのことで晩節を汚したりすることは、一向に構いません。勝手にどうぞと言うよりほかはありません。
しかしこれから先長い人生を歩んでいく若い人たちが、大江的なものに影響されることで、持ってはならない妙なやましさに災いされ、豊かさの享受を後ろめたく感じたり、中共や韓国の粗暴な言動に対して何も言えなかったり、ゆがんだ安全保障思想を抱いたりすることには、我慢がなりません。そういう精神的構えを抱くことが良心的であり知的であると勘違いするならば、目も当てられないことになってしまいます。人生が台無しになってしまうのですから。
そういう若人をひとりでもいいからなくしたい、という思いで、当論考を書きました。