美津島明編集「直言の宴」

政治・経済・思想・文化全般をカヴァーした言論を展開します。

マスコミと財務省の亡国ゲーム 民主主義のたそがれ(その2) 要約 (イザ!ブログ 2012・4・2 掲載分)

2013年11月09日 01時36分35秒 | 経済
2012年3月31日に投稿した「マスコミと財務省の亡国ゲーム 民主主義のたそがれ(その2)」を誤って削除してしまいました。けっこう力を入れて書いた原稿なので、とても残念です。書き直せ、という天の声とプラスに受けとめて、いずれ練り直したものをアップします。とりあえず、お読みになっていらっしゃらない方のために、以下、概略を述べておきます。

財務省の消費税増税の真の狙いは、軽減税率を懇願してくる各界業者との間で、それと引き換えに、天下りポストを増設することである。それ以外にはない。それをカモフラージュするために、手下の大手マスコミを使って、重心をずらした形での軽減税率のキャンペーンをいずれ展開するはずであるが、それは、国民の負担を軽減する合理的な措置をとるためのものでは決してない。また、大手新聞社との間では、軽減税率と天下りポストのバーターはすでに成立した模様(読売新聞が良い例である)。だから、大手マスコミは、論理の破綻した消費税増税賛成のキャンペーンを恥ずかしげもなく一年以上にわたって展開し続けているのである。それは、ご主人さまである財務官僚に対する「実績」作りである。一方、民主党内の増税反対派への、財務官僚の隠然としたプレッシャーは徐々に強まりつつある。民主党真淵衆議院議員などは、それを身にしみて感じている。大手マスコミも、それと歩調を合わせて、反対派の孤立を強調した報道を増量して垂れ流すはずである。

以上の論点をさまざまな生々しい資料を用いて展開しました。

*思えば、私はこの後、書き直しをしませんでした。必死になって書いたものが消えたことに対する落胆から立ち直れなかったのでしょうか。それとも生来の怠けぐせがでてしまったのでしょうか。その両方のような気がしますけれど、高橋洋一氏の啓蒙などによって、ここで私が言いたがっていたことは、いまでは周知されているのではないかと思われます。

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