行雲流水の如くに

東京都知事選から見えて来るもの

東京都知事選は予想通り小池百合子の圧勝で終わった。

都民は小池百合子のどこを評価しているか?

リーダーシップ、発信力、決断力だという。(NHK10,000人都民意識調査6月21~24日)

4年前の公約が守られているかどうかは殆ど問題にしていないようだ。

 

マスコミがコロナ、コロナと煽る割に、都民生活は大きなダメージを受けていないように思われる。

①今の生活に満足しているかーーー満足71%

②4年前と生活は楽になったか苦しくなったかーーー変わらない81%

この数字を見ると、コロナ過でダメージを受けたのは非正規労働者や飲食・観光などの一部業者などで、大部分の都民は自粛生活を淡々と受け止めていたということだろう。

 

今回の選挙で完全に風を読み間違えてしまったのは、山本太郎だ。

本来であれば野党統一候補という目も有ったのだろうが、少し自己主張が強すぎた。

来る衆院選は一歩下がって接着剤の役割を果たしたほうが大きく羽ばたけるのではないか?

新選組などと言う名称にこだわっていては限界がある。

 

政権交代可能な野党の塊をどう作るか、について野党はもっと気迫を見せなければならない。

野党第1党をどこが取るか程度のレベルに安住していては、国民の支持は集まらない。

時間がかかるかもしれないが、地道な日常活動が全て。

中村喜四郎が旗振りして活動を始めた「投票率10%UPを目指す国民運動」に期待したい。

「投票所から遠ざかった有権者に、民主主義を守る戦いに共同戦線に戻っていただく」と訴える。


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