都内52の首長が小池知事に3選の出馬要請をしたという。
どうせこんな話は自然発生的に持ち上がるわけもなく、小池サイドから圧力がかかったのだろう。
提灯持ち(小池知事に要請に行った代表)は長友調布市長だ。
東京都には62の市区町村があり、そのうち8割の52の首長が名を連ねたという。
62の首長はそれぞれ選挙で選ばれており小池知事に指名されたわけでもあるまい。
顔を向けるべきは住民に対してである。
逆に言うと名前を載せなかった首長は「腹が据わっている」と言うべきか。
このようなやり方がまかり通っているところに日本の民主主義が根付いていないことを実感する。
要するに小池要請文に名前を書かなかったら、どんな意地悪されるかわからないとか予算をつけてくれないとか考えるのだろうか?
首長は住民の方を向いて政治を行っていれば怖いものはあるまい。
世に恐ろしいのは、勇者ではなく、臆病者だ。 徳川家康