行雲流水の如くに

悪い物価上昇ーー根本的な対策がない

経済の好循環は、先ず企業業績が良くなって賃金が上がる。

賃金が上がるから物を買う。みな物を買うから景気が良くなる。

これが好循環だ。

 

しかしこの30年間実質賃金は上がっていない。

それでもなんとなく不平不満がおさまっているのは物価が上がらないからだ。

ところが昨年12月の消費者物価指数は前年同月比0,5%の上昇だ。

携帯電話料の引き下げの影響が薄れる4月には2%前後になるという見方もある。

 

物価上昇の原因は原油高と円安だ。

原油高は当分なるようにしかならないだろう。「ケセラセラ」ということ。

円安は日銀が「金融緩和打ち止め姿勢」を出せばかなり影響を軽減できる。

しかし黒田総裁は金融緩和という「ぬるま湯」にどっぷりと入っているから風呂から出ることが出来ない。

 

アベノミクスという「入浴剤」は、効能はやたらでかでかと書いてあったがさっぱり効かない。

岸田首相の言う「新しい資本主義」なるものも中身が何もない「綿あめ」みたいなものか?

おいしいお米が食べられる政治を期待したいものである。

 

王者は民人を以て天と為し、民は食を以て天となす   史記


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