何をするにも負けるよりは勝った方が良い。
しかし、柔道では、最初に覚える段階で、投げられそうになった時、無理して踏ん張るのではなく、素直に投げられた方が良いと教わる。
柔道よりも合気道のほうがその傾向は強いだろう。
負けて大事なものを覚えるのだ。
「投げられるのがうまい奴のほうが上達する」というのは真実かもしれない。
「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」 アルフレッド・アドラー
もっと突き詰めると「他者から嫌われて対人関係の中で傷つくことを過剰に恐れる」から悩む。
逆に腹をくくって「嫌われてもいいや」と思った方が良いのかも。
この辺は柔道や合気道で技をかけられたときに、素直に技にかかることと何か通じるものがある。