行雲流水の如くに

「玄冬の門」という高齢期をどう生きるか?

人生を、青春、朱夏、白秋、玄冬というふうに考える分け方がある。

玄冬とは高齢期、老年期だと考えるが、

「玄冬はただ黒いだけではない。そこにほのかな赤みが感じられる微妙な色だ」という国際政治学者の福永光司さんの説明が気に入っている。

 

北海道の12月は、まさに玄冬期だ。また寒波がやってきた。

 

玄冬期は、まわりを見渡せばだんだん知った人がいなくなる。

そして機嫌よく、元気に生きていくことを覚悟する。

「一人いて喜べば、二人で喜んでいると思え。二人で喜んでいるときは、三人で喜んでいると思え。その中の一人は親鸞である」

真言宗にも同じような教えがある。

空海の「同行二人」だ。

 

冬の薔薇(マチルダ)


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コメント一覧

megii123
なおともさん、こんばんは。
「黒いだけでなく、そこにほのかに赤みがある」
いい言葉ですね。
なにかホットします。

私は香川県の高松で2年半ほど単身赴任でした。
おかげさまで四国88か所を回ることが出来ました。
「同行二人」も好きな言葉です。

老いも若きもわけへだてなく話をされる「なおとも」さんに感心しています。
コメントありがとうございました。
megii123
だんちょうさん、こんばんは。
現役の方は、精一杯休みを満喫してください。

私は毎日が日曜日なので、「日々是好日」を心掛けています。
なおとも
こんにちは!

玄冬は黒いだけでなく、そこにほのかに赤みがある!素晴らしい言葉ですね。同行二人の言葉と共に胸に染み入りました。冬の薔薇が健気です。なおとも
necydalis_major
だんちょうです!
おはようございます。
今朝は正月休み初日。
有効につかいたい一日です。
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