国債残高は21年度末には1000兆円を超える。
このような状態に警鐘を鳴らすのは財務省の矢野次官のみという状況は、果たして正常なのだろうか?
借金を分配するという政治 どうしん川柳 小岸政三さん
かって西郷隆盛は、「児孫の為に美田を買わず」と七言絶句を示された。
自分の子や孫のために、私腹を肥やして財産を残すべきではないという意味だ。
しかしどうだ、今の政府は児孫の為に借金を残すという。
タダでもらうものほど高いものはない、という教訓を、国民は少し噛みしめたほうが良い。
(本当に困窮している家庭はこの限りではないが)
あとからどっさり、ツケがまわってくるだろう。
コロナ過のどさくさに紛れて補正予算の中に防衛費(主に装備品)7738億円が紛れ込んでいる。
岸田首相はどちらかというとハト派のイメージだが、そのやり方はタカ派を通り越してサギ派になったか?
国会審議が十分なされないことを見越して補正予算の中に滑り込ませているからだ。
「敵基地攻撃能力」なども言い始めているのは、安倍晋三元首相に気を使っているのか。
常備の兵数も、亦会計の制限に由る。
決して無限の虚勢を張るべからず。 西郷隆盛