行雲流水の如くに

尹大統領戒厳令を宣布し6時間後に取り消したが、いったい何が起きているのか?

3日夜、韓国の尹大統領が「非常戒厳令」を宣布した。

その理由は、野党が来年度予算案の一部を減額して可決したことや政権幹部を弾劾しようとしていることらしい。

(韓国は少数与党)

これだけの理由だとしたらなんとも「人騒がせなこと」である。

しかし、韓国国会は4日未明、本会議を開き出席した議員全員が(与野党を問わず)非常戒厳令の解除を要求する決議案を可決した。

市民たちも国会に駆け付け軍隊が国会内に入ろうとしたのを阻止したという。

尹大統領は孤立を悟ったのか、6時間後には戒厳令を解除した。

 

このような事件が起きると、日本では必ず「韓国蔑視論」が起きる。

ここは軽挙妄動することなく事態を冷静に見守るべきであろう。

 

2002年ころ、韓国からの留学生が、奨学金を受けるためにある大学に参加した。

その際、大学の学部長が日本の悪口を言い始めたときの反論の言葉が素晴らしい。

「私の知っている日本の友人(拳骨拓史氏)は、日本を愛し、日本文化の誇りを基盤としながら、韓国に対する愛情を失っていない。

日韓ワールドカップのときには、日本を応援すると同時に、韓国に対しても精一杯応援してくれた。本当の愛国心とは自分の国をバカにすることでもなく、他国を見下ろすことでもないと思います。日韓の未来を拓くのは、貴方のような人ではなく、彼のような人物だと思います」


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コメント一覧

megii123
飲兵衛さん、こんばんは。
なるほど、堪忍袋の緒が切れたのかもしれませんね。
しかし「非常戒厳令」は、やりすぎでした。
6時間で覚醒したことは韓国にとっても日本にとっても幸いでした。

少数与党の石破さんは、ひたすら低姿勢ですね。
国会風景がかなり変わりました。
「公開と熟議」を徹底してもらいたいものです。
megii123
楕円と円さん、こんにちは。
トップは孤独だといいますが、その通りですね。
そしてしっかりした側近が必要なことも。
しかし6時間で正気に戻ったようで幸いでした。

自民の一強他弱が崩壊したので、再び「緊急事態条項」をごり押しすることはないでしょう。
まあしかし油断はできませんね。
suishaalbum
訂正
「殿中松の廊下」→「刃傷松の廊下」
suishaalbum
尹(ユン)殿~殿中でござる~!
止めてくれるな梶川殿!
今までの怨み重なる仕打ちの数々!
たとえ一太刀なりと最大野党の「共に民主党」に怨み晴らさずには
置くものか~!

いや~驚きました。
まるで韓国版「殿中松の廊下」です。
あまりに酷い野党の苛めにとうとう堪忍袋の緒が切れたか?
尹(ユン)大統領ご発狂のご様子?

それに比べると日本の国会の穏やかなこと。
石破さん~本当に良かったですね。
dsnchar1
行雲さん>自民党が憲法に「緊急事態条項」を書き込みたいようですが、最高権力者がものの弾みで発動してしまう危険性を感じました。憲法改正は「熟議」が必要ですね。
これに限らず他国のことは熱心に報道しますが、足元は大丈夫なのかと思う出来事です。
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