行雲流水の如くに

中村格警察庁長官人事は注目しておく必要がある

メディアはこぞって狙撃犯山上容疑者と旧統一教会との関係を取り上げている。

うがった見方をすると、警察庁が追及されたくない部分を隠すために情報コントロールしているのではないか。

メディアも(阿吽の呼吸で)乗っかっている可能性無きにしも有らずだ。

旧統一教会と安倍元首相との関係をつめるならまだしも、取り上げ方はまたもや「霊感商法」レベルの視聴率狙い。

 

今後似たような事件を起こさないために必要なことは、警備体制が万全だったかどうかの検証だろう。

素人目に見ても今回の警備体制は不自然なところが多い。

十分な警備体制を取っていたら防げた事件である。

さらにもっと言えば「公安警察」の網の目に山上容疑者は浮かんでいなかったのか?

 

中村格警察庁長官は、

「重大な結果を招いた。警察庁長官としての責任は誠に重い」と述べたが、進退については言及しなかった。

この名前を見て思いだしたが、伊藤詩織さんへの準強姦事件で山口敬之被疑者を警視庁は不起訴処分にした。

その時の刑事部長が中村格氏である。

警視庁の刑事部長と言えば絶大な権限があるのだな、と思ったものだ。

確かにテレビドラマの刑事ものを見ていると現場への権力たるやすごいものだ。

しかし上司とか政治家が介入してくるとからっきし弱い。

中村格氏は当時の菅官房長官=安倍首相にべったりだった。

 

東京新聞によると、ある警察庁幹部は、

「警備は結果責任、長官の処分は免れないだろう」

 

警察の仕事は国民の安全を守ることだ。

その本分を忘れて、いたずらに上司の「ご機嫌取り」を専らにするようになれば、どこかに穴が開く。

秋霜をもって自ら粛(つつし)んで欲しいものである。


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