自民党の裏金問題の改革案が公明党の賛成で決まりそうだという。
しかしその改革案の中身はスカスカの上げ底で、あちこちから空気が漏れている。
公明党の山口代表は、「自民党と同じ穴の狢と思われたくない」として拳を振り上げたのだが。
公明党は本気で政治改革に取り組みのかと期待したが空振りだ。
下手なプロレスを見せられた感じである。
狢(ムジナ)とはいったいどんな動物なのかというとアナグマという説が多い。
狸にも似ているのだが人を化かす力を持っているという。
自民党はさんざん国民を化かしてきたからムジナなんだろうが、公明党もべったり自民党に張り付いて似たようなものだ。
自らは創価学会というスポンサーがいるから汚い金には手を出さないだろうが、自民党を裏から支えれば似たようなもの。
やはり「同じ穴の狢」と言わざるを得ない。
日本維新の会は自民党というムジナの巣穴に入りたくてうずうずしているように見える。
馬場代表が「第二自民党でもよい」と言うからそうなんだろう。
しかし吉村共同代表は違う考えを持っているようで「与党入りは維新の消滅」とまで言っている。
この党のキャラクターは、もう少し戦闘的で野生の犬か猪の感じがしないでもない。
今の流れでは自民・公明の「同じ穴の狢」路線で、また国民が騙される。
他の野党の頑張りに期待したい。