テレビなどで全国の「新型コロナ」の発生状況を報道しているが、かなり煽り気味の報道に迷惑している。
北海道全域が真っ赤に彩られて、何か危険な地域のような報道ぶりだ。
東京か大阪の北海道物産展で、北海道から派遣された人間が「来ないでくれ」と断られたようだ。
「道産子」としては、どうも余裕のない人たちが多いものだ、と苦虫をかみつぶすしかない。
①北海道で発生が多いのは明らかに気温が関係しているだろう。
中国の武漢、韓国のテグ、イタリアのロンバルディア州、イランのテヘランなど皆寒い地域だ。
日本でも九州や四国などの暖かい地域は比較的発生が少ない。
②換気状況が二つ目の要因だろう。
北海道は寒いこともあって、室内の気密性は高く湿度も低い。
こんな環境では、おそらく「エアロゾル」、空気感染が発生していた。
北見での展示会や東京の屋形船、そして大阪のライブハウスなどはこのケースだ。
クルーズ船の船内も外気との入れ替えが無かった。
満員電車が案外安全なのは、ほとんどの人間が無言で、停車駅のたびにドアが開閉されて換気がなされるから。
③北海道の医療体制はそんなに遅れていない。
それと比較的おおらかなタイプが多いから忖度して検査を絞るような真似はしていないだろう。
かなり正直な数字だ。
④専門家会議の説(若い人は動かずじっとしていろ)は、的外れだと思う。
小中学校休校も的外れ。
風邪やインフルエンザと疑われるケースは「自宅待機」を要請することがまず最初に来るべきであった。
今からでも遅くない。そうすべきだ。
やみくもに人の動きを縛るのは(何の根拠もなしに)筋違い。
高校生の遊びたい盛りが町中をうろつくのは健全なあかし。ある意味で期待が持てる。
④今後気候が良くなれば(温度が上がり湿度が高くなれば)減少するものと期待したい。
北海道ではすでに12名の退院者が出てきている。
北海道の今の状況