東京都の知事選は実質的に小池百合子対蓮舫の戦いになる。
お互い無所属だが、小池氏を自民・公明・都民ファーストが支援し、蓮舫氏を立民・共産・社民が支援する。
小池氏は次のように出馬宣言、
もっとバージョンアップさせた東京大改革を進めていく覚悟で出馬を決意した。
一方蓮舫氏は、
自民政治の延命に手を貸す小池都政をリセットする。
小池百合子知事の狙いは、「裏金疑惑の自民党に抱きつかれるのは困るが、その組織票は欲しい。だからステルスで動いてちょうだい」、というところか。そうはいっても自民党東京都連の会長は萩生田光一だ。裏金のど真ん中にいた。ただでさえ目立つ。
一方の蓮舫議員、先制パンチを放ったところまでは出足順調だが、守りに弱いタイプ。
今後いろいろディスる(けなす)話が出てくるだろう。どこまで切り返せるか。
お互いの非難合戦を都民は望んでいないだろう。
望んでいるのは、日本の首都としての東京都をどのような形にしたいのか?
小池知事の明治神宮周辺の再開発や晴海のオリンピック跡地の開発などを見ていると目指している方向が見えてくる。
これでよいのか?
さらにもっと大きな問題点は、日本中からブラックホールのように若い人を中心に吸い込んでいる。
ところがこのブラックホールは合計特殊出生率が1を切って来た。
0.99だとか。地方を活性化して分散化することが必要ではないのか?
これらの問題点の解決策を正々堂々の議論で戦わせてもらいたい。