先日、田中真紀子氏が日本テレビ系の報道番組「ミヤネ屋」に出演していた時の弁、
「明日から日本の顔として世界のひのき舞台に出ていける人っていますか。私は一人いると思うが」
それはだれかと聞かれて、「官邸のエレベーターに閉じ込められた人」
真紀子節さく裂で面白かったが、この人物は官房長官の林芳正。
先日、自民党総裁候補9人の立候補を聞いていたが、私も同感だ。
英語は堪能だしハト派的な宏池会の精神を持っている。何よりピアノが弾けるというのが好ましい。
所見発表は自民党本部で12日行われたが、自民党衆参議員ほぼすべてが出席していただろう。
私は、候補者が登壇した時の拍手の大きさに注目していた。
林芳正、小林鷹之、茂木敏充が比較的大きかった。
意外に少なかったのが小泉進次郎、石破茂。
国民や党員に人気先行の人物は議員からの支持は余りないのだろうか?
林芳正が総理になる目は殆どないだろう。
今の自民党は、とにかく目先の選挙しか頭にない。
国民の生活よりも自分が当選するかどうかだ。
日本の顔として誰が良いか、あるいはこの国をどう導くかは二の次のようだ。
「国破れて山河在り」にならぬよう願うばかりだ。