行雲流水の如くに

政府と東京都は万全な「コロナウイールス」対策を本当にとっているのか?

「首都封鎖」をにおわせて小池東京都知事が、コロナウイールス対策で危機感を表明した。

26、27日の自宅勤務や週末の外出自粛を呼びかけた。

 

当然必要なことだとは思うが、これはある種の責任転嫁である。

「私たちは注意しましたよ。コロナにかかるかどうかは自己責任よ」という風に聞こえる。

安倍晋三と小池百合子は「オリンピック」にかまけて、本当に「コロナウイールス」対策をとっていたのだろうか?

 

オリンピックが延長決定されるまでの間、風評被害を恐れてなのか,PCR検査が非常に少なかった。

専門家の中には、PCR検査などは意味がないなどと極端な意見を言うものもいた。

熱があって疑わしい人を検査しなければ、確かに感染者数は少なく見える。

しかし無症状者や軽症状者が野放しにされるのだ。

 

明かに手抜かりだった事例は、

海外からの帰国者が10日くらい前から続々と増えてきた際に、極めて手抜きに近い検疫体制であったことだ。この辺から感染が拡大した可能性がある。

入国者はトレースできるはずだから、必ずPCR検査を受けさせて自宅隔離にすべきである。

ほんとに厳しくトレースしているのだろうか?

 

そして一番注意しなければならないのは、

病院から感染者が発生することだ。

台東区最大の病院(永寿総合病院)で集団感染が発生している。

入院患者や看護師数十人が感染しているのが発覚した。

さらには慶応病院でも感染者が出ている。

 

中国や韓国の対応策を馬鹿にするような意見を散見するが、もう少し謙虚に応対すべきだ。

実行して効果の上がった対策は素直に取り入れたらよい。

 

中国湖南省から滋賀県に今週2万枚のマスクが届いた。

「相知無遠近、万里尚為隣」  

親友に遠近は関係ない。万里離れていてもなお隣にいる。

先月下旬、医療用手袋1万枚を送った返礼だという。


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