行雲流水の如くに

対処療法のみでは日本経済はよくならない

政府が相次いで「バラマキ政策」に没頭している。

経済対策支出56兆円だという。

いったいそんなおカネはどこにあるのかと言えば、ほとんどは赤字国債で賄う。

見境がないというか、台湾の半導体企業(TSMC)に4000億円も補助するようだ。

銀座の夜の街でバブル期によく見かけたが、高級ワインやウイスキーを注文し、最後には現金までばら蒔いていた。

今の岸田政権のやり方はそんな感じである。

 

バブル紳士たちはバブル崩壊と共に消えてしまったが、さて岸田政権はどうなるだろう?

とりあえず、来年夏にある参院選を乗り切れば、後はどうなろうが知ったことではないということだろうか?

日銀の黒田総裁は「異次元金融緩和」と称して8年ほど続けているが「物価2%アップ」などいつのことやら。

ただこのところの円安・原油高で、景気低迷下の物価高というイヤな気配が感じられる。

アメリカや欧州は(アメリカでは物価上昇が6%くらいになって来た)資産購入を控えて金利引き上げの準備をしている。

日本だけが「拱手傍観」していると、ますます円安が進み国民生活は大打撃を受ける。

 

おまけに、経済安全保障と称して企業に補助金を出すことに躊躇しなくなった。

このスタイルは中国の国営企業と何ら変わらない。

歯を食いしばって地道の努力することを厭って、安易な道に入り込んでいく姿が垣間見える。

 

物の興廃は必ず人に由る    弘法大師


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