お姉ちゃん、わたし、いま、
ここにこうしていること、
あんまり嫌じゃないよ。
負け惜しみなんかじゃないの、
本当にそう思ったの。
お姉ちゃんはいつでも、
舞台の真ん中でライトをあびる人だった。
でもね、きっとわたしはお姉ちゃんとは違うのよ。
わたしはほらね、こうやって誰かのために、きれいな明かりを当ててあげる、そんな自分が、すごく好きなんだと思う。
人は、それぞれ、生まれ持った居場所があるのよ。
わたし、今日までずっとお姉ちゃんの後ばかり追いかけてきたけど、でも、お姉ちゃんとわたしはどこかで違うのかも知れない。
『ふたり』第8話より
千津子ちゃんとのこの会話には涙せずにはおれなんだ。
奥菜恵さん、いい仕事しなはったよ、あなたは。
ここにこうしていること、
あんまり嫌じゃないよ。
負け惜しみなんかじゃないの、
本当にそう思ったの。
お姉ちゃんはいつでも、
舞台の真ん中でライトをあびる人だった。
でもね、きっとわたしはお姉ちゃんとは違うのよ。
わたしはほらね、こうやって誰かのために、きれいな明かりを当ててあげる、そんな自分が、すごく好きなんだと思う。
人は、それぞれ、生まれ持った居場所があるのよ。
わたし、今日までずっとお姉ちゃんの後ばかり追いかけてきたけど、でも、お姉ちゃんとわたしはどこかで違うのかも知れない。
『ふたり』第8話より
千津子ちゃんとのこの会話には涙せずにはおれなんだ。
奥菜恵さん、いい仕事しなはったよ、あなたは。