《 空想から科学へ 》 奧菜主義革命~ 革命的奥菜主義者同盟非公然ブログ

奥菜恵さんは、精神と肉体の両方から無駄なものをすべて削ぎ落とし、必死に舞台に立っていた

青い空、白い雲、しゅーっという奈良・大和路(3)

2011年01月01日 11時33分15秒 | Weblog
引き続き、法起寺を参拝している最中なんですが、

そーいえば、最近ハイチュウーを口にしていませんな。



三重塔にばかり目が向いてしまうのも無理からぬ事ですが、
南大門もありがたい。
「ありがたい」て書いてんだから焼肉屋じゃないことはお分かりいただけますよね。

その門と塔を同じアングルに入れるのがなかなか大変。
時代感覚ぶちこわしの小屋がいっしょに入ってしまうんでね。

スケッチをしている若くない女性がお一人いて、
杖突ながらうろちょろうろちょろ撮影ポイントを探している私に、
目障りだと思いつつも同情してくださったんでしょう、
声をかけてくれました。
「いいアングルがなかなか無いんですよねぇ」
「そうなんですよ、左にある小屋がねぇ」
「あれは入れたくないですよねぇ」
「でも、スケッチの方はいいですよね。消すも写すも思い通りで」
「あっ、そうですよね」

そのご婦人がさりげなく消しゴムを手に取ったのを、
私は見逃さなかった。


目に見えることだけが真実ではないぞ、
と仏様が教えてくれているかのようでした。

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