*  一日一笑  *

何事も頑張りすぎず、多くを望まず、自分らしく暮らしたい。

高野山の旅-4-「金剛峯寺」

2016年04月12日 20時15分17秒 | お遍路

7日は予報通り朝から雨でした。

この日は朝5時に起床。
宿坊に泊まると、朝のお勤めの体験ができます。参加は自由です。
私達もこんな経験は最初で最後かもしれないので折角ですから参加させていただきました。

お勤めは毎朝6時30分から7時15分まで行われています。
お坊さんがお経を唱えられるのですが最後は私達も一緒に「般若心経」を唱えます。
早朝にも拘らず多くの方がお参りされていました。
外国の方も数人いらっしゃいました。
お寺さんと一緒に般若心経を唱えることはないのでとても感激しました。


それからお部屋に帰ると朝食の準備ができていました。

        

昨夜、夕食が胃にもたれ胃腸薬を飲んで寝たのですが朝起きた時からお腹が痛いし・・・
山の上なので朝はまだ寒く、朝のお勤めも冷えましたし、、、
それで益々お腹が痛くなったような・・・

朝ご飯を見ても食欲は全然ありません。
お豆さんと味噌汁を少々と梅とご飯少々食べました。
デザートも食べれませんでした。残念!
後はやまとくんにどうぞと言ったのですがやまとくんもお腹一杯。
あまりに沢山残したのでお寺の方に「昨夜食べ過ぎて食べれなくてすみません」と謝りました。

外はずっと雨・・・それも大雨・・・。

でもあと一つ巡らなければいけない所が残っていました。
それは昨日巡れなかった『金剛峯寺』。



    
    

     「金剛峯寺」は高野山真言宗の総本山です。
     歴史に名を残す絵師の筆による豪華な襖絵で飾られた部屋を見て廻りました。




       

                                蟠龍庭
                    石庭としては我国最大の庭(2340平方メートル)




                       ここは台所


金剛峯寺の中はとても広く何もかも観る価値がありました。


                     



   

        


友達に誘われて始めたお遍路。
二人で4年かけて結願しやっと念願だった高野山に来ることができました。
お遍路をしていなかったら高野山に来たかどうか分かりません。
高野山はどっちを向いても本当にお寺ばかりですがそれがまた良いのです。
私達は真言宗ではありませんがお遍路をしていて弘法大師が大好きになりました。
世の為、人の為に人生を捧げられた方です。
少しでも近づけることができたでしょうか。
またいつかこの地を訪れたいと思いました。
友達に感謝です。。。




今回行ってみて、日本の方より外国の方が多いなと感じました。
なぜなら、日本の方は4月下旬の桜の時期に来られるそうです。
私達も桜を期待していたのですがお山の上はまだまだでした。
これは ↑ よく咲いている方です。


                           


残念ながらこの日はずっと雨でした。
前の日に予定を変更してほとんど巡っていたので午前中に巡り終えました。
私達は15時半頃の電車で帰ることにしていたのですが
駅に電話して予約を変更してもらい12時半頃の電車で大阪に帰り
お昼は新大阪でたこ焼きを食べて終わり。
この頃もまだ胃がもたれお腹は痛い・・・

大阪でゆっくりするつもりでしたが結局新幹線も2時間早めて帰りました。
家に帰って熱を測って見ると37度5分あるじゃないですか。びっくりぽん!
風邪を引いたのか食べ過ぎたのか・・・
昨日まで体調が悪かったなでしこでございます。。。

長々とお付き合いありがとうございました。
また明日からコメントを書かせて頂きますね。

そうそう、高野山の駅や難波の駅で駅員さんに切符を渡す時
「OK  OK.  Thank you」 て言われ声も出ませんでしたよ。
私達、何人に見えたのかしら???



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高野山の旅 - 3 - 大門から

2016年04月11日 19時54分59秒 | お遍路



大門

大門は高さ25mの二階ニ層門で、高野山の西の入り口にそびえる総門であり正門でもある。

この門は西の端にあるのですがぜひ行ってみたかったので大門行きのバスに乗って行きました。



高野山で「奥の院」と「壇上伽藍」と「金剛峯寺」は必見です。
この三か所は何があっても巡ろうと思いました。

「大門」を観て次に巡ったのは「壇上伽藍」。

「壇上伽藍」は高野山のシンボル、根本大塔がそびえる聖地。
弘法大師が真言密教の道場として高野山を開いた際に、最初に堂塔を建てたと言われる
重要な場所。根本大塔のほか、御社や金堂、御影堂、東塔、西塔、不動堂などの建物がある。
                                               (ガイドブックより)





壇上伽藍に建っている中門




中門を入ると金堂があります。
金堂の厨子には、高村光雲氏が彫刻した御本尊が納められています。




根本大搭
高さ50mもある朱塗りの大搭。高野山のシンボルと言われています。




下を見て何かを探しているでしょ。
私の横にある松の木。この松は松葉が三本という珍しい松なんです。
大師が唐から伽藍建立の地を占うために、お投げになった三鈷がかかったと伝えられる松。
皆さんがもう拾われたのでしょう、ひとつもありませんでした。
でも上を見てみると・・・



ありました。確かに松葉が三本。ほとんどが三本でしたよ。
珍しいでしょ!

この日はここまでが精いっぱいでした。
17時までに宿に帰って下さいと言われていたのでどうなるかと思いましたが
ちょうど宿に帰ったのが17時前でした。
今夜の宿は宿坊『一乗院』。https://www.itijyoin.or.jp/
宿坊に泊るのは初めてです。

お寺と言えば精進料理。楽しみにしていました。





左下は蒸し寿司です。
でもこれよりほかに白ご飯がありました。
白ご飯は二人とも手を付けませんでした。





精進料理はヘルシーなイメージですよね。
おそらくカロリーは低かったのでしょうが量が多かった~。
最近ダイエットを心がけている私達にとっては久しぶりの大量。
残さないように食べましょうと何かに書いてあったので
頑張って食べましたが最後のデザートは食べれませんでした。
勿論やまとくんが食べましたよ。
でもとても美味しく頂きました。


でもこの日から私のお腹は大変なことに・・・。

ごめんなさい、今日はここまで。


--- つづく ---



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高野山の旅 - 2 - まずは奥の院から

2016年04月10日 19時24分54秒 | お遍路

高野山駅に降りた時に気付いたのですが日本人より外国人の方が多いのにビックリ!
やはり世界遺産だけありますね。

                        

4月6日はまずまずのお天気でしたが7日が雨になると天気予報で言っていたので
なるべく今日の内に多く巡ることにしました。

高野山駅から今夜泊る宿坊『一乗院』へ荷物を預けに向かい
それから昼食を済ませまずは奥の院へバスで向かいました。




ここは奥の院前です。
ここから奥へ奥へと歩いて奥の院弘法大師御廟を目指します。



    

そしてやっとこの橋に辿り着きました。ここはよくテレビで見ますね。
今でも毎日弘法大師の食事を運ん行かれる所です。
これより先は撮影禁止ですのでUPで撮りました。↓
ところが外国の方は写真をあらゆる所で撮っておられたので私は勇気を出して
「カメラNO」と教えてあげましたよ。誰も注意をされていなかったので後で注意しなくても良かったかなと思いました。どうなんでしょうね?

      

                         正面に見えるのが燈籠堂

燈籠堂の裏に弘法大師御廟(ごびょう)があり、そこが弘法大使に一番近い所と言うことで
皆さんそこで線香をあげ般若心経を唱えておられたので私達も線香をあげ般若心経を唱えました。
四国八十八ヶ所巡礼を終えられた団体さんが沢山来ておられました。

奥の院は杉や檜が茂る中に20万基以上のお墓や供養塔が並んでいます。
有名な方では「織田信長」、「上杉謙信」のお墓や皆さんお馴染みの「ヤクルト」「福助」の供養塔など。
弘法大師の足下に眠れば極楽往生できるという信仰によるもので歴史上の人物のほとんどを見出すことができるそうです。
奥の院口から往復2キロあるんですよ。いい運動になります。


    



ここは奥の院口です。
私達は奥の院前から歩いて奥の院口に出てきました。  
よく歩きましたよー。


ちょっと草臥れたので喫茶店に入りました。
またまた中は外国の方ばかり。
お店の方も英語で・・凄いですね~。ここは何処???って感じ。


今日はこの辺で。
明日は一気に書きますね、おやすみなさ~い。。。

                                   --- つづく ---



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高野山の旅 - 1- 大変な出来事 が!

2016年04月08日 21時38分15秒 | お遍路

4月6日、7日で念願だった高野山に行ってきました。

ところが新大阪に着いてからが大変でした。

朝7時18分の新幹線に乗り新大阪に向かいました。
新大阪から地下鉄御堂筋線に乗り換え難波に向かう予定でした。
予定表もちゃんと作っていたのですが新大阪に着いた途端、
やまとくんがJRで難波に行った方がいいと言いだしました。
私もよく分からずやまとくんに従いました。
JRの電車に乗って行き先を見ても「難波」の文字がどこにもありません。
私は心配になり1週間前に買い替えたスマホを取りだし検索しました。
するとどうでしょう、今宮駅で乗り換えなければいけないじゃありませんか。
JRで行くと運賃は新幹線の切符で行けましたが時間がかかり過ぎ。
難波の駅に着いて今度は南海電鉄高野線まで移動しないといけません。
私は慌ててJRの駅員さんに聞くと南海電鉄まで10分くらいかかると言われ
やまとくんに「時間がないから走らないと間に合わないよ~」と

70歳近くのじいさんは大きなキャリーバックを引いて必死で付いて走りましたがなんと遅いこと!
「私先に行っとくね」と言って62歳のばあさんが駅の中を走りました。
南海電鉄道のサービスカウンターで予約していた切符を受け取らないといけなかったのです。
着いた時にはもうあと5分くらいしかありませんでした。
駅員さんに「乗り遅れたらどうなるの?」と聞きましたが返事はなし。そりゃそうだわね。
それからまた道を教えてもらって走りました。

電車の所に着いた時「高野山行きの電車が発車しまーす」とアナウンス。

あ~間に合った~。

あそこでスマホで調べていなかったら・・・
スマホに買い替えたのもこんなことが起きるからだったのか・・・

どこかで1分でももたもたしていたら乗り遅れていましたよ。
私はやまとくんに「私が走れ~と言ったから間に合ったでしょ!」と偉そげに言うと
やまとくんは「うんうん」と頷いていました。

それからは高野山までの電車の旅を楽しみました。
高野山に近くなると電車はゆっくりゆっくり山を登って行きます。

極楽橋からケーブルに乗り換えて5分、高野山駅に無事到着。

やれやれ、疲れた~!


                                          --- つづく ---

   

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やっと結願しました~!

2016年02月27日 19時31分29秒 | お遍路

平成24年4月21日から始まったお遍路。

平成28年2月26日結願。

3年と10ヶ月長かったような短かったような・・・

でも元気で結願できたことをやまとくんと喜んでいます。


     
家に帰って今までのことを思い出しあそこは良かったとか大変だったとか・・・

でも全部は思い出せませんけどね。

お遍路の本と私達が撮った写真を照らし合わせて思い出しています。

色んな方に出会いお話をした方は今でもはっきり覚えています。

これが一番の思い出かもしれません。

弘法大師様が出会いをくださったのかもしれませんね。




この方の柄杓はあちこちで見ました。
見つけると嬉しくなって使わせていただきました。
あやかりたいものです。


今回出会った方はお遍路をもう40回も巡っていると言われびっくりいたしました。

その方のお知り合いの方が来られお話しされているのを聞いていると

「〇〇さんに、出会ったよ。もう400回巡っておられる。お札をもらった・・・」と。

その方はお遍路仲間で有名らしいです。
やまとくんと私は400回と言う数字を聞きまたまたびっくり!

400回、何年かけて巡っておられるのでしょう?

何を思って巡っておられるのでしょう?

お会いしたかったなぁ。




納札(おさめふだ)と言うのがあって自分の名前を書いてお寺の本堂と大師堂に納めます。
(願い事を書いてもいい)

1回目~4回目までは白いお札。

そして緑 → 赤 → 銀 → 金 となり、錦札が100回以上を意味しているそうです。

100回以上巡っておられる方の錦札を貰ってお守りにされるそうです。

私達は貰うことはありませんでしたが。




今回も行く前に天気予報をチェックして行ったのですが24日に五色台で雪が降りました。




25日の朝は車の屋根に雪が少し積もっていました。





最後の88番「大窪寺」は山の中にありこれまた寒いのなんの。

でも心は達成感で一杯、涙がこぼれそうになりました。





      ① 山門を一礼して入る
② 手を清める
           ③ ロウソクと線香に火を付ける
      お賽銭をあげる
④ 読経をする



お参りを済ませ門を下りた所にお店があるのですが

そこのおばあさんがお接待をしてくださりショウガ湯を頂きました。

お接待を受け寒かった身体も心も暖かくなりました。感謝感謝です。

最後にとても寒いお遍路になりましたが風情があって良い思い出になりました。

この夜ホテルでやまとくんと結願の乾杯をしました。





結願したら次は88ヶ所を無事に巡拝することができた報告とお礼の為にお礼参りをします。

お礼に高野山へ行くのも、1番札所へ行くのも自由だそうです。

なかにはお礼参りに2回目のお遍路へ旅立つ方もおられるそうです。

私達も先のことは分かりませんが、今回は高野山にお礼参りに行こうと思います。

さてさて、まだ楽しみが残っていますよ。

一日も早くお礼参りをしたいと思っているなでしこでございます。。。


--- なでしこ ---



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