「なんで昨日それ履いてなかったの?」
と咲人が指したのは、私の履いている着圧ソックスだ。
土踏まずから太ももまである、ニーハイレギンス型のやつだ。
私はチラと自分の脚を見た。
ジーンズは履かず、下着とそれだけ履いている。
「別に…特に意味ないけど。普通お風呂上がりに履いてるし……」
「昨日の夜履いてれば良かったのに。それすごくセクシーだよ」
「そ?」
うん、と頷いたので、私はくるりと背を向けて後ろ姿も見せてあげた。
すぐに咲人はDamn…と声を上げた。
振り向くと目がお尻の形をしていた。
私はスーパーフラットな胸(笑)をしているが、お尻と太ももに全てのカロリーが集約されている。
咲人は背中から抱きついてきた。
「メイサ、今すぐまたしたいよ……」
「(えっまた!?) 寝不足だよ」
「構わないよ」
と言って私をベッドにうつ伏せに倒した。
咲人はしばらく私の背後を愛でた後、でももうアレがないだけど…と呟いた。
咲人はそういうところがちゃんとしていた。
私は言ってみた。
「いいよ」
振り向くと、咲人は、ダメって言えよ、と苦笑したので
「じゃぁダメ」と言って逃げてみた。
咲人は笑ってからかうなよ、と私を捕まえた。
ベッドの上で抱きしめられながら、私は思い出していた。
昨晩、咲人が私にした質問と
と、その前に彼が言ったこと。
その前に言ったことの方が気がかりだった。
「メイサ、君は俺と付き合う気がある?」
ちょいちょい、その前のやつよ!
実は彼、こんなことも言っていたのです。
「Meisa,I’m not silly. I know you have a boy...」
これは多分、雅留のことだと思う。(カテゴリからどうぞ)
なぜなら私が咲人に話した、私の国に住んでいる男の子っていうのは彼だけだし、
彼からセクシーなプレゼントをもらったのも話してあったから。
私が気になっていたのは、
咲人は私に彼氏だかそういうことするオトモダチだかがいると思っていて、
それでも私と情熱的な一夜を過ごしたんだよなぁ、ってことだ。
おまけに、「俺と楽しみたいだけ?」とも聞かれたし。
そう、付き合う気ある?と聞かれたはものの、
私はそれを告白だとまったく思っていなくて。
咲人に言わせれば、今まで幾度となくスキダと言ってきたし、
そんな質問までしたんだから、俺の気持ちはわかってるだろって事だったんだけど、
当の私ははっきりガッツリ言われないとわからないタイプで(本当に元お水か…?)……
咲人は雅留がいても気にしないってこと?
咲人は私と楽しみたかっただけなのかな?
付き合おうって言われてないしなぁ。
私は咲人のこと好きなんだけどなぁ。
と思っていたのであーーーーーる…………。
キスの合間に、私は聞いてみた。
ただちょっと甘えた遊びのつもりだった。
だって、いろいろ考えを巡らせてはいるものの、
もうラブラブな雰囲気だったんだもの。
「ね、咲人。私が他の男の子と寝たらヤキモチ妬く?」
咲人はウーン?と唸り、それ俺に言うの?と聞いた。
まぁそうだとしたら?と答えると…………
「俺は気にしないよ」
('◉⌓◉’)
「……。」
「それが君のしたいことなら、いいよ」
「……。」
「同じ街に住んでたら話は違うよ。でも俺は君の望みを止める気はないし……」
私は
ポロっ
と涙をこぼし始めた。
「!?メイサ…?」
「……咲人……どうして……する前にあんな質問したの?」
「え?」
確証はなかったけど
私のこと好きだから、付き合うかどうかって聞いたんじゃなかったの。
私が他の男に抱かれても平気なの?
私のこと、独占したいとか、大切にしたいとか、
特別に思ってないの?
胸の中に暗い波が押し寄せては引いて
海原が荒れに荒れていた。
あんなに大好きだと口付けた横顔が、すごく遠くに感じる。
意味がわからない、そして、涙に少しうろたえたような、咲人の表情は
私の気持ちと全然寄り添っていなかった。
「それは、君の気持ちが知りたかったからだよ。
俺は君と付き合うなら毎日君に会いたいんだ。
今までみたいにテレビ電話するだけじゃない、声だけじゃない、
会って毎日抱きしめたいんだよ。
だから君に、俺の国に引っ越す準備はできてるのかって聞いたんだ」
(΄◉◞౪◟◉`)
……は?
えっ
えぇーーーーーーーーっっ!?!?!?
続きます!
と咲人が指したのは、私の履いている着圧ソックスだ。
土踏まずから太ももまである、ニーハイレギンス型のやつだ。
私はチラと自分の脚を見た。
ジーンズは履かず、下着とそれだけ履いている。
「別に…特に意味ないけど。普通お風呂上がりに履いてるし……」
「昨日の夜履いてれば良かったのに。それすごくセクシーだよ」
「そ?」
うん、と頷いたので、私はくるりと背を向けて後ろ姿も見せてあげた。
すぐに咲人はDamn…と声を上げた。
振り向くと目がお尻の形をしていた。
私はスーパーフラットな胸(笑)をしているが、お尻と太ももに全てのカロリーが集約されている。
咲人は背中から抱きついてきた。
「メイサ、今すぐまたしたいよ……」
「(えっまた!?) 寝不足だよ」
「構わないよ」
と言って私をベッドにうつ伏せに倒した。
咲人はしばらく私の背後を愛でた後、でももうアレがないだけど…と呟いた。
咲人はそういうところがちゃんとしていた。
私は言ってみた。
「いいよ」
振り向くと、咲人は、ダメって言えよ、と苦笑したので
「じゃぁダメ」と言って逃げてみた。
咲人は笑ってからかうなよ、と私を捕まえた。
ベッドの上で抱きしめられながら、私は思い出していた。
昨晩、咲人が私にした質問と
と、その前に彼が言ったこと。
その前に言ったことの方が気がかりだった。
「メイサ、君は俺と付き合う気がある?」
ちょいちょい、その前のやつよ!
実は彼、こんなことも言っていたのです。
「Meisa,I’m not silly. I know you have a boy...」
これは多分、雅留のことだと思う。(カテゴリからどうぞ)
なぜなら私が咲人に話した、私の国に住んでいる男の子っていうのは彼だけだし、
彼からセクシーなプレゼントをもらったのも話してあったから。
私が気になっていたのは、
咲人は私に彼氏だかそういうことするオトモダチだかがいると思っていて、
それでも私と情熱的な一夜を過ごしたんだよなぁ、ってことだ。
おまけに、「俺と楽しみたいだけ?」とも聞かれたし。
そう、付き合う気ある?と聞かれたはものの、
私はそれを告白だとまったく思っていなくて。
咲人に言わせれば、今まで幾度となくスキダと言ってきたし、
そんな質問までしたんだから、俺の気持ちはわかってるだろって事だったんだけど、
当の私ははっきりガッツリ言われないとわからないタイプで(本当に元お水か…?)……
咲人は雅留がいても気にしないってこと?
咲人は私と楽しみたかっただけなのかな?
付き合おうって言われてないしなぁ。
私は咲人のこと好きなんだけどなぁ。
と思っていたのであーーーーーる…………。
キスの合間に、私は聞いてみた。
ただちょっと甘えた遊びのつもりだった。
だって、いろいろ考えを巡らせてはいるものの、
もうラブラブな雰囲気だったんだもの。
「ね、咲人。私が他の男の子と寝たらヤキモチ妬く?」
咲人はウーン?と唸り、それ俺に言うの?と聞いた。
まぁそうだとしたら?と答えると…………
「俺は気にしないよ」
('◉⌓◉’)
「……。」
「それが君のしたいことなら、いいよ」
「……。」
「同じ街に住んでたら話は違うよ。でも俺は君の望みを止める気はないし……」
私は
ポロっ
と涙をこぼし始めた。
「!?メイサ…?」
「……咲人……どうして……する前にあんな質問したの?」
「え?」
確証はなかったけど
私のこと好きだから、付き合うかどうかって聞いたんじゃなかったの。
私が他の男に抱かれても平気なの?
私のこと、独占したいとか、大切にしたいとか、
特別に思ってないの?
胸の中に暗い波が押し寄せては引いて
海原が荒れに荒れていた。
あんなに大好きだと口付けた横顔が、すごく遠くに感じる。
意味がわからない、そして、涙に少しうろたえたような、咲人の表情は
私の気持ちと全然寄り添っていなかった。
「それは、君の気持ちが知りたかったからだよ。
俺は君と付き合うなら毎日君に会いたいんだ。
今までみたいにテレビ電話するだけじゃない、声だけじゃない、
会って毎日抱きしめたいんだよ。
だから君に、俺の国に引っ越す準備はできてるのかって聞いたんだ」
(΄◉◞౪◟◉`)
……は?
えっ
えぇーーーーーーーーっっ!?!?!?
続きます!
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