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苦労して編入させたのに、そこらの公立と変わらない環境だなんて

2013年06月03日 18時11分43秒 | タイで子育て
先日記事にしたIさん、子供をウドンで一番進学校への合格者が多いアヌバーンウドン校へ編入させたが、子供が授業に付いて行けないと担任の先生から指摘されて、心配なのでそっと授業を観に行ったそうだ。そこで見たのは私語が止まらない授業風景。前の席の子供たちがギャーギャー騒いで、自分の子供も座っている後ろの席には先生の声が届かない状態だったそうだ。騒ぐ子に注意するでもなく、授業を進める先生。腹が立つが苦情を言っても子供の立場が悪くなるだけで改善は期待できないだろう。中学の進学校への合格者数がダントツに多いので私も娘を入れようかと検討したが、合格者数が多いのは児童数が多いのも理由の1つで1学年が15,6クラスあり、生徒数で割れば合格率は私立の人気校と同じようだ。公立だから授業料が不要なので、近所の子供たちも多いのが理由だと思うが、文房具等が毎日無くなるそうだ。私も息子が近所の公立校へ通った時も同じだったが、借りても返す習慣がないから毎日のように文房具屋へ買いに行ってた。Iさんは気分が悪くてもう我慢できないと言っているので、元の私立へ戻りたいなら一緒に頼みに行くので相談してくれと妻が話していた。
もう一人幼稚園の同級生の男の子も2年前にアヌバーンウドン校へ転校した。公立は1年早く入学できないので、幼稚園の年長組を新しい学校でもう1回やって、今年から1年生だ。送迎していたおばあちゃんとよく話していて、そのおばあちゃんが先日園芸市に来られたので妻が話したそうだが、中学への合格者数が多いので転校させてみたものの、期待したほどの成果は出なく、元の学校へ戻すと言うおばあちゃんと戻させないというおじいちゃんで喧嘩になっているらしい。生徒の半数近くがアヌバーンウドン校出身な中学へ通う息子へ尋ねると、他人の鞄を開けて物を取るくらい平気でする生徒が居て、注意すると何が悪いと言うくらい常識が違う生徒も居るらしい。まあそれは極端でも、やはりお行儀が悪い生徒が目立つそうだ。
息子が中学を受験する時に、小学校の担任から環境が良い私立へ行くように薦められた。うちの息子は人に揉まれた経験が少ないので、公立の進学校だと苦労するだろうと言われた。一応私立も受験して合格したが、どうせ社会へ出ればお行儀が良い人ばかりではなく、いろいろな人達と一緒に生活しなければならないから、中学生から練習しろと公立へ行かせたのだ。今まで記事にもしたが、小学校の先生が言われたように色々な問題が起きた1年。ようやく慣れたところだ。
進学校への合格率が良いだけで、公立校へ入れると色々問題があるのだ。お金は掛かるが、子供が周囲に対処する力が付くまでは、環境が良い学校へ通わせたいと思った。もちろん公立の全てが環境が悪いとは言えないし、私立でも環境が悪い学校もあるのだが、子供を入れる前に十分確認するべきだろう。日本の常識が全く通じない世界があるのは私も経験済みだ。

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