ＴＯＴさん、やる気はありますか？

自宅の電話が使えないのを日曜に気付いた。受話器を上げてもツーという発信音が出ないのだ。もちろんそのままダイヤルしても繋がらない。携帯電話から自宅へ電話を入れると携帯側に呼び出し音は聞こえるのだが、自宅の電話のベルは鳴らない。電話回線を共用しているＡＤＳＬは使えるので、電話交換所から自宅までの電話回線に異常は無いようだ。故障の可能性があるのは、自宅の電話とＡＤＳＬを分岐するスプリッタから電話機側か、電話交換所内のＡＤＳＬ通信装置から電話交換機側となる。どちらが悪いか調べるために携帯電話から自宅へ電話を入れ、屋外の壁にある保安器と呼ぶ避雷装置で電話線をショートする。携帯から聞こえる呼び出し音が止まらないので、電話交換機からの電話線は我家まで繋がってないのが分かる。故障の原因は電話交換所内なのだ。
月曜の朝にＴＯＴ（地域電話会社）のコールセンター１１００へ電話を入れ、自動応答ガイダンスに沿って故障した電話番号と連絡先である携帯の電話番号を入れるが、折り返し電話しますとアナウンスがあっても翌日まで掛かって来ない。いつも通りだ。火曜の午後にムアン（県の中心街）のＴＯＴへ出向いた。電話が故障していると伝えて電話番号を言うと、私が住む集落にある電話交換機が故障して、その交換機へ収容されている電話は全て通じないと言われた。私が知っているだけでも２日以上集落の電話が全く使えないのだ。今は携帯電話が普及しているので固定電話が故障しても困る人は少ないだろうが、それにしても回復まで時間が掛かり過ぎだろう。日本だと数時間使えないだけでも新聞やテレビで報道される。まあなんとのんびりしたことか。ＴＯＴさん、やる気はありますか？

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