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息子の軍事教練(ロードー)が修了

2018年01月17日 19時47分00秒 | タイで子育て
タイでは高校生になると志願制で選抜試験を受けて陸軍へ入隊し、週一回軍事教練を受ける事が出来る。この制度をロードーと呼んでいる。
息子は中学に入った頃からロードー合格を目指して毎日腹筋や腕立て伏せをしており、高校生になってすぐに行われた試験に合格。(↓は選抜試験を話題にした記事)

高校生になった息子が一番気に掛けたロードー
高校へ何とか滑り込んだ息子が一番気に掛けたのがロードーと呼ぶ軍事教練。高校で3年間、大学で2年間の訓練が設定してある。高校では週に1回訓練が有り、息子の学校ではその日は全校休校。ロードーは全員強制ではなく志願制であり、年間700バーツ弱の有料だし、訓練が行われる基地まで出向く必要もあるので、所得が少ない家庭や田舎の学校の生徒は受験しないようだが、息子の学校では男子生徒のほぼ全員が参加する。これは入試や就職の面接でロードーを終了したというのがポイントに加算......


3年の間には、厳しい訓練中に倒れて病院へ運ばれたり、激しい筋肉痛で歩けなくなったり等と色々あったが、先週1週間はノンブアランプ県の演習場でキャンプをしながら最後の訓練。発破を掛けられながら鉄条網の下を這い回り、山を駆け巡り、鶏の解体調理や訓練用の催涙ガスが充満した大型テント内でガスマスクを外しての脱出訓練をやり、射撃訓練ではいつもの火薬が少ない訓練用ではなく戦闘用の実弾を使っての100mの射撃だったそうだ。息子はモード切り替えレバーをSAFEからSEMIへ入れるところをAUTOへ入れてしまったそうで、引き金を引くと単発ではなく連射だったので驚いたらしい。迫力ある射撃と元気いっぱいに走り回る姿を見て、訓練中は教官から「ランボー」と呼ばれたとご機嫌だったが、息子は運動能力の高いデブw。

  

左の写真のランボーよりも、右の豚のイラストが・・www。
3年間で肉体も鍛えられたが、軍隊式の厳しい上下関係で躾けられ、精神的にも強くなった。週1の訓練で学習時間はかなり食われたが、それ以上の価値が有ったと私は評価している。大学生になっても2年間の訓練が有り、大学入試が済んで進路が決まれば考えたいと息子は言っている。
タイには徴兵制があり、男の子はくじ引きで徴兵されるが、高校生の時に軍事教練を済ませておくと、徴兵された新兵より既に階級は上であり、徴兵対象にはなるが、短期の集合訓練後に予備役の様な扱いになるらしい。
片親がラオスやベトナム人の子供は入隊が難しいが、片親が日本人は特に問題無く入隊できる。体育会系以上の厳しい世界だが、修了すれば進学や就職で有利と言われている。高校生になるお子さんをお持ちの方は薦められてはいかがだろうか?

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