どこの国でも食事は音を立てずに食べるものだが、日本で麺類をズルズルと啜る様に、タイでも「ジュッ」と吸い付いて食べる料理があるので紹介したい。
一般にはゲーン ホイコムと言うタニシのゲーン(辛味のある煮物)で、泥抜きしたタニシをパラー(発酵した魚の調味料)や唐辛子やハーブで味付けして煮てあり、我家の周りではホイ(貝)チュップ(キス💋)と呼んでいる。
一般にはゲーン ホイコムと言うタニシのゲーン(辛味のある煮物)で、泥抜きしたタニシをパラー(発酵した魚の調味料)や唐辛子やハーブで味付けして煮てあり、我家の周りではホイ(貝)チュップ(キス💋)と呼んでいる。
チュップ(キス)と付いている理由は、貝へ口を付けてチュッと吸い込んで身を取り出す食べ方だろう。
吸って身を取り出し易い様に渦を巻いた貝殻の上側(渦の中心)を包丁で割ってある。
貝へ口を付けて「ジュッ」と吸い出して食べる様子は、日本人が麺類を「ズルズル」啜るのと同様にお行儀が悪く見えるが、これが伝統的な食べ方。w
妻へお行儀の良い食べ方を尋ねると「爪楊枝で取り出したら?」と言うので試したが、効率が悪すぎて面倒になる。
「家庭料理であって、お店で食べる料理じゃないから…」と妻は言う。
酒のつまみにも最高で、我が家では人気のある料理だが、タニシの育った環境が悪かったり泥抜きが不十分だと臭くて食べれない事も。調味料のパラーの質も大切で、市場の調理済を買ってきた時は決して手を出さない私。w
美味しく作るには、とても手間が掛かるのだ。
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(T_T)
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冒険して(笑い)何となく危ない貝類を食べて仕事が出来ない、と言うのは避けたい一心。
それで日本のアオヤギの様な貝も生ガキにも手を出したことは有りません。
この料理は火がしっかり通っているようですが、
或る時、食中毒が出た、名前は忘れましたが、BKKの大きな交差点に有った、
海鮮料理店に行かない様に、一緒に働いていた短期出張者に注意を出したのに😂
「根拠なき自信家」が挑戦して、内一人は入院~大騒動でした😂
子供の頃、田舎の湖沼や田圃には「タニシ」が沢山居ましたが、今は殆ど居ません。
代わりでもないですが、南方から来た草の茎に赤い卵を産むタニシが、
千葉の田圃では沢山います🐚
私のお腹は鍛錬が足りないらしく、外食でお腹を下す事が多いですから、出来るだけ冒険は控える様にしてます。
今回のタニシは臭いが無くて泥抜きもしっかりされてまして、妻がしっかりチェックしてかってきました。
それをしっかり洗って貝殻の表面の汚れを取り除き、一つ一つの殻へ穴を開けて身を吸い込み易くする。
愛する家族の為以外にこんな面倒な料理は作れないかも?
既製品は別の料理の様に不味くて食べられませんでした。
タニシは淡水育ちですから、加熱が足りないと寄生虫の危険があります。
肺へ虫が住み着いて咳が止まらなくなったりです。
我が家の周りも赤い卵を産む巻き貝が多かったですが、動物園で殖やして放鳥されたコウノトリの群れが来て全部食べてくれました。
生態系のバランスが大切ですね。
私は絶対に食べませんよ、ホイケンで死にかかってから貝は封印してます
ベトナムからタイに移住した女性ユーチューバーの動画を見てたら、スキーを食べるのにズズ、ズズと音がしてるのでコメントで「音は周囲の注目を浴びます」といらん世話で教えて進ぜました
まあ沈没爺のボボーーーー!っていうバキューム音よりは遥かにマシですが笑
貝はあたると怖いらしいですね。
妻との結婚の許しを得に、最初に行ったのがコンケンの郊外にある伯父さんの家でして、夕食がホイケンの湯通し。
内陸部なのに海の貝で鮮度は期待できませんし、ヘドロの様な酷い臭い。
これは食えないなぁと思いましたが、他に食べるもの無し。
一口だけ食べて、ヤッパリ無理と思ったのでそっと吐き出し、ビールで腹を満たしました。
政府でも衛生度が問題視されたからか、この数年で流通が大きく改善しまして、最近は全く臭いがありませんし、生でも食べれそうな雰囲気。
タニシの方はしっかりした選別眼を持たないと汚い池のも流通してます。
麺類は妻や娘から睨まれるのでタイ式に食べてますが、ホイチュップの食べ方を知った時はチャンスとばかりに「お行儀が悪いから爪楊枝で食べたら?」と家族を攻めてやりました。www