(1986年)マラドーナの「神の手」と「五人抜き」
サッカーW杯メキシコ大会準々決勝、アルゼンチン対イングランド戦。
この試合でマラドーナがハンドで決めたゴールを、自身の発言から一般に「神の手ゴール」と呼ぶようになった。
また、その得点の直後、イングランドの五人の選手をかわしゴールを決めたプレーは更に鮮烈で、「神の手」と共にその「五人抜き」は伝説として語られている。
今なら他の試合そっちのけで、連日こればかりテレビで特集されるだろう。
あの頃の日本では、(サッカーが好きな人は別として)それなりに注目されたニュースではあったが、それでも番組のスポーツコーナーで取り上げられた程度だったように記憶する。
W杯というと、普段サッカーに興味のない人まで熱狂する今日からすると隔世の感がある。