(1944年)対馬丸事件
1944年8月20日、非戦闘員である老人や女性・学童を疎開させる目的で台風による暴風雨の中、沖縄から長崎へ向け出発。
8月22日、鹿児島県トカラ列島悪石島沖を航行中、米海軍潜水艦ボーフィンが発した魚雷が命中し船は沈没、乗員乗客合わせて1418名が死亡した(これは氏名が判明している限りの数字で、正確な犠牲者の数は現在も確定していない)。
潜水艦ボーフィンは「真珠湾攻撃の復讐者」として現在もハワイの資料館に展示されている。
それがアメリカ側の(アメリカ政府の、と言った方が適切か)本心だろう。
せいぜい不幸な悲劇ぐらいにしか考えてはいまい。
どんなに非人道的な行いをしても、戦勝者の案件は不問に付される。
それが現実だ。