3月5日日曜日に、同僚面々とイシモチ釣りに行ってきました。
冬眠期間中にあぁでもない、こうでもない。と、思いを募らせ臨む特別な気分。
当日は終日曇りがちで、北風もやや強く寒い一日でしたが、魚は同行者それぞれが平均的に釣れ、血抜きしたイシモチの食味を楽しんでいただけたようです。
当日の潮回り
春の大潮、干満の差が大きいです。
出船7:30。向かうは本牧沖。
8時には実釣開始、13時頃が沖上がりの予定。
空には厚めの雲がかかり、北風もやや強め。晴れ間も出る予報だったのですが最後まで曇り空の一日でした。
こちらは同行者含め10名の大所帯。
日曜日という事もあり、満員御礼の船上で左舷一列を確保しました。
船酔い懸念の方をオオドモに着座いただきましたが、もう一人お子さんへの配慮が足らなかったと今にして思うと反省。
◇当日のタックル◇
ロッド:シマノ ライトゲームBB TYPE82 H190
リール:KEN Craft ピナクルビジョンVSRT10 Powered by GOMEXUS
ライン:棚センサーブライトネオ+Si2 2号150m (24Lb/11.0kg)
◇長男坊のタックル◇
ロッド:プロマリン ボートストライカー3 64-30-210
リール:シマノ リール 12 幻風 タイプG 301 Powered by GOMEXUS
ライン:棚センサーブライトネオ+Si2 2号100m (24Lb/11.0kg)
オモリは30号で統一。仕掛けは、自作した2本針の物を皆さんに配布して利用。
餌は配布される青イソメ。なお、黒川丸さんではライトアジ釣りの際、以前は無料で赤タンとイソメを提供してくださってましたが、世の中の情勢もありイソメについては200円のお支払いが必要になったので一応書いておきます。(ライトアジ釣りの場合です、イシモチ釣りは乗船代に含まれております)
ポイント到着して、なんやかんやしてる間にオオドモのわさびっちさんが早々に竿をしならせてます。
船酔いの心配をよそに、釣りまくる同行者。
昨秋の釣りでは船酔いでほぼ釣りにならなかったのですが、2回目にして素質開花。冬場は近くの湖でワカサギを束釣りする位の腕の持ち主ですから、船酔いさえなければ上達も早いでしょうね〜。
柔らかめの竿の方が向いていると言われるイシモチですが、自分は釣る楽しみを優先したので、やや先調子よりのゲームロッド。前アタリからゆっくり大きく聞きアワセを入れて針掛かりした時の楽しさはなかなか。しっかり上顎にフッキングしていれば喜びも増します。
もちろん、そんなセッティングなので早アワセでバラしてしまうこともあるんですが、この感覚を続けてないとライトアジの時にバラし多発しちゃう気がして。
一人異次元の速度で釣っていきますが、後半はダウン。
良い型ですね!
日を通してバリバリの高活性にはならず、飽きない程度の拾い釣り。良いときだと一荷(ダブル)もある釣りですが、この日は一尾一尾を大事に釣る感じでした。
同行者で虫エサが苦手な方がいたので、パワーイソメを使ってもらいましたが、比重の違いなのかオマツリが少し増えたかもしれません。また、喰いに関しても活餌には及ばないと見受けられました。
釣れるイシモチは小型は交じる程度、25センチ程度を中心に大きいものだと30センチオーバーも混ざります。
当日はダブルが出ず、釣果を伸ばすのも苦労しました。
水深は25メーター前後で浅めなので、魚の強烈な引きを楽しめます。
長男坊、我が家では今日イチ。30cmオーバー。
ハンドル交換したリールで違和感なく(そりゃまぁ)釣りを満喫。
さて釣果。(敬称略)
グループでは平均的に釣れました(お子さんのうち1名は睡眠、1名はやったりやらなかったり)。竿頭の方が56尾、2番手45尾だったようです。
帰り支度の際、船室にあった荷物を同行者のものと思い込んで持ち出そうとしてしまいました。御本人からすぐにご指摘いただいて事なきを得ましたが、申し訳ないことをしたと反省しております。
帰宅。血抜きはしてありますが、翌日が生ゴミの回収日約50尾の下処理だけは急がねば。
またしても水産加工場にならざるを得ない釣果。
塩焼きの途中で、すでに良い香り~。
完成。
ムニエル。レモンとか欲しかったけど・・・。
この出汁がサイコーに美味しい。
炙り刺し。
こんなものを口にしちゃうから、捌くのが遅くなるけど、それも楽しみ。甘口だったので、次回から辛口一択にします。
長男坊が参戦しウロコ剥がしをしてくれて、助かりました。
中型はおろした後に
味噌粕漬けで寝かせます。
当日調理はここまで!
2日目の夕飯のおかずはこんな感じに。
酒蒸し+中華風ネギだれで!インパクトのある味に変身。
味噌粕漬け、焦げちゃうのはしょうがない。だって味噌粕漬けだもの。
初日は皮を引かずに炙りでしたが、今日は刺身に。甘いねぇ。
カルパッチョォ♪って、言ってみたくなったので作りました。カルパッチョ。
娘は塩焼きが大好きなので、今日も焼く。時間を置かなかったので塩強め。
3日目の食卓を飾ったのは
タイめし、ならぬ イシモチ飯。焼いたイシモチ土鍋に入れて~♪
三つ葉がなかったのでジャパニーズ合法ハーブのシソと、刻みショウガを散らして完成!
次なるメニューは
きのこと香味野菜をつかったイシモチのカルトッチョ
オーブン利用 230度で13分
開封直後の湯気が良い
カルトッチョって、包み焼きの事です。
白身の魚でも、間違いなく美味しい魚の部類に入るイシモチ。
癖のない味なのでどんな調理方法でも美味しく食べられるのが良いです。
市場では活〆したものは出回らないので、価格も安く人気もイマイチですが、釣ったそばから血抜きをして〆たイシモチ全く別物。ぜひ、食べて欲しい魚です。