GW明けの5月8日(月)に小柴港の「三喜丸」さんへ。初訪問となる今回は、LTアジ釣りで利用させていただきました。
当初予定していたのは、葉山鐙摺港の「愛正丸」さんだったのですが、日が近づくにつれ天気予報がどんどん悪い方へ・・・。
Yahoo!天気より抜粋
雨はまぁしょうがないとして、気温が前日比でダダ下がりなので北風想定。
それでも、まだ行けるっしょと良い方にしか考えない釣り人の性。
Yahoo!天気より抜粋
6日時点の天気図。。。
低気圧がおそらく当日には発達して現地を襲うんだろうなぁ、やばいなぁ。季節が違ったら高気圧との気圧差考えればプチ台風だなぁ、これじゃぁ釣り友誘えんなぁ・・、とか。
前日のSCW
相模湾は出船時間はどかぁん!と、南寄りの強風。東京湾も湾口部が北に開いているので大差なし。
というわけで、前日20時に船宿さんから出船中止のお知らせがありました。当然と言えば当然ですが1か月前から予約していただけに残念無念。
まぁ、中止は想定していたのでリカバリ(天気は変わらないのですが)プランへ。羽田の「かみや」さんは20時までに予約者集まらず休船。八景の「黒川丸」さんは、当初より8日はお休み。
以前から気になっていた「三喜丸」さん。LTアジ釣りに出船確定と表記されてました。夕方に確認したところ「空いているので前日までの予約無しでも当日乗船できます」とお返事いただいたので訪問決定です。いやぁ、ほんとに感謝しかない気分で当日を迎えました。
お店のシステムとしては、車で伺う際は船宿の受付(船着き場)裏手にある門から入って、荷物を降ろしてから港の駐車場へ移動との事だったのですが、土砂降りの雨の中、裏門が結局わからず正門から入ってしまいました。船着き場付近はすれ違いの出来ない道幅だったので、混雑時は要注意ですね。次回からは間違わないようにします。
受付を済ませ、出船までサービスのコーヒーを頂きつつ。ご主人との会話を楽しみます。この雨の中釣りに来る方々ですから、相当のメンツなんだろうと思ってましたが、結果でそれが証明されました。結果はのちほど・・・。
解像度落としても、一目でわかる土砂降り。
右舷側にスタッフの方が荷物を移動しておいて下さいました。
船は座席の奥行きもある大型船。シケ気味の中疲労が軽減されました。
右舷向けセッティング。受太郎は出番がほとんどなく途中で外しました。
リールはこの子。本格運用スタートです。
◇当日のタックル◇
ロッド:アルファタックル FuneTatsu ライトゲーム73-195ML
リール:KEN Craft ピナクルビジョンVST10SP
ライン:棚センサーブライトネオ+Si2 2号150m (24Lb/11.0kg)
40号ライトタックルビシ
土砂降りの雨の中、周りの景色も霞んでいて見えず、どのポイントで釣りをしているのかもわからなかったのですが、釣果情報によると小柴沖(水深20m~30m)で実釣開始したそうです。
強風、土砂降りと共に、潮もキツく、船尾側へ仕掛けが流されます。釣り辛い状況ですが、タナが合えばしっかりと食ってくるので釣果はそれなりに伸びます。(早々にツ抜けして、
先日のリベンジ達成した気分)
ただし、出船前にご主人とお話した際に、赤クラゲが多いとの事だったのですが、まさにそれ。竿先にズーンと感じる重みの後は、仕掛けが赤クラゲでやられている事多数。出船前に、ご主人からいただいたメラミンスポンジが役立ちました。(こういうの素敵です)
すぐにこんな風になる。
釣れてくるアジは20cm前後。アジフライに良いサイズが中心でした。
三喜丸さんは居付きのアジを釣らせるのが得意と聞いておりましたが、その通り。
船長もこの天候の中、一発でポイントに止めたのには恐れ入りました。
かわいらしいサイズも交じりますが身の厚みがありまさに東京湾の黄金アジ。
綺麗だなぁ、輝いてるなぁ!
水は実釣中はずっと出していてくれました。本当、こういう配慮ができる船宿さんなんだなぁと思いました。
アタリが遠のいてきたので移動。ピンポイントで狙いますが反応が弱いのか、八の字かいてから竿を出す前にどんどん移動。(これも嬉しい)
風陰となる見慣れたバース内のポイントに入り、納竿時間まで釣らせてもらいました。
雨も上がり、カサゴ混じりで楽しみました。
よく見る景色ですね~。
釣果アジ39尾、カサゴ7尾。
そして・・・、竿頭の方171尾、2番手の方157尾。
釣り方も拝見してましたが、いやぁ凄い。船も空いていて釣り客同士の距離がある分、ご自身のコマセワークのみで魚を寄せて、しっかり掛ける。さらに、ダブルやトリプルも狙って釣る。いいもの見させていただきました!
反省材料としては、天秤が潮にかなり流されてしまっていた点。
今回は弓形天秤を使用しましたが、糸巻加工部分が潮を受けていたようでした。
こんな時はストレート天秤で、なるべく負荷を減らす事を考えないといけなかったですね。
船中6名(+中乗りさん1名)でしたが、スソが20尾。自分は下から3番目みたいです。上からだったら4番目。手練揃いでしたから、中乗りさんも竿をだされていて、恐らく束釣りはしていたかと思います。
13時終了のショート釣りでしたので、帰路も空いていて16時前には帰宅。
後は思う存分、料理を楽しみました。
脂も随分と乗ってきて極上のアジでした。
カサゴのから揚げ
ゴマアジ
食前酒
アラの味噌汁
塩焼き
実家で作った、カサゴの煮つけ
実家で作ったお刺身
自宅で楽しんだなめろう&お刺身
海釣り歴20年を超えておりますが、今回初めて知った包丁を使わないアジの下拵え。こちらのYouTubeを参考にさせていただきました。
三喜丸直伝『女将さんのお魚教室 アジ編』
残っていた9尾が10分もかからずに綺麗に!
ウイングもから揚げにして食べれます。
初めての船宿さんで勝手がわからずご迷惑をおかけした点もあったと思いますが、悪天候の中楽しませていただけた事、心から感謝です!