冒険活劇文庫創刊2号目に登場したのが、皆さんご存知の小松崎茂先生・地球SOSである。
今日の画像は、少年画報大全の特集05
小松崎茂地球SOS
21世紀を予言した空想科学の世界
と題した4ページのうち最初の2ページである。
小松崎茂先生は、3月のご自宅でのインタビューから9ヶ月後におなくなりになられてしまわれたが、少年画報大全の中では、いつまでも変わらぬ現役の姿のまま絵を描き続けている。
私のインタービューに対して、
いい少年雑誌が出来れば・・・
と日本のモラルについてや、当時の読者に対する思いを語ってくれました。
以下(少年画報大全・2001年7月発売)より。
(地球SOS)
昭和23年2号(10月号)~昭和26年10月号(全38話未完)
(草原の覇者)
昭和29年1月号~昭和30年1月号(全11話途中2回休載)
(氷獣ドライス)原作/久米元一
昭和32年4月号~昭和33年3月号(全12話)
懐かしき空想科学の絵物語
挿絵画家として戦前から活躍した小松崎茂は、(冒険活劇文庫)が創刊されると第2号から(地球SOS)の連載を開始。
21世紀を舞台に描いた(地球SOS)はまたたく間に少年読者の心を捉え、毎号巻頭2色を飾る人気作となる。
(黄金バット)の毎回4P連載に対し、(地球SOS)は当初から6~7P、多い時には13~14Pにも渡って話が進んでいく。
敗戦間もない日本の子ども達にとって21世紀の未来は科学が発達した文明社会であり、自分達がその世界を築いていく夢や希望にあふれていた世界としてうけとめていたのだろう。
当時の新聞にUFOの目撃談が掲載され、(地球SOS)のなかにも紹介されたバグア彗星人の存在は、よりリアルに感じられたことだろう。
人類がまだ月や火星へ到着する前の話である。
(草原の覇者)は(大平原児)など西部劇をも得意とした小松崎の知られざる名作のひとつである。
(氷獣ドライス)は小説の挿し絵であり、以降は長期間に渡り巻頭の(少画シネラマ画集)などで活躍していくことになる。
86歳を迎えた現在も尚、現役である。(本間)
今日の画像は、少年画報大全の特集05
小松崎茂地球SOS
21世紀を予言した空想科学の世界
と題した4ページのうち最初の2ページである。
小松崎茂先生は、3月のご自宅でのインタビューから9ヶ月後におなくなりになられてしまわれたが、少年画報大全の中では、いつまでも変わらぬ現役の姿のまま絵を描き続けている。
私のインタービューに対して、
いい少年雑誌が出来れば・・・
と日本のモラルについてや、当時の読者に対する思いを語ってくれました。
以下(少年画報大全・2001年7月発売)より。
(地球SOS)
昭和23年2号(10月号)~昭和26年10月号(全38話未完)
(草原の覇者)
昭和29年1月号~昭和30年1月号(全11話途中2回休載)
(氷獣ドライス)原作/久米元一
昭和32年4月号~昭和33年3月号(全12話)
懐かしき空想科学の絵物語
挿絵画家として戦前から活躍した小松崎茂は、(冒険活劇文庫)が創刊されると第2号から(地球SOS)の連載を開始。
21世紀を舞台に描いた(地球SOS)はまたたく間に少年読者の心を捉え、毎号巻頭2色を飾る人気作となる。
(黄金バット)の毎回4P連載に対し、(地球SOS)は当初から6~7P、多い時には13~14Pにも渡って話が進んでいく。
敗戦間もない日本の子ども達にとって21世紀の未来は科学が発達した文明社会であり、自分達がその世界を築いていく夢や希望にあふれていた世界としてうけとめていたのだろう。
当時の新聞にUFOの目撃談が掲載され、(地球SOS)のなかにも紹介されたバグア彗星人の存在は、よりリアルに感じられたことだろう。
人類がまだ月や火星へ到着する前の話である。
(草原の覇者)は(大平原児)など西部劇をも得意とした小松崎の知られざる名作のひとつである。
(氷獣ドライス)は小説の挿し絵であり、以降は長期間に渡り巻頭の(少画シネラマ画集)などで活躍していくことになる。
86歳を迎えた現在も尚、現役である。(本間)
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