祝!昭和百年!200万PV達成!漫画史研究家・本間正幸監修【少年画報大全】(少年画報社・現在三刷)

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小池さんの奇妙な生活、後編です

2009-04-11 11:07:50 | 2001年夏「少年画報大全」(少年画報社)監修者への道
画像は、私がチクマ秀版社からもん・りいぶるシリーズを監修した際に付録の小冊子として作成したもの。2007年6月発行。
表紙のイラストは、映画黄色い涙でもイラストを書き下されていた関口シュン先生に頼んで描いて貰いました。
(トキワ荘の仲間は兄弟みたいなもの)
と題して、鈴木伸一さんのインタビュー記事を掲載。漫画ミュージアムに行こう!第三回
杉並アニメーションミュージアム
と題しての訪問ルポも収録してあります。

さて、松葉で少し遅めのお昼を食べた私達3人は、鈴木さんの案内で西武池袋線の椎名町へ向う。
公衆電話のある電話局まで出版社へ電話をかけに行った話や、石森先生が古本を買っていたお店があったり、と初めて聞く話ばかり。池袋へ行き、JRで上野へ。銀座線に乗換えて浅草、浅草寺の母子地蔵をお参りする。
そして、浅草ビューホテルのパーティー会場へ早目に着く。
パーティーが始まる前、早目に来ていた先生方に藤田さんを紹介し、ここで藤田さんとはお別れ。
私が鈴木さんのマネージャーの役割となる。
パーティーが始まる前にプレス発表があり、6時30分からパーティーは始まる。トキワ荘の記念碑除幕式とこのパーティーを掛け持ちして来ている人達もいて、今日は一日慌ただしくも楽しい一日なのだが、疲れる日でもある。
丸山さんは、夜のパーティー参加は断わったそうだが、私も最近風邪が長引き、子供の時以来の花粉症アレルギーと、気管支炎喘息が再発しそうな勢いで今回薬が処方されてたのでさすがに疲れてきた。
鈴木さんは、若く見えるが、1933年12月4日生まれだから75歳である。
トキワ荘の記念碑除幕式の取材を受け、私の8月15日のパーティーの掛け持ちは、私以上に疲れているはずだ。
杉並アニメーションミュージアムの館長を引き受けてから、以前にも増してマスコミの取材が増えたため、常にオーバーワーク気味とのこと。
本来のアニメーターとしてのスタジオゼロの仕事もあるので大変である。
人柄の良い鈴木さんは、こんな忙しい生活をしているだなんて普段そんなことは一言も言わない。
トキワ荘がらみの取材や、日本のアニメのため、いつも笑顔で皆に対応している。
ラーメン大好き小池さんのモデルの鈴木伸一さんは、本当に素敵で魅力的な人だ。
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