ケ時々ハレ・2

楽しむために、「晴れ」のために「褻」を生きてます。左脚も人工股関節にしました。右人工股関節はライト、左はエルといいます。

7月21日(月) 「ボビー・フィッシャーはパサデナに住んでいる」

2014-07-21 23:13:13 | 演劇
術後、初観劇~!

入院中に夫が
「これ観たいんだけど行けそう?」
とチラシを持って来た芝居。








「ボビー・フィッシャーはパサデナに住んでいる」を観て来た。

中嶋しゅうさんの出ている芝居。

ちなみにこの絵は、那須さんのお嬢さんがお母様を描いたものだそうです。

シアター風姿花伝は、ちょっと遠かった。
いや、遠くはないけど行きにくい場所だった。

最寄り駅から(普通の人で)徒歩12分。
私は20分ぐらいはかかったかな。

厳しい暑さで遭難しそうになり、夫に当たり散らしていたら、今日のアフタートークのゲストがなんと!









機嫌なおりました。

さらに客席に座ってからも、ちょっと夫に文句を言ってたら私の隣に鷲尾さんがいらした。

鷲尾さんの前に出ると、私はとってもお行儀のいい女子高生のようになる。

一番ホッとしたのは夫だと思います。

鷲尾さんと会うのは、2012年12月の6-dim+ライブ以来。

醜い我が身が恥ずかしかった。

「ボビー・フィッシャーはパサデナに住んでいる」、凄かったです。

しゅうさん、増子倭文江さん、那須佐代子さん、前田一世さん、みんな凄かった。

観ているだけで心身ともに消耗する激しい舞台。
重いし、痛いし、苦しいし、エンドレスだし、何かと我が家と重なるし。

出演者はもっと消耗することでしょう。

那須さん演じる娘が、登場した時から不愉快な態度。

だんだんに酔っぱらって、しゅうさんの父親にからむ場面は迫力があった。

病気の息子より、この娘の方が手に負えない感じ。

息子の前田さんがまた、かわいらしいんだ。
なんとかしてあげたくなる。

増子さんは、最後にはすっかり娘の命をあきらめたような表情をする。

あきらめざるを得ない母親の苦しみがわかる。

きれいで華やかだった母親が、憔悴して、それでも娘への愛情を吐露して去って行く。

報われないエンディングだが、アフタートークで現れた増子さんが一段ときれいで感動した。

ゲストの鷲尾さんの感想もおもしろかった。

ズドーン!と来る芝居です。
4人の出演者がすばらしい。

7月30日まで上演中です。

しゅうさんに3年半ぶりに会った。

帰り道は、ずっと芝居の話をしていた。

たぶん夫が行きたいと言わなければ、私からは行こうとは思わないだろう芝居だけど、そういう出会いもあっていいな~。

3日連続のお出かけで、両脚の筋がビキビキ痛む。
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6月14日(金) 劇団河馬壱公演

2013-08-16 20:10:23 | 演劇
終業後、ウッディシアター中目黒へ、劇団河馬壱の公演
「荒地伯ゴッケルの試練或いは伯爵令嬢は如何にして両親に天国と地獄を見せたか」
を観に行った。

大方の河馬壱の皆さんとは5年ぶり。

ニューヨークから一時帰国中のNYQPに会うのは8年ぶりぐらい。

入院中に見舞いに来てくれたハーミアとも5年ぶり。

演出の順子さんは、去年ワタリーショップを観に来てくれているので1年ぶり。

32年ぶりに会う後輩が出演していたり、34年ぶりぐらいの先輩に会えたり。

「荒地伯ゴッケルの試練或いは伯爵令嬢は如何にして両親に天国と地獄を見せたか」は、なんだか素敵な物語だった。

登場人物の名前がゴッケルとかヒンケルとかガッケライアとか魅力的。

オーカッサンとニコレットを思い出す雰囲気。

惜しみなく歌ってくれて、踊ってくれて、観ていて楽しい。
(あなたの想像している『踊り』とは違います)

特に好きだったのは、ヒンケルの悪事を暴く鳥たちの裁判シーン。

それから失踪したガッケライアを輪唱で探すシーン。

1人の役者がひとつの役をやるわけではなく、自然発生的に(のように見える)、さっきはガッケライアだった人がゴッケルになったり、またヒンケルになったりする。

それが小道具一つで、今誰をやっているのかがわかる。

なんだか河馬壱を観ると、いつも自分がとるに足りないつまらない馬鹿者であるように感じられ、恥ずかしくなる。

この人たちと、昔一緒に芝居をしたことがあるなんて信じられない。

私もちゃんと何かしたいぞ。

中目黒から自宅の最寄り駅まで20分で着いたのでびっくり!
東横線と副都心線のフュージョンすごいね!

「総合診療医ドクターG」に出ていた研修医の1人が、喜納蒹徳さん(アル中の精神科の医者♪)にソックリだった。
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6月1日(土) インプロバトルロワイヤル

2013-08-16 19:33:22 | 演劇
仕事は比較的スムーズに終わった。

新宿三丁目で夫と待ち合わせ、space雑遊へ。

みくみんとえこちゃんが出るPlatformのインプロバトルロワイヤルを観に行った。

要するに、インプロでバトルロワイヤルをするわけなのだが、事前に観客に優勝者(最後まで生き残る人)を予想させる。
もちろんインプロなので、出演者たちにも何がどうなるかわからない。

えいちゃんの殺人犯の時も、京ちゃんの人狼の時も、
「チケットを頼んだ相手が怪しい」というジンクスが私にはある。

それなのに、えこちゃん優勝と予想してしまった。

結果は、みくみん優勝。
(チケットを頼んだのはみくみん)

このジンクス忘れないようにしよう。

BRが始まった時には誰も殺し合いする気はなかったのに、ちゃんと誰かを殺すまでの納得できる状況ができてから殺していた。
これ、ただ意味もなく殺していったらつまんないもんね。

即興ピアニストの方がすごくじょうずで、しばしばその指先に注目してしまった。

とししも観に来ていたよ。

終演後、北海道展に寄る。
時鮭入りのカムイラーメンおいしい。

ソフトクリームは新しい店が出ていたが、濃厚ソフトクリームで私の好みではなかった。

やっぱり1月にしか出店しないファームデザインズのソフトクリームが一番おいしい

19階のコールセンターで一緒に働いていた方に会った。
1年4ヶ月だけだったけど、あそこの人たちは皆なつかしい。

週に3日もお休みがあった当時の自分の優雅さもうらやましい。

今日は義母の80歳の誕生日。
夫と娘と3人で電話をしました。
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2011年11月5日(土) 「キズ絆」

2013-08-05 20:39:36 | 演劇
12時10分まで仕事。
ジェイライブの翌日は眠い。
前夜2時頃まで興奮しているから。

仕事の後、銀座みゆき館へマサヒロの立ち上げた劇団A計劃の芝居「キズ絆」を観に行く。

「キズバン」って読むんだったのね。
「キズきずな」ってなんだろうと思っていた。

みゆき館、最後に来たの何十年前だろう。
確か、NLTの芝居で鷲尾さんが出ていたと思うが。

和式トイレしかなかったという罠。

昔来ていた頃は和式でも全然困らない身体だったのだな。

もちろんチャレンジした。
代々木公園での6-dim+とのお花見に続き、2度目の和式トイレ、なんとか成功!
でも体重が増えているから少し怖いよ。

マサヒロの芝居はおもしろかった。

マサヒロが輝いていた。

ストーリーもおもしろかったし、落ちも好きなタイプのものだった。

マサヒロがどんどん有能な探偵に見えて来たし、
別れた奥さんとの間にある屈折した感情も色っぽかった。

観られてよかった。
余裕があったら、夫とも行きたかった。

洋式トイレを求めてまっすぐ帰宅。

食べ物の量に気をつけるようになってからムネヤケがする。
常に満腹でいようとするのは、間違っているんだろうけど。

「ステキな隠し撮り」を見るのを楽しみにしていたのに、8時頃から爆睡。

娘が帰宅したのにも気づかなかった。

仕事のある土曜日は疲れるね。
特に第5土曜日の次に第1土曜日が来て、連続出勤になると最悪。

目が覚めたのは11時間後だった。
また寝よう。

たった1日の貴重なお休み。
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2011年10月7日(金) 「あとは野となれ山となれ」

2013-07-30 09:50:26 | 演劇
本多劇場へトム・プロジェクトの「あとは野となれ山となれ」を観に行った。

出演は、竹下景子、宇梶剛士、岸田茜の3人。

プロの女優なので、もう名前を出しちゃいますが、この岸田茜ちゃんが、入院中隣のベッドだったクリムゾンちゃんです。

すごく飛び跳ねます。
よく動く柔軟な身体。
得意のクラシックバレエで基本もしっかりしているし、何より美しくてキュートな上に賢い。

キャラもぴったりでした。

竹下景子さんはさすが。
要所要所でピタッと決めます。

宇梶さんもすごくいい味出してる。

三者三様に魅力的だし、やりとりもいいのに、全体の芝居がちょっとピンと来なかった。

なんでだろうと思ったら、たぶん大きな事件が何も起こらないからなんじゃないかな。

茜ちゃん扮するりんちゃんが、実はいい所のお嬢様だったとか。

竹下さん扮する万里子さんが、ダメ息子にこっそり電話してたり、夫は何千万も稼ぐプロゴルファーなのに愛人と暮らしているから、主婦にも定年を、と飛び出して芝居の一座にころがりこんだとか。

座長は日本酒を飲むと酒乱になって、座員を全員追い出したとか。

膨らみそうなエピソードはあるのに、
エピソードが出て来て流れて行ってしまう。

エコの精神で徹底的に使ってもらえれば、もっとおもしろくなると思う。

正直な感想。

でも岸田茜嬢は本当にいい女優さんです。
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2011年8月13日(土) 「エルスール~わが心の博多、そして西鉄ライオンズ」

2013-07-29 18:56:04 | 演劇
笹塚ファクトリーへ
「エル・スール~わが心の博多、そして西鉄ライオンズ」
という芝居を観に行きました。

エル・スールは、スペイン語で「南へ」という意味だそうです。

野球好きな人に見せてあげたい芝居。

舞台上と同時代に、国鉄スワローズにいた父を誘ってやればよかった。
リアルタイムで知っている選手とかいたと思う。

野球選手の娘の私は、野球はまったくわからないけど、いい芝居だった。

ほとんどの場面で少年の役を演じているたかお鷹さんがすばらしい。
なんともいえず、かわいげがある。

コアなライオンズファンの松金よね子さんがまた、迫力満点で見ごたえがある。

新国立劇場演劇研修所第3期出身の岸田茜嬢は、舞台を重ねるたびにナチュラルになって行く。

ずっと応援して行きたい。

全体的にテンポが心地よかった。

あの時代にはまだ赤線があったんだねぇ。

最初のシーンで、たかお鷹以外の人たちはもうこの世にいないんだなと気づくと、胸がじんわりする。

舞台の芯にライオンズがある。

当時のライオンズファンが観たら、きっとたまらんだろう。

岸田茜さん、素敵です。
今後がますます楽しみです。

行きは電車を使ったけど、帰りはバス。

綱吉が、まるでペットセメタリーから帰って来た猫のように悪い子だ。
大人になれば、少しは落ち着くのだろうか。
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2011年3月26日(土) 「Twelve」~OOBJ公演

2011-05-22 20:38:19 | 演劇
けいちゃんとokanと一緒にOOBJ(OFF OFF BROADWAY JAPAN)の公演「Twelve」を観て来た。

劇場でスージーさんにもばったり会いました。

「ファン待望のキャスティング。この競演は事件だ」
というコピーのまま。

大事件なキャスティング。

吉沢梨絵さんの日記でこのキャスティングを知って、何がなんでも観なければならないと思った。

構成、脚本、演出が望月龍平さん。
モチーフは「12人の怒れる男」。

素晴らしく丁寧に、真摯に創られた舞台だった。

円形の舞台の四方に客席。

踊って歌えるすべての俳優が、踊らず歌わず、きわめて良質の芝居をしている。

非常にナチュラルで妙な節は全然ないのに、とても心地よくすんなり耳に入ってくる台詞。

ただごとじゃない役者同士のつながり具合。

鍛えぬかれた身体が、瞬間瞬間を切り取るように動き、絵になる。

すごい集団とすごい芝居だ。

望月龍平さんが最後に出てきて挨拶した時には感動した。

この方がやろうとしているものは素晴らしいと思った。

応援していきたいと思った。

これだけの顔ぶれの俳優をそろえた、その人徳にも感動。

心から拍手した。

パンフレットに、上演台本に、出演者の直筆サイン付きポスターまで。

何から何まで誠実で、望月さんの芝居に対する姿勢が見えるようだった。

すごくいい芝居でした!

光枝さんは言うまでもなく、柳瀬さん、栗原さん、吉沢さんも。

きちんと大事にされてしかるべき、力のある俳優さんばかりでした。

誠実に芝居できる場があって本当に本当に本当によかったね、と思う。

光枝さんにも久しぶりにお会いした。

「不思議と本番の最中に余震が来たことは一度もないんだよ」
とおっしゃっていた。

きっと芝居の神に守られているのでしょう。

OOBJを実現させた望月さんの決断と勇気を素晴らしいと思います。

本当にいい芝居を観た!
観てよかった!

OOBJの未来に期待します。
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2011年1月22日(土) 「ノーティーボーイズ的 蒲田行進曲」

2011-03-03 22:27:38 | 演劇

2011年1月22日(土)


ジェイのマサヒロの出る芝居を観に中野・ザ・ポケットに行った。

「ノーティーボーイズ的蒲田行進曲」。

昔、草なぎ(変換しない)剛の「蒲田行進曲」を観たのを思い出した。

小劇場で蒲田行進曲、おもしろかった。
ちゃんと階段落ちもあったし。

dollyの旦那さん役だった方が出ていた。

ユタカさんに声がそっくりな方がいて焦った。

マサヒロの台本芝居を観るのは初めて。
銀ちゃん配下の大部屋役者もよかったけど、銀ちゃんやってくれたらおもしろかっただろうな。
きっと猛烈な銀ちゃんになるだろう。

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2011年1月15日(土) 「わが町」

2011-03-03 22:24:32 | 演劇

2011年1月15日(土)


夫と一緒に新国立劇場中ホールへ、
鷲尾真知子さんの出る「わが町」を観に行く。

凄かった。

私の知っているわが町と全然違った。

照明や装置が素晴らしかったせいもあるが、
何よりも、あれはある程度歳をとらないとわからない脚本なのだろう。

たぶん真実が描かれている。

20代の人間が観たってわかるわけなかったんだ。
今の私でさえ、生意気なと言われるかもしれない。

「わが町」ってこんなに凄い話だったのね。

それにつけても「わが町溝の口」ってのは、ピンと来ないタイトルの潤色だよね。

鷲尾さんの舞台は明治座の「大奥」以来。

鷲尾さんにお会いするのもそれ以来なので、いったい何年ぶりになるのやら。
(『フリーター』を毎週見てはいたけど)

楽屋には、しゅうさんもいた。

しゅうさんには藤原竜也の「かもめ」以来だから、2年半ぶりだ。
不義理ばかりしている。

紀伊國屋演劇賞を受賞したんだって。
すごい!

お2人の前に出ると高校生に戻ってしまう私。

しゅうさんは卒業公演で「わが町」のジョージを、
鷲尾さんもエミリーをやったのだそうです。

鷲尾さんに会えて本当に嬉しかった。

相島一之もカッコよかったです~。

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2010年12月12日(日) 「An act theater」

2011-03-03 22:12:57 | 演劇

2010年12月12日(日)


娘とびーちと再び中野MOMOへ「An act theater」を観に行く。

1時の回と、4時の回と、マチソワです。

それぞれ違う角度から観てみた。

「キニサクハナノナ」は、観るほどにいいなぁと思えるじっくりした作品だ。

小川さんの作品だからということで、娘の同期生も観に来ていた。

とてもきれいな日本語で話す桑島さんが、ユタカさんにぴったり。

最後に現世に戻って行くタマコちゃんが、
「それならいいわね」
と言ったのが、ああ、本当にそれならいいなぁとじんわりした。

ソノヨさんは、ヒサミチさんの持つやさしさがにじみ出ている。
私の物語も、どうか読んでくださいねと甘えたくなる。

「空き地にて」は、なんだかシュールな話なのだが、
ユタカさんが女の子と競って空き地に家の設計図を描いて行くシーンは、傘を使っているせいもあって「Sing in the rain」のようだ。

2人で嬉しそうに玄関を消して行くところなど、踊っているようで本当に可愛らしい。

「三日月ビュー」のラストの台詞、「リツコ」が昨日と今日では全然言い方が違ってた。

昨日は絞り出すような感じで、苦しく切なかったが、
今日は軽めに呼びかけた後で会話が始まったような感じ。

個人的には、昨日の「リツコ」の方が好みだ。

終演後、2011年からの5年手帳に佐野マコトさんのサインをいただいた。
佐野マコトさんとしては初サインだそうだ。

サインが7つ揃いました。

ヒサミチさんが
「神龍が出ますね」
とおっしゃった。

願い事をせねば。

もともと、おもしろいと思った芝居はできれば最低2回は観たい方なのだが、普段はなかなか2回も観られない。

今回は3回観られて満足。

まだ観劇納めではありません。

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2010年12月11日(土) 「語り・カタリ」&「An act theater」

2011-03-03 22:10:11 | 演劇

2010年12月11日(土)

びーちとPatsyと一緒に芝居を観に行った。

中野MOMOなので、私とびーちは自転車で。

「語り・カタリ」は、
ヒサミチさん、佐野マコトさん(ユタカさん)、ウララさん、真子さん(&旦那様)の朗読。
みんなきれいだった。
姿も声も。
特に真子さんの声が好きだ。
旦那様も素敵だった。

「An act theater」は1幕劇×3本。

「キニサクハナノナ」(これは小川未玲さんの作品)に、ヒサミチさんとマコトさんが出演。

「空き地にて」に、マコトさんが出演。

「三日月ビュー」に、ヒサミチさんが声の出演。

どれもおもしろかった。

マコトさん(ユタカさん)の台本芝居を観たのは初めてで、
すご~く新鮮だった。
とてもおもしろい素敵な俳優さんです。
千の仮面をお持ちです。

ヒサミチさんは不思議な雰囲気で、なんでも受け入れてくれそうで、
こんな人がいてくれるのなら、そこへ行くのもいいなと思える感じ。

おもしろい芝居を観ると、いい休日だなと思う。

久々にダイちゃんにも会えたし。
(2度と会えないかと思っていた)

明日も、マチソワします。

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2010年3月28日(日) 前半~「ひめち」

2011-03-03 19:26:40 | 演劇

2010年3月28日(日)


ゆうべ深夜に、コミュニティの書き込みで、
恩師・槐先生が舞台に立っていることを知った。
(アニメの方のラフィキです)

28日が千秋楽だって!

行きたい。
会いたい。
でも、急過ぎる。
悩んだまま眠る。

朝になって夫に、
「槐先生、芝居やってるんだって。今日までなんだって」
と言うと、
「じゃあ行こうか」
と即決。

伊万里の皿を売ったお金で、芝居に行く。

ミュージカルワークショップの稽古をよくやっていた、六本木の麻布区民会館のホールにて。

演劇集団五色の花「ひめち」に客演です。

ホールに入ってすぐに川和先生を発見。

「おまえヴァージン捨てて来ないと役おろすぞ」
と言った演出家です。
(恨んでいるらしい)

24年ぶり。
昔と全然変わらないのが凄い。

金子先生も発見。
「KENは普段はまったく色気がないけど、芝居してるとたちまち色気が出る。8期で一番色っぽい」
と言ってくれた演出家です。
(こちらは心の支えになっている言葉)

孫福さんもいらしていました。
25年前にすでにおじいちゃまだったのに・・・・・と驚いた。

槐先生が杖をついて舞台に出て来る。

病気をなさって半身ご不自由になられたけど、
先生の宝である「声」は無事だったわけです。

82歳の可愛い名優。

熊倉さんもそうとう可愛いけど、
槐先生の可愛さには負ける。
この方は、50代の頃から可愛いおじいちゃんだった。

本物のおじいちゃんになって、可愛さにみがきがかかっている。

嬉しそうな表情や、愛情のこもった「さよなら!」や、至るところに懐かしい先生がいる。

結婚式以来なので、本当に会いたかった。

お元気な姿で舞台を楽しんでらしたのが嬉しかった。

杖をつきながらでも芝居できるのね。

恩師3人に会えて、なんだか夫婦して若返ったような気分。

いい芝居でした。

ヒルズのコールドストーンでアイス食べて、
古奈屋でカレーうどん食べて、
夫と別れて、渋谷へ向かう。

さて!
エスワン・フロントラインですよ!

続く。
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2010年2月28日(日) 「納屋の恋」

2011-03-03 19:07:57 | 演劇

2010年2月28日(日)


午後から娘と一緒に、
保科さん演出、シー坊出演の舞台を観に行った。

牛込神楽坂のシアターイワトにて、
「納屋の戀」。
(携帯で旧漢字出たわ!)

家神たち(納戸神、竈神、厠神)の登場する場面は、
ちょっとペドロ親分みたいだった。

シー坊は、田舎の嫁になりきれない都会的な妻がはまる。

対照的な田舎の嫁さん(水野あやさん)も魅力的だった。

横溝っぽい秘密もあった。

納屋で恋をしていた主人公自身が、
納屋の恋で生まれた子だったとか。

エコー以外のシー坊を観るのは初めてかも。
(みやらび太鼓を除いて)

娘が残れなかったことについても話をした。

私が大好きな脚本家の方が、
「あの子が一番よかった」
と、娘をほめてくれていたことを聞いて、
すごく嬉しかった。

認めてくれた方がいるんだ。
しかも大好きな脚本家さんが。

保科さんも、
「欠けているものなんてないですよ、若いんだからまだまだこれからですよ」
と言ってくれた。

落ち込まなくていいのね、きっと。

娘はちゃんとやりきったんだから。

ヴィドフランスでお茶飲んで帰宅。

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2010年2月23日(火) 「友達」

2011-03-03 19:04:48 | 演劇

2010年2月23日(火)


新国立劇場演劇研修所第3期生の修了公演「友達」を観に行く。

とても好きな集団(3期生)なのだが、
この公演を最後に、ばらばらになってしまう。

名残惜しくて、マチソワ。

2時から1人で観て、
イタトマで時間つぶして、
途中から、きゅーぴーさんと合流し、
7時からは、4人で観た。

きゅーぴーさん、てぃみこちゃん、エレガントさんと一緒。

T医大14階の同窓会みたいなものだ。

「友達」は29年前に、エコー6期生の修了公演で観て、
(今の研修所の6期ではなく、旧養成所の6期です)
なんじゃこりゃと思った芝居です。

男を後藤敦さん
父を菅原淳一さん
次女を渡辺真砂子さんが演っていた。

本当に、新国立の研修所はいい。

生まれ変わって入りたい。

娘にも何度でもチャレンジしてほしいのだが、
彼女は受ける気はないんだろうなぁ。
すごくいいと思うのに。

本当に今すぐ生まれ変わって受けたい。

アバターがあれば、生まれ変わらなくても受ける。
新しい身体がほしい。

兄弟姉妹のような3期生なので、
「友達」の9人家族はぴったりだった。
息が合った家族だ。

1人1人が立っている。
特に、長男、次男、三男のキャラがおもしろい。

これ、もしかしてキャラを楽しむ戯曲なのか?

男:竹田桂
被害者がすごくよく似合う。

婚約者:岸田茜
昭和の美人を演じているが実は平成美人。
彼女の膝小僧には、わけあって私も特殊な愛着を感じる。

婚約者の兄:香原俊彦
マインドコントロールされている表情が秀逸。
苦労が何もなさそうな笑顔。

祖母:辻村優子
無理をせず、自然にばーちゃん。

父:金成均
異様に達者。

母:渡邉樹里
本当に母親に見える20代。

長男:米川貴久
フォーカスをはずれたところで、
何もない空間から煙草を取り出したのを目撃した。

次男:長元洋
岸田國士の時から注目していた気になる役者さん。
終演後に告白。

三男:宇海渡
文庫本を放さず、徹底的に傍観者っぽくておもしろい。
競歩で現れた時の筋肉にギャップを感じる。

長女:鈴木良苗
野枝を演った人とは思えない変貌。
こっちの方が似合う。

次女:熊坂理恵
まともそうに見えて一番やばい女を好演。

末娘:吉田紗和子
家族の中で最もシュール。

管理人:野村真理
夜の都会を象徴するかのような、
嫌そうな、不機嫌な表情が素敵。

警官:若菜大輔
何も考えてなさそうな警官がいい。

本当によかった。
途中からとはいえ、この人たちの芝居に出会えて。

もっと観ていたかった。

皆さん、立派な役者さんになってほしいです。

クリムゾンちゃん、がんばれ。

生まれ変わりたいなぁ。

これ、よくないよね。
自分の現状に感謝して満足しなけりゃね。

人生は短い。

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7月25日(金) 「むじなの逆襲~えんどれす・さまー」

2008-07-25 23:49:17 | 演劇

職場で、ハルナ嬢からの伝言をパイン嬢から聞き、
あまりにも非常識なので、怒る。
伝言の発信者が悪いのか、
伝え方が悪いのか、よくわかんないけど。
機会があったら、いずれ書く。

仕事の後、中目黒ウッディシアターに、
劇団河馬壱の公演、
「むじなの逆襲~えんどれす・さまー」を観に行く。
すごく久しぶりの河馬壱だ。

文郎さんと一緒に行った時の演目はなんだったっけか。

時間がギリギリで、すごく焦っていた所へ、
とんでもないポカをやった。

新宿三丁目から渋谷めざして副都心線に乗ったのよ。
もちろん「Wicked」のCDを聴きながら。
確かにぼんやりもしていたけど、
なんだか、やけに一つ目の駅に長いこと停車しているなぁと思ったの。

またトラブルかぁ、副都心線!
・・・と思いました。

やっと動き出したと思ったら・・・
今までと反対方向へ動き出したのだ!

もしかして・・・。
今まで止まっていた駅が渋谷だったの???
うそだ、一駅ぐらいしか乗ってないのに!!!

急行だったらしいです。
副都心線には、急行があるのですね。

「新宿三丁目まで止まりません」
という車内アナウンスが。

今来た新宿三丁目へ逆戻り。

ものすごく焦った。
新宿三丁目から、また反対側に乗って渋谷へ。

劇場に着いたのは、開演時間ピッタリぐらい。
私は常に、開場時間には着いていたいので、
こんなこと初めてだ。

(あ、先月のエスワンでも開演時間間違えて危なかったっけ)

そして、久しぶりの河馬壱。

若くてかわいい女の子が出ていた。
高校2年生なんだって。
他にも若い男の子がいたせいか、
タケシが、大人に見えた。
(とっくにおっさんなんですが、いつまでも20歳の頃の面影があるので)

トシさん、ツルくん、タケシは、とってもいい感じのトリオ。
いつまでたっても気持ちが青年だね。

ミヌマは姫川亜弓。
平岩女史は北島マヤ。

「なんでもかんでも要約する先輩」
がおもしろかった。

今日の河馬壱は、いつもと雰囲気がだいぶ違っていて、
なぜだろうと思っていたら、脚本家がいつもと違うのだった。

その脚本を書いた人(出演者でもあります)と、
28年ぶりに話をした!

今まで、顔をあわせる機会はあっても、
全然話ができなかった人。
脚本がおもしろかったので、話しかけてみたら、
ちゃんと返事が返ってきた。
本当はもっと昔のように話したいのですが。

初日の打ち上げに向かうみんなと一緒に駅まで歩き、帰宅。

まだ続く、キリギリスの生活。

コメント
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