それでも、やっぱり言動は異常だった。
例の、
「め○らとでも書いておけばぁ?」
「電話が鳴れば本屋だってわかんのっ!」
・・・の彼女である。
ちなみに彼女は、
引越ーし! 引越ーし! とっとと引越ーし! ♪
・・・で逮捕された天才ラッパーに、ちょっと似ている。
彼女が来た。
こんな会話・・・。
私とネーチャンは、すぐに誰だかわかったが、
名前と電話連絡の必要性をわかっていただきたくて、
一通りの手順を踏むことにした。
彼女 「本来た? 本来た? 本来た?」
我々 「本の題名はなんでしょうか」
彼女 「わかんない! あんたんとこから電話あったから来たのよ!」
電話は毎日、何十件もかけています。
「ああ、電話かけた人ね!」なんて、わかるわけありません。
我々 「お名前は?」
彼女 「わかんないの? 今日、店長いないの?」
我々 「今日はお休みをいただいております」
彼女 「店長いないんなら帰ろっかな~♪」
とっとと帰ってくだされ・・・。
でも帰る様子もなく、そこに突っ立ったまま待っている。
我々 「失礼ですが、お名前は」
彼女 「赤川(仮名)!」
我々 「赤川様・・・・・(本をさがす)」
「『ハローキティ』のお客様ですか?」
彼女 「わかんない! 娘のなんだもん!
あはは、なんでかっていうとねぇ、
うちの娘、しょっちゅうここで買ってんのよ」
↑
意味不明
自分の買いに来た本の題名わかんないなんて、
それで、どうやって買い物するの?
我々 「(電話番号を読み上げて)こちらの方ですか?」
彼女 「そうそう、じゃね~、店長によろしくね~♪」
機嫌はよかったんだろうけど、メチャクチャ。
題名わかんない。
店長いなかったら帰る。
そんなに店長が好きなんだ。
そして、自分の顔を見ただけで、本を出してもらいたいわけだ。
それやっちゃうから、他のスタッフが苦労するのに。
よけいなこと言うけど、私にだって、
「KEN(♀)さんいないの?」と、名指ししてくれるファンが、
大勢いるんだぞ。
紳士から、エロ系おじいちゃんまで、年配の方ばかりだが。
赤川様(仮名)ほど、異常な人いないやい。
紳士からは、美術館の招待券もらったぐらいだい。
とにかく、今年の仕事は私は今日で終わり。
エネオスカップ。
ジュニアスワローズは、ジュニアジャイアンツに敗退し、
どこやらと同率3位止まりでした。
残念。
去年のジャイアンツは、ものすごく弱かったそうなのに。
選手も泣いたし、ジージも落ち込んだらしいけど、
選手たちは、すぐに元気に立ち直ったって。
そういうわけで、ジージ、予定より1日早く、本日ご帰還。