ケ時々ハレ・2

楽しむために、「晴れ」のために「褻」を生きてます。左脚も人工股関節にしました。右人工股関節はライト、左はエルといいます。

2021年7月9日(金) 「アナと雪の女王」

2021-07-12 20:42:00 | 劇団四季


四季劇場・春に新作「アナと雪の女王」を観に行く。






新しい四季劇場に行くのも初めてだし「アナと雪の女王」も初めて。






新劇場は和式トイレが激減し(もしかしたらないかもしれない)、それがとてもありがたかった。

和式が空いているのに、洋式しか使えない人や使いたくない人で、無駄にトイレが混まなくてすむ。


座席の列と列の間が狭くなった。

これでは、人が座ってしまったら、真ん中の方の座席の人は入れない。

ここまで狭くすることはなかったんじゃないか。

足元はゆったりしていてほしい。


1幕はほぼ最初から泣いていた。


新作をこうして観られているという喜び。


なぜ姉に会えないのかわからずにノックし続ける妹。


妹を傷つけるのが怖くて会えない姉。


私の好きな(というか注目している)山本道さんは、多田野さんの演った役。

博士の時にはわからなかったけど、こんなに小柄だったっけ?

動きも表情もとても好き。


破天荒な三平アナはとてもよかった。

ちょっと下品だったり、姉を気遣ったり、真っ逆さまに吊り橋からぶら下がったり。


ハンスもちゃちな小悪党な感じで、うさん臭くてとてもよかった。


エルサがブチ切れて国中を凍りつかせる演出は前評判通り素晴らしかった。


スワロフスキービーズをふんだんに使ったエルサのドレス、髪をほどいて歌うレリゴーは、顔が痙攣して震えるほどに泣いた。

このシーンは映画でも泣いたのだけど。


照明が落ちた途端に客席がどよめいた。


2幕始めの、噂の竹内オーケンは「新境地を開いたね!」という感じ。

このままいけば、道口さんの路線もありなんじゃないかと思った。

王子様なんかより、ずっといい。


オーケンのサウナ小屋のシーンも、パッと華やかで嬉しい。


あとスヴェンは可愛い。

特に目が。


本当はスヴェンにここで大活躍してもらえるといいよね~というシーンも、ハイエナ方式で動いているので走ることはできない。

そこは残念だった。

でも目、目が生きている。


全体的な舞台のイメージが「平たい」感じがした。

吊り橋の上のアナとクリストフのやり取り以外は、全体的に平たい。


プロジェクションマッピングは本当に見事なのだが、エルサの氷の宮殿への階段ぐらいはプライドロックのような装置があってもよかったのではないか。

駆け上がるエルサが観たい。


場面転換が地味というか、おもしろくないのだ。

その分、プロジェクションマッピングを堪能すればいいのだろうけど。


岡本エルサが、ちょっと弱い。


エルサは力を抑えている芝居をしているのだから、それはしかたないのだけど、抑えても抑えても溢れてくる爆発力みたいなもの(エルファバが飛んだ時のような)が見たかった。

期待値が高いのかもしれない。

きっと次に観る時には、ずっと良くなっていると思う。


小林オラフもなんだか弱い。


場の雰囲気をぶち壊しにしたり、かっさらったりすることができるキャラだと思うのだが、なんとなくどことなく遠慮がち。

それができるのはオラフだけでしょう。

ジーニーぐらいにはっちゃけてほしい。

「あのロバの名前はなんていうの?」

「あっちのトナカイは?」

という台詞の間はとてもよかったなぁ。


神永クリストフもなんだか弱い。


最初に出てきた時には、ああ、いいね! と思った。

だけど、ずっとなんだか同じ色調なので飽きてくる。

こちらも新境地だろうと思うので、この先に期待する。

もっともっとむんむん匂い立つほどにトナカイ臭くなってほしい。


アナが凍りついた演出はよかったね。

一瞬で凍りついたようにしか見えなかったね。


アナ雪は、もしかしたらあまり舞台には向かないのかもしれないと思った。


でもエンディングの。


ありのままに!

自由に!

というあたりは、意味深でじ~んと来ました。


皆さん、ありのままに、自由に生きましょう。

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7月6日(金) 「恋におちたシェイクスピア」

2018-07-16 22:11:16 | 劇団四季
午後休とって、浜松町へ。

劇団四季の新作ストレートプレイ「恋におちたシェイクスピア」を観に行った。
お昼ご飯を食べる時間がなかったが、さいわいコンサータのおかげで、過食が治まっている。
(食欲がないとまではいかない)





マチネで、ストレートプレイ。
間違いなくマチネの呪いにかかるパターンだったが・・・・・
コンサータ様様。

映画の「恋におちたシェイクスピア」を見ていなかったのだが、実によくできている。
シェイクスピア作品を芯にして、芝居好きな人たちが舞台を作り上げていく様子に、シェイクスピアの恋がからむ。

阿久津さんと田邉さんが、しみじみうまい。
両巨頭という貫禄だ。
片や火のような、片や水のような。
お二人ともスカイの頃より、歳を重ねた今の方がずっと素敵。

女性は舞台に立てないという時代で、芝居好きなヴァイオラは男装してオーディションに潜り込む。

ロミオとジュリエットが完成する前に、その種になっただろう会話が散りばめられる。

ジュリエット役をやることになっていた男優、菱山さん、凄かった。
1幕までは完全に女優だと思っていた。

観ている時はあれこれ感じていたのに、なぜ感想が書けないんだろう。
(観てすぐに書かないからだよ)

すごく印象的でよかったのは、代役で急遽ジュリエットに立ったヴァイオラの舞台を裏で見ている仲間たちの眼。

ドタバタしながら、舞台を作り上げて、劇中劇として上演する。
おもしろいパターンだ。

ヴァイオラの婚約者、飯村さんはとてもとても気持ち悪くて、ヴァイオラが抱いているであろう嫌悪感がリアルだった。

読み終えたばかりの中山可穂の「ゼロアワー」の、殺し屋集団のボス、キング・リアがシェイクスピアオタクという設定だった。



プロの殺し屋たちのコードネームは、全員がシェイクスピア作品の登場人物の名前から選ぶというルールだった。

そのへんも思い出しつつ、なんだか最近はシェイクスピアが私の周りをふわふわしているなぁと思った。





シェイクスピア、読みたくなった。
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6月29日(金) 「ノートルダムの鐘」

2018-07-10 19:29:23 | 劇団四季
夫と「ノートルダムの鐘」を観に行く。





初の泰淳カジ、デカい。
何もかもデカい。

印象的だったのが、ガーゴイルたちと会話する時に、不自由さがないこと。
これはカジモドの世界での会話だからなんだな。

鐘を鳴らす時に、えらく高く跳んでいた。

最後にフロローを投げ下ろす時に、超人ハルクのように、めきめきと身体がデカくなったのには驚いた。
こういう怒りの表現なんだ。
このシーン、どうやらカジモドは、歪んだ背中の骨を自分自身で砕きながらまっすぐ立ってフロローを見下ろすらしい。
凄味がある。

「僕はとても強いんです」が生きる。

ところどころ光るカジモド、今後に期待したい。

個人的には達郎カジモドがなんといっても大好きです。

「サンクチュアリ! 聖域だ!」が一番心に響く。

手の指の動かし方がキュートだし。
ぜひまた観たい。

できれば横浜じゃなくて、浜松町の新劇場で観たいな。
KAATって、劇場内の動線が悪くて好きじゃない。

初の川口フロロー。
(川口雄二さんのお兄さんだってこと全然知りませんでした)
ベテランだし、とてもうまい。
多くの四季友達は「フロローの狂気」が一番出ていると言う。

でも.これも個人的な好みだが、私は芝さんの気持ち悪さが大好き。
あんなエロ気持ち悪いフロロー、他にいない。
(褒めています)

光枝さんの特別講習でご一緒していたおっくーがアンサンブル。
(前と同じ枠です)

彼は元々歌の方なのに、バリバリダンスも踊るし、コミカルな芝居もこなす。
初めて会った時から10年以上たっているが、すごくいい大人の俳優になられた。
ご本人のめざしている光枝さんのように、きっとなれると思う。

ノートルダムの音楽はやはり、圧倒されます。
聴いていて心地よい。

暑い暑い日だったが、楽しい1日だった。
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6月27日(水) 「アラジン」

2018-07-09 18:54:29 | 劇団四季
娘と一緒に「アラジン」。

私、ついていた。



2週間前に道口スカーを満喫したばかりなのに、今日は道口ジーニー!
ついてるったらありゃしない。

キャラ的にジーニーに近いわけではないのだが、なにしろうまい。
やっぱりうまい。

タッキーはジーニーそのものだし、期待以上に素晴らしかった。
開幕からの数ヶ月を、たったひとりでジーニーを背負って突っ走ったのは称賛に値する。
一夜にしてスターになったのも当然だし、ものすごく魅力的だと思う。

でもロングランが続き、道口さんの総合力、底力がめきめき光ってきたように思う。

そしてMW優で一緒だった◯◯くんが、とてもいい役でデビュー。
私は、右脚の手術後に、何回かご一緒している。
娘は一緒にレッスンしたことはないそうだ。

本当におめでとう!

ああ、もっと早く感想を書いておくべきだった。
12日も経っちゃったら、すべてがもやの中だよ。

アラジンが初めて観る小林唯アラジン。
歌のうまいアラジンだった。
そして、大人のアラジン。
よかったと思う。

三井ジャスミンも初めて。
お姫様らしくないジャスミンだった。
やんちゃとか、そういう意味じゃなくて、どことなく庶民的。

とにかく道口さんは、理想の相棒でも、とても楽にこなしていて(手抜きというわけではなく)、自然に呼吸していて、観ている方も楽。

アラジンは本当に楽しいね。
特に今日はもう、完璧に楽しかった。
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6月13日(水) 「ライオンキング」

2018-06-14 17:59:27 | 劇団四季
1時間休を取って、3年3ヶ月ぶりに「ライオンキング」を観て来た。
夏劇場に移ってからは初めてなので、新演出を観るのも初めて。












念願の道口スカーだった!
私は観たい観たいとは口に出すものの「あの方が出ているからなんとかして行こう」という熱意はない。
(2回だけ道口ジーニーと奥田セバスチャンが観たくて、がんばった経験があるが)
何ヶ月も前に取ったチケットで、たまたまその日に観たい方が出ていたらラッキー程度。

今まで縁がなくて一度も観たことがなかった道口スカーが観られて、とても嬉しかった。

他にも、世界くん(元ヤングシンバのエグザイルメンバーではありません)が出ていたり、お友達のお嬢さんが出ていたり、安定の小原哲夫さんがエドだったり、嬉しいキャスト。

新演出に変わったところがわからないかもしれないと思っていた。
自分の記憶力が曖昧なのだ。

しかし、ずいぶん歌が変わった。
まず気づいたのが雌ライオンの狩り。

激しく変わったのがワンバイワン。
別の歌みたい。

草たちのパフォーマンスがなかったり。

ザズーの歌が富士サファリパークになったり。

シャドウランドでは最後に「ふるさとに」という歌詞が入った。

あとキャンユーのバレエが全面カット。
あの場面だけは、観るたびに恥ずかしかったので(手塚治虫の『アポロの歌』の一場面のような)、なくてもいいのだけど。
ただ、あの曲の間にナラは、エンディングに登場する子ライオンを孕むはずなので、そこはぼやかしたらもったいないのかなとも思う。

新演出になった一番大きなきっかけは、舞台のサイズなのかなと思う。
それぐらい、夏はコンパクトだった。
象の骨ははみ出していたし、もしかしたらプライドロックも小さくなったのかな?

道口スカーは期待を裏切らなかった。
かなり悪そうなのに、愛嬌があってかわいそうになる。

ハイエナダンスの時のはしゃぎ方は、ついじーっと見入ってしまった。

そしてザズーに心中を吐露する場面では、胎児のように丸くなる。

こんなスカー、観たことないのだが、私が気づいていなかっただけ?
それとも道口さんだけ?

これがスカーの孤独で不幸な生い立ちを、台詞としてではなく、心で一瞬で観客に伝えた。
胸に響いた。
そのせいか、ザズーとの間にもある種の情の交流が感じられる。

それから、ずっと観たかったお友達のお嬢さん。
シンガーなのだが、沁みる芝居をなさっていた。
特にエンディング間近、闘いの前のあたり。
どんなに、ああ、どんなに、と泣ける芝居。
とても美しい。

娘がこんなにがんばって舞台で輝いていたら、お母様はどんなに嬉しかろうと思うと、勝手に母親気分になって涙が出た。

世界くんも同様。

ムファサとヤングシンバとのやり取りを聞いていると、ああ、世界くんの世界もきっと180度変わった景色になったのだろうなぁと。

小原さんのエドの表情がよく見えて、とても素晴らしかった。
美声も聞こえたし、ポカンとする間がとてもいい。

あらゆる世代に、あらゆる局面で響く、ライオンキングは深い。
こうして数年に一度、観たくなるのだ。

大人のシンバは、ある著名な人物に似てるなと思ったら、もうその人にしか見えなくなった。
大人のナラ、とても美人だったし、日本語が完璧。

私も夫も、
「彼女は間違っている!」
というシンバの台詞を聞いて、李涛を思い出していた。

なにしろ舞台がちっちゃい。

カーテンコールでは、お友達のお嬢さんがこちらに向かって手を振ってくれて、とても嬉しかった。
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8月23日(水) 「アラジン」

2017-08-27 09:45:50 | 劇団四季
7ヶ月ぶりの「アラジン」。











やっと観られた、初めての阿久津ジーニー。
今まで、なかなかタイミングが合わなくて。
(基本的に前日予約はしません)

めちゃくちゃナチュラルでした。
「中身こそが肝腎、そうでしょ?」
ここを、こんなにナチュラルに言うジーニーは初めて観た。
やっぱりうまいわ。

キャラ的に一番ジーニーなのはタッキーだけど、阿久津さん、道口さんは芝居がうまい。
タッキーは、開演後の怒涛の時期をたった1人で乗り切って、大方の期待以上の素晴らしいジーニーを観せてくれたけど、こちらの方が慣れてしまった。
痩せたのもちょっと残念。

回数重ねると、ベテランの芝居のうまさが際立つなぁ。
特に
「は?」
「嘘!」
などの短い台詞に、それが顕著に見える。
とても楽しい。

阿久津さんは身体がデカい。
横山先生の舞台で、隣の席にいらした時は、あまりにデカくてワイルドで、阿久津さんだとは気づかなかったぐらい。

太っているわけではないのに、デカい。
そこがとてもジーニー。

北村アラジンも初めて。
綺麗な王子声。
なんだけど、時々薄く感じることがあった。
スキンブルをやっていた方らしい。
二幕の王子は田邊真也さんの若い頃に似てるなぁと思った。

町田イアーゴも、もしかしたら初めて。
うまい上に可愛い。
この方、好きだ。

酒井良太さんが、パンフレットから消えていた。
ショック!
いろいろあって退団ということになったらしい。
とても残念だが、まあしかたないなと思える事情だった。
自分のいる位置は俯瞰図的に把握しておかなければいけないよ。

となると、逆にしばらくは町田オマールが観られないのではなかろうか。

演出も少し変わったようだ。
全体的にバランスのいいアラジンだった。

元気が出た!
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5月13日(土) 「ノートルダムの鐘」

2017-05-13 22:58:52 | 劇団四季
ミュージカルワークショップのOBのおっくーがアンサンブルデビューしたので、また「ノートルダムの鐘」を観に行った。
達郎カジの回を選んで。












18列2番の席だったが、すぐ前が車椅子スペースで視界が広く、足元も広くてよかった。
下手端がやや見切れるが、全体がよく見通せたし、休憩時間のトイレ競争にすごく有利な席だった。

こんなに集中して観たのは初めて。

野中フロローは初めて。
あとはみんな、わりとバランスよく観ている。

野中さんの方が、芝さんほど冷酷でも変態でもなく、普通の聖職者のように見えるのだが、その分トチ狂った時の落差が怖い。
声が悪人声じゃないんだよね。
芝さんは、ものすごく悪。
野中さんは、気弱な聖人がたまたま道を踏みはずした感じ。
魔女が死んで、本当にこれで元通りだと安心したみたい。
凄みと気持ち悪さは芝さんの勝ち。

おっくーは2枠。
カジモドに一番に物を投げつけたり、危ない所を歩くカジモドの手をとったり、エスメラルダを清らかな光で包んだり、ルイ11世だったり、カジモドに考えろよって言ったりする。

セバスチャンやダーリーを観たあとの、ノーマルメイクなので表情がとてもよく見えた。
声もよく聴こえた。
ダーリーを観て思ったのだが、とてもいい俳優になられた。
光枝さん路線も夢じゃない。
カジモドがヤケを起こして、
「石のくせに!」
と歌うシーンでは、傷ついていたようだ。

つい先日までクワイヤーをやっていたわけで歌詞はすべて身体に染み込んでいると思う。
そういう状況だと、自分のパート以外もうっかり歌ってしまったりしないのだろうか。
(私なら歌ってしまう)

達郎カジは、なんとしても可愛くてたまらん!
指の動きが秀逸だ。
指で障害の様子がわかる。

フロローがジェアンの話をした時に、田中カジは
「父さん!」
ペッ! と唾を吐き出すしぐさをしたが、達郎カジは足で踏みにじるしぐさをした。
カジモドが父を嫌っているのは、フロローの期待に応えられなかった父だからなのか。
田中カジより、オドオド感が強い。

たぶんこれが最後。

娘とよく通った春劇場、秋劇場ともお別れだと思うと寂しくてたまらない。
秋に通い過ぎて、たまにLKを観に行くと、トイレの位置が逆で混乱したりした。
観劇帰りにはよく2人でお茶をした。
寂しいなぁ。





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5月6日(土) 「ブラックコメディ」

2017-05-07 07:54:31 | 劇団四季
夫と「ブラックコメディ」観劇。









夫は初。
私は石丸さん以来、11年ぶり。





シュッと美しい石丸さんが、髪振り乱して、ピンクのシャツを汗でどんどん色濃く染めていくのを大笑いしながら観た。
キャロルは坂本里咲さん、クレアは八重沢さんだった。








今回はハギーと、三平さん、高倉さん。
全体的に若い印象。

焦っている人間、困っている人間はコメディには欠かせない素材。
なんとか突破口を見つけようとあがく人たちは、なぜこんなにおもしろいのか。

芝居のフォーカスから外れた所で、ちょこちょこ行われるそれぞれの芝居がまたおもしろい。

禁酒を自らに課しているファーニヴァルさんが、暗闇に乗じてどんどん酔っ払って行く様子が、はにべあゆみさんにくらべるとあまり顕著には見えなかったのが残念。

初めて観た時には、真っ暗闇と灯りがついた時との照明の表現に感動した。

その灯りの表現で、アクシデントがあった。

もう大詰め、ブリンズリーがいよいよ追い詰められて行く中で、ハロルドの持ったろうそく🕯がボトッと床に落ちて消えてしまったのだ。

灯りがついているシーンなのに、灯りが消えた。
これはアラジンの鼻血とか、フィーバスの消えた松明とかとは違う、この芝居の要である「灯りの有無」を左右するアクシデントだ。

どよめく客席から遠慮がちな笑い。
しかし舞台は(ろうそく🕯は消えたが)灯りがついたままの体で進行する。

ハロルドの牧野さんが、割れた仏像を片づけながら落ちたろうそく🕯をテーブルに乗せた。

すると、おもむろに志村さんのメルケットがライターでろうそく🕯に火をつけた。
客席は爆笑と拍手。

床に座ったままの牧野さんは、正座して志村さんに感謝のおじぎ。
志村さんもおじぎ。
客席はますます爆笑と拍手が高まった。

ベテランの底力!

芝居の流れを邪魔せずに、アクシデントを笑いに変えた即興力。

その場にちゃんと「居た」からできることだ。
段取り芝居しかしていない人は動揺するだろう。

ここまで大きなアクシデントではないが、「壁抜け男」のビデオ(石丸さん時代のVHS)の中で、公務員の茶飲話の最中に砂糖が落ちた。
その時、まったく流れを崩さずに歌いながら自然に拾い上げた俳優がいた。
これこそ我が敬愛する師匠である。

こういうことも、たまにあるから生の舞台はおもしろい。

それを突き詰めるから、インプロはさらにおもしろいのだ。

ますます牧野さんのファンになった。
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4月13日(木) 「ノートルダムの鐘」

2017-04-17 00:03:09 | 劇団四季
初めての田中カジモド。







彰孝さん、歌がすごくうまい。
とてもよく伸びる素敵な声だ。
ただ、なんというか最初っから日差しの中にいる感じがする。
才気煥発、堂々としている。

まったくの個人的な好みだが、私は達郎さんのカジモドが好きだ。
フィーバスとカジモドの、このやり取り好きなんだよね。

「ろくにしゃべれないくせに」
「そっちこそろくに歩けないよね」

あれは発音障害があるからこそ生きるし、フィーバスがカジモドの障害を差別も重視もしていないという表現でもある。
初めて観た時は、えっ、ここまでやっていいの? というほどの障害の表現にびっくりしたけど、あのリアルさがあるから不憫だったり、石像たちの気持ちがわかったり、ぼくはとても強いんですという所に恐怖を感じたりできる。
徹底して障害者を表現しているところに、潔さと覚悟みたいなものを感じるのだ。
自分を卑小な存在だと感じているし、自分の顔を人前に晒すことに対するおびえもある。

どことなく:Dのヒデトモに似てるから、よけい可愛い。

また観たいなぁ。

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4月1日(土) 「オペラ座の怪人」

2017-04-02 22:55:31 | 劇団四季
11年ぶりに「オペラ座の怪人」を観た。










《私、遠征しないので》
東京近辺でやらない演目は観られない。

今日は四季劇場じゃない。
すごくわかりにくい作りの劇場で、落ち着かなかった。
トイレも少な過ぎる。
シャンデリアも客席の上まで来ないので迫力が半減。
生オケは嬉しいけど。

ファントムは佐野さん。
クリスティーヌは苫田さん。
ラウルは神永さん。

佐野さんのファントム、すごくよかった。
今までで一番、感情移入した。
(佐野ファントム観るのは初めてじゃないのに)
11年の間に私の心境にも変化があったのか。
カジモドを観ている影響もあるかもしれない。

目に意志があるし、クリスティーヌへの歪んではいるけど、深い深い愛がビシビシ感じられた。

そうなるとラウルが、ますます薄っぺらく見えてしまう。(褒めているのです)

クリスティーヌも酷い女だ。
だいたい若くて可愛い女というのは残酷なものだけど、とてつもなく残酷だ。(褒めているのです)

殺人鬼だなんだと言われるが、彼の生い立ちを思えば歪まずに育つ方が難しいではないか。
更生の機会を与えてほしい。
クリスティーヌが、優しくそばで歌ってあげれば彼を日の当たる場所で暮らさせてあげることもできたのではないか。
あれだけ才能のある専属作曲家、もったいないじゃないか。
根は一途なんだから。

ラウルもクリスティーヌも、若くて美しいが故に冷酷だ。
自分たちのことしか頭にない。(褒めているのです)

11年前とくらべて、ファントムに肩入れする度合いが増えた。
もう圧倒的にファントムの味方。
ファントムの狂気愛を利用して陥れるなんて、本当に酷い。
かわいそう過ぎる。

最後の最後にキスをしたクリスティーヌは男らしく英断したと思う。
あれぐらいの情はかけてあげても罰は当たらない。
その時のラウルの表情がまた、薄っぺらくて青くて。(褒めているのです)

それで彼らを解放してしまうファントムは、本当にかわいそうだし、いい奴だ。

涙が出た。

それなのに、それなのに、それなのに、ファントムが必死で孤独に耐えているのに。
わざわざ!
わざわざ!
わざわざ指輪を返しに戻って来るなんて!
血も涙もない女。(褒めているのです)

捨ててやれよ、それが優しさだろう。

ファントムの I love you ♪ が死ぬほど切なかった。
泣ける。
ファントムの気持ちを誰も救えない。
泣ける泣ける。

四季ファンのお友達と合流して、お話しながら途中まで一緒に帰った。

あー、佐野ファントムよかった。
本当によかった。

これ、おみやげ。
可愛い。




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2月25日(土) 「ノートルダムの鐘」

2017-02-27 20:03:53 | 劇団四季
仕事帰りの夫と待ち合わせて秋劇場で「ノートルダムの鐘」を観た。
私は2度目。
夫は初めて。









飯田カジモドに芝フロロー。
海宝カジモドを観てみたかったが、そこはしかたがない。
飯田カジモド、とても愛らしい。
好きだ。

石丸カジモドより、人生に希望を持っている感じがする。

芝さんは悪人面に磨きがかかり、恐ろしいぐらい。
特にエスメラルダに唾を吐きかけられたあとの、凄まじい凍りつきそうな怒りの目といったら。
エスメラルダ、勇気あんなぁ~!

ちなみにエスメラルダは岡本さん。
とても歌がうまいのだが、3人の男たちが一瞬で心奪われる女性には私には見えない。
強い感じはとても出ている。

今回は2階席センターだったので、クワイヤの人たちがとてもよく見えた。
クワイヤも、あちこちで芝居しているのね。

でもやっぱり、街を見下ろす鐘撞堂を、さらに見下ろす形なのでしんどい。
次は1階席で観ます。

フィーバスは横山先生っぽい。
横山先生にフィーバスやってもらいたい。

火刑に遭うエスメラルダを、キレて怪力を発揮するカジモドが助け出すシーンで、夫は大喜びしていた。
わかる。
私もあそこはすごくわくわくする。

前にも思ったが、ミュージカルなのにストレートプレイのような匂いがする。
最初にこの作品をミュージカルにしようと思った人の頭の中を見てみたい。

原作を探してもどこにも見つからないのだが(おそらく岩波だから)、劇場内のショップで見つけて購入。
おそらく苦行になるだろうが読んでみる。

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1月21日(土) 「ノートルダムの鐘」

2017-01-23 20:48:42 | 劇団四季
某所某グループでの団体観劇オフで「ノートルダムの鐘」を観に行く。

私は初ノートルダム。










みんなコアなファンばかりで、
「ノートルダム4回目」とか、
「ノートルダム7回目」とか、びっくりするわ。

MWの光枝さんの集中特別講座で一緒だったおっくーがクワイヤで出演。
だが悲しい哉、団体席、3階バルコニー席なので、クワイヤの首から下しか見えない。
でも、ものすごく厚みのある歌声が響いて来た。
クワイヤの存在いいわ。
歌える人ばっかり。

カジモドは飯田達郎くん。
フロローは芝さん。

鐘撞堂から下を見下ろしたりする芝居を、さらに高い高いバルコニー席から見下ろすので、なにしろ舞台が遠い。
遠くて遠くて気が遠くなり、気分が散漫になる。

まあ今日はノートルダムはおまけで、オフ会がメインだからいいんだけどね。

舞台上にシュッと現れた達郎くんは、カジモドでもなんでもなく、あれっと思う間もなく、舞台上で瘤を背負い、顔に醜さの象徴である汚れをつけ、自ら髪を乱し、たちまちカジモドになった。
カジモドの容貌が怪物呼ばわりされるのは、くる病による頭蓋骨の軟化のせいだと思うが、発音にも障害が起こるのだろうか。
少なくとも石丸さんは普通にしゃべっていた。
四季のカジモドは、四季にあるまじき発音障害を表現していた。
それでもちゃんと聴き取れるところがすごい。
母音法の四季で、こんな芝居を観るのは初めてだ。

そして歌に移行すると、ちょっとずつ滑舌が良くなっていって、気づくといつもの美声。
これは「コーラスライン」のクリスティンが歌の最後には正しい音を伸ばしているのと同じ。

カジモドがフロローの愛した弟の遺児だというのは、ディズニーアニメにはない情報。
可愛くないわけはないと思う。

事実、達郎カジモドは可愛い。
醜くないし、気持ち悪くない。
可愛げがある。

ただ、とてもリアルに障害者を表現している。
おそらくテレビでやったらクレームが来るほどに。
しかし身軽で力持ち。
魅力的なのだ。
1階席で観たら、さぞやと思う。

芝さんのフロローも、最高に気持ち悪い。
このエロチックな悪どさって、マッシュでも出るのだろうか。
エスメラルダに腰を押し付けるあたりの、生臭っぷりと言ったら!

エスメラルダを救うために、カジモドがハルク化したあたりはゾクゾクした。
芝さん、放り投げられちゃうし。

エンディングでは、またいつのまにかきれいな顔になって瘤をはずしたカジモドの周囲の人間が、全員、醜い顔になり、骨が変形して身体が歪んでしまう。

ユゴーのストーリーは難解だ。
もっと予習しておけばよかった。
ディズニーのアニメは、まったく参考にならない。

早く近くで観たい。
来月は2階席、4月にようやく1階席だ。
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2017年 1月1日(日) 「アラジン」

2017-01-03 19:29:09 | 劇団四季
夫と一緒に恒例の四季初めに。
「アラジン」です。







私は今のところ、すべてのアラジンを観ているのですが、久しぶりの島村アラジン。
うまい!
うまいと思った!
役者としての貫禄がある。
なんていうのかな~。
小さなしぐさのひとつひとつ、表情、目の動きにメリハリが効いてる。
余裕があるし、その余裕ゆえの丁寧さが感じられる。
いちいち、ビシッ、ビシッと決まる。
ちゃんとジャスミンを包む力があるし、ジーニーとの友情も対等な感じ。

アラジンは所詮ジーニー次第だと思っていたけれど、いやいや、アラジン次第でこんなに違うというのを見せつけられました。
タッキーとのペア、最高。
化学反応だわねぇ。
道口さんとはがんちゃんがいいような気がする。

初の布施イアーゴ。
やけに今日は滑舌がいいなと思ったら酒井さんじゃなかったのだ。
小悪党っぷりがいささか弱い。
賢い大物に見えてしまう。
酒井イアーゴの方が個人的には好み。

牧野さんには、もううっとりです。
あのエレガントな指の動き。
あんな素敵なジャファーいない。

町田オマール、すごくいいわ。
町田イアーゴを観たことがないのだけど、ぜひ観てみたい。

A☆MWの公演後、初めて四季を観たわけだが、今まで気にしたこともない部分が目についた。

2幕のプリンスアリー。
この人たち、どんだけ裏で早替えしてんの~!?
出てくるたんびに衣裳が違うのよ。
想像するだに壮絶。

それから、あのハードな「危険な冒険」のあとで、牢に囚われる3人組。
あれじゃ、水も飲めないじゃん!

もちろんそんな状況はアラジンだけじゃない。
すべてのミュージカルがそうなのだけど、水飲まないとやってられないよね! と改めて思った私。

楽しかった!

しかし元日のカレッタ汐留は、どっこも開いてません。
ビル全体が真っ暗だし、イルミネーションもなし。
これは失敗だった。

浜松町ならデニーズが開いているのに。

教訓。
元日に行くなら春か秋。
海に行くなら2日以降にせよ。

でも来年のお正月には、もう春と秋はないのであった。
娘と通った春と秋がなくなるなんて寂しい。
T^T
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12月2日(金) 「アラジン」

2016-12-07 19:57:53 | 劇団四季
ごめんなさい。
1年以上前に取っていたチケットです。
「アラジン」観に行ってました。
ごめんなさい。

ちゃんと仕事にも行ってました。
仕事の後で息子の彼女のみぽりんと待ち合わせ。
みぽりんはディズニーの年パス持っているほどのディズニー好きなのに、四季のディズニーミュージカルは初でした。
初四季でアラジン、滝山ジーニーを見せてあげられて本当によかった。
どセンター2列目ですから。











私はいろいろタイミングが合わなくて、約1年半ぶりのタッキー。

痩せた!
痩せたよ、瀧山さん!

ジーニーやってりゃ、まあ痩せるだろうなぁ。

それで、なんだかすごくこなれた。
自分の物になっているんだろうけど、開幕直後のあの、力いっぱい、精一杯で、ものすごかったパワーは感じられなかった。
当時は、先の見えないシングルジーニーで、毎日がギリギリだったのではないかと推察する。
そのギリギリから生まれたパワーに圧倒されたのだ。
奇跡だと思った。

いろんな意味で余裕とゆとりが感じられた。
ちょこちょこ遊びも。
悪いことではないし、生きた人間が1年以上やっていれば変わらないわけがない。
でもちょっと寂しかった。

久しぶりに瀧山ジーニーを観ると、今度は道口ジーニーの芝居の良さがくっきりわかった。

みんな違ってみんないい。
阿久津ジーニー、ぜひ観たい。

初めて観る町田オマールが、すごく可愛かった。
つい、目が行っちゃう。

笠松アラジンは、なんだかすごく幼い。
ジャスミンより、ずっと年下に見える。
低音部が苦しそうだった。
あと、布を被ったイアーゴに対する反応が薄め。

視力のいいみぽりんが
「洞窟に入ってきた時にアラジンの口の周りが血だらけだった」
と言う。

2列目に座っていたのに、全然気づかなかった!

血を拭いて、手まで真っ赤だったそうだが、なぜ気づかないんだ、私。

みぽりんの話では、理想の相棒の途中で自然に袖に入って血を綺麗に拭いて来たらしい。
他にも気づいてツイートしている方がいた。
そんなレアなアクシデント、その場で共有したかった。

終演後、息子と待ち合わせて3人で食事。
遅ればせながら息子と彼女の誕生日祝いも兼ねた。
12月の金曜日なので、ちゃんと予約もしてあった。

その後、ナチュラルフーズへ行って、私とみぽりんは
「あっ、美味しそう!」
と、ソフトクリームを食したが、息子は特に興味を示さない。
これが太る人間と太らない人間との差なのだと思った。

平日に稽古が入ると思っていなくて本当にごめんなさい。
来年のアラジンは、もっと遅い日に取りました~。
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9月3日(土) 「アラジン」

2016-09-04 21:21:40 | 劇団四季
開演前に浜離宮恩賜庭園へ行った。
暑かったけど、秋の気配。
空がすごく綺麗だった。














タリーズでお茶飲んでからアグラバーへ。










数日前まで阿久津さんだったのに、いつのまにか道口さんになってた。

そもそも道口ジーニーがデビューしたと知った時に、何が何でも道口さんが観たくて、どんな席でもいいからと闇雲に取ったのが今日のチケットだった。

しかし勝手なもので、タッキーが1回、道口さんが3回となると、阿久津さんも観てみたいし、タッキーももう一度観たいし、とワガママになってしまう。

でも、始まってしまえば道口さんには何の不満もない。
顔が小さくて綺麗過ぎるけど。

ジャスミンは一番好きな齋藤ジャスミン。
すごくすごくすごく可愛い。

市場で「バブカックオマールアラジンカシーム」を踊っている時の可愛さと言ったら、もう破壊的なまでに可愛い。

こんだけ可愛かったら、サルタン王も甘やかしちゃうよなぁと思うわ。

アラジンは厂ちゃん。
文句ないです。
特徴ある歌声は、ややもすれば危うい魅力がある。

本城ジャファーは初めて観た。
牧野さんのジャファーが好き過ぎるから、ちょっと違和感あった。
あまり悪人じゃなさそうなんだよね。
そして、わりと声も高めなので、酒井イアーゴとの対比があまり際立たない。
充分ジャファーなんだけど、私は牧野さんが好き。

イアーゴは最高ね。
小悪党な感じが素晴らしい。

藤田バブカックも初めて。
特に問題はないんだけど、白瀬さんが観たい。

松島カシームはいいわぁ。
こなれて良くなってると思う。

洋ちゃんのオマールが観たいよう。

道口さんは素敵。
惹かれる。
異色なジーニーだけど、好き。

結果的には満足です。
オール(マイ)ベストキャストで観るというのは不可能なんだろうなぁ。

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