出勤する夫と、登校する娘を送り出し、
のんびり寝ている息子に声をかけて、出かける。
大荷物。
何Kgぐらいあるのだろう。
衣裳・小物が4曲分。
プラス化粧道具や、食糧や、なぜか読む暇がないのに本まで。
チャチュケ1匹分よりは軽いとは思うけど・・・。
まだ朝のラッシュの時間。
右手につり革、左手に杖、とうとう目的地まで座れず。
(座って本を読もうと思っていたが、甘かった)
9時半、赤坂コミュニティぷらざに到着。
ホールで、組み込みチラシの作成。
タイムスケジュールが、よくわからないまま、
(ゆうべ、寝た後でメールで来ていたらしい)
着替え、昼食、メイク。
昼の部の場当たりを、客席で見ているうちに、
試験を終えた娘が到着。
彼女は今日は、受付のお手伝いだ。
昼の部の通し稽古が終わり、すぐに昼の部の開場、開演。
北川クラスの、のんちゃんやKomさんに会った。
私たちは、影コーラスでがんばる。
それ以外の時は、下手袖で、
青山先生とmana先生の「美女と野獣」や、
「ダンシングクイーン」、「ワン」を、
たっぷり、うっとり堪能した。
青山先生も、mana先生も、すごく素敵だ。
ガストンの青山先生は、ものすごっくヤらしいし、
王子としてダンスしていると、ものすごっく素敵。
食べたり、歯をみがいたり、しているうちに、
夜の部の場当たりが始まる。
(マイミクのgattoさんは、
ちゃんと、時間の流れを把握した日記を書いていらした。
冷静だなぁ。
私は『いつの間にか』とか『そうこうするうちに』とか、そんな感じだ)
場当たりの途中で、
舞台の本番を終えたM先生が登場。
なんて素敵なの!
もう嬉しくて、嬉しくて、ぴょんぴょん跳ねちゃう。
夜の部の通し稽古を終えて、
軽く、おにぎりを食べて、本番。
「ジェリクルソング」の時はもう夢中。
たぶん、チビソロでは音がよろけたと思う。
あと、片足に体重をかけるポーズでは、
どうしても、ふらふらよろよろしがちなのを必死で抑えた。
全然緊張しなかったのは、きっと皆と一緒だったからだね。
次の「ライオンキング」に着替えながらも、モニターに注目。
なるべくさっさと着替えを終えて、
袖に戻って、先生たちの歌を聴く。
青山先生とmana先生は「オペラ座の怪人」から2曲。
なんという可憐で、可愛らしいクリスティーヌなのだ。
思わず、キスするのではないかと思うぐらい、
素敵なお二人だった。
「サークルオブライフ」は、
R先生の歌声がホールに響くと、わくわくしてくる。
歌いっぱなし、動きっぱなしなので、息が切れるが、
その息が、切れきったあたりで、
真後ろからR先生の歌声が聴こえ、勇気が湧くのだ。
それから「コーラスライン」のオーディションの衣裳に。
この時も、もちろん一番に袖に戻って、
M先生を中心に、青山先生、R先生の、
「生きているってすばらしい」
「友達はいいもんだ」に、聴き惚れる。
その後、M先生がソロでジャズを披露。
すっきり伸びた、美しい背中に見惚れながら、
もう、雲の上にいるような気分だった。
U田Y子先生が、途中から素晴らしいダンスでからんで、
最後にちょっと一緒に歌う。
Y子先生の歌声、初めて聴いたわ!
娘も、10年ぶりにY子先生に会えて、
(本人は覚えていやしないのだが)
親の私はしあわせ。
「コーラスライン」のオーディションでは、
思いがけず「年はいくつ?」と質問をされて、
(稽古では一度も指されなかったのに。
どうやら先生、若くない人間に年を聞いている模様)
「19歳・・・になる息子がいます」
と言ったら、意外なほど客席が受けて驚いた。
あとで客席にいたネーチャンから、メール。
「帰り道で前を歩いていた人たちが、
『19歳の息子がいるってことは・・・
ねぇ、25歳で産んだとしても・・・』と計算しているので、
正解を教えてあげたくなっちゃいました」
そんなものは教えなくてよろし。
「ジーザス」の衣裳に着替えて、
袖で、青山先生とmana先生の「ワン」を観る。
カッコイイなぁ、お二人とも。
「ジーザス」になると、もうすっかりリラックスしていて、
みんなで最後まで楽しんでやろうねという気分になっている。
上手側のkeichanや、すぐ横のじゅりちゃんや、
ユダを歌う青山先生とまで、何度もアイコンタクト。
2番から、ユダのパートでM先生が颯爽と登場。
もう、もう、私の歓喜はピークに達する。
失神するという感じでもなく、
ああ、危ない薬でハイになるって、こんな感じかなぁ。
おかげで、かなり脚を酷使しているのに、
股関節の痛みを、まったく感じない。
わずか数メートル先のM先生を見つめながら、
「今、死んでもいいかも」と思いながら歌う。
終わったらすぐ、ホール入り口へ飛んで行き、
お客様をお見送りする。
マイミクのなべっつい★さんがいらしてくれた。
どうもありがとうございました。
それから、M夫人と純平。
「あなたはしあわせね~、こういう世界があって」
と言ってくれた。
ふと見ると、M先生がお客さんに囲まれて、
握手に応じている。
人気者だ。
その握手を求めている集団の中に、
chihaさんと、私のお客、北川クラスの数人を発見。
のんちゃん、Yamさん、Inohaさん、Saiさん、KUMIさん。
みんな、ずるいわ~!
私だって握手してもらいたいよ~!
男性出演者のSasaさんが、Yamさんのお知り合いだったので、
またまたびっくり。
お噂は 前から~♪
重い荷物は、観に来てくれた夫に頼んで、
持って帰ってもらいました。
ごめんね>夫
パキシル飲みながら、稽古で気持ちを支えた私を、
ちっとも迷惑がらずに、めんどうみてくれてありがとう。
やっぱり、あなたは前世で私のママだったのかも。
四季のM・Tさんがいらしていて、
大判焼きを差し入れてくださったのだが、
1個も食べられなかった、残念!
終わった途端に、両足に激痛。
痛み止めを飲んでも、効きやしない。
控え室前の廊下で、すかさずM先生に、
「先生、握手してください」とお願いすると、
「出演者なのに」と笑いながら、握手してくださった。
さらさらした、大きな、やさしそうな手。
打ち上げでは、死に物狂いでM先生の隣を死守。
反対側の隣は、やはりM先生ファンのカズ兄が陣取る。
M先生は、とても誠実で、まじめで、物静かな方だ。
うっかりと、変なこと言えない。
そして、やはり芝居がとてもお好きなのだ。
もう少し、ニール・サイモンの話などしたかった。
明日も舞台があるということで、早々にお立ちになったが、
その前に、みんながワークショップのTシャツに、
先生のサインをもらい始めた。
私は、Tシャツを夫に持ち帰ってもらっているので、
5年手帳に、サインをいただいた。
ツーショットの写真も撮らせていただいた。
本当に、今、死んでもいいや。
Y子先生も、mana先生も、比較的早めにお帰りになった。
mana先生と、お写真を撮れなくて残念だったが、
まだ来週の、打ち上げパート2があるわ。
青山先生との記念撮影には、
(カメラが壊れて、携帯で撮った)
娘が座敷ワラシのように、真ん中に入り込んだ。
女性陣に断然、大人気なのは、さばさば系のR先生。
お話がおもしろい。
しらふでいるのに、酔っ払ってる感じ♪
chihaさんも、大好きなR先生とツーショット写真を撮って、
ハートマーク付きのサインもいただいて、
ああ、お互い最高の1日でしたねぇ。
これからも、ずっとずっとよろしくね。
海外赴任からお帰りになるのを、待っています。
(まだ出発もしていらっしゃらないけど)
みんなの衣裳やメイクに大活躍してくれたかおりんとハグ。
じゅりちゃんともハグ。
あきこさんともハグ。
若い女性の抱き心地って、とても気持ちいい。
みんな、ありがとう。
なんとか終電に間に合ったけれど、
殺人的な混雑で、
一緒に電車に乗った皆さんと同じ車両の中ではぐれてしまい、
お別れすら言えなかったけれど、
お疲れさまでした、とても楽しかった。
ありがとう。
同じ駅で降りたはずのR先生とも、全然会えないまま帰宅。
娘も、R先生のファンになったそうです。