ケ時々ハレ・2

楽しむために、「晴れ」のために「褻」を生きてます。左脚も人工股関節にしました。右人工股関節はライト、左はエルといいます。

7月7日(木) 「リトルマーメイド」

2016-07-10 12:39:02 | 劇団四季
ホンスキー友達3人と「リトルマーメイド」を観に行った。
最前列センター。
首が、首が。












志音アリエル、三平アリエル、小林アリエルと観たが、4人目の松元アリエル。
友達のかよりんに似た、エキゾチック美人だった。

村トリトン、初見。
声に貫禄がある。
ああ、光枝さんのトリトンが観てみたい。
アースラの弟には見えないかもしれないけど。

竹内エリック、2度目。
ちょっとヤンチャで奔放なエリックなんだよね。
グリム泣かせみたいな。

グリムは田島さん。
ナジェットに見えてしかたなかった。

安定のカニちゃんとかもめ。
この2人が一番安心して観ていられるよ。
スカットルの脳みその小ささが好き。

初見のシェフ・ルイ、キャスト表がなければ気づかないほど外見が岩城シェフにそっくり。
メイクの雛型があるんだろうけどね。

フロットサムが有賀さん。
1フレーズの歌が、ものすごくうまくてもったいない。
フランダーやイアーゴやってほしい。
なんならアラジンでもいい。

友達の可愛かった発言。
スカットルのリハビリソングを聴いて
「あのカモメ、いい人だね」
シェフ・ルイが出て来た途端
「私、この人好き~!」
可愛い。

これでしばらくリトルマーメイドは見おさめかも。
もう一度、おっくー観たかった。

口がきけずに笑顔で好意を表現するアリエルは、ちょっと見倣うべきかもしれない。
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7月1日(金) 「エクウス」

2016-07-03 09:05:50 | 劇団四季
夫と「エクウス」を観た。












40年前に市村アラン、9年前に望月アランを観ている。
今回は、ダイサートが味方さん!
9年前には、まだ日下さんがやっていらした。

高校受験を終えて、芝居らしい芝居はNLTしか観たことのなかった私が、初めて観たコメディーではない舞台が、市村さんのエクウスだった。
暗さや重さも含めて新劇なのだという気がしていた。
そもそも高校生なんてさ。
「舞台で全裸になるらしいよ」
って、その程度のことに神経が集中してしまうのよ。
たぶん、よくわかってなかったと思う。

市村さんは今の大人の彼とは違って、細くて、神経が全部身体の外に出てしまっているような、ヒリヒリした感じの役者さんだった。
(イメージです)

望月さんは、市村さんとは全然違うタイプなので、逆にまったく違和感なかったのだが、今日のアランは、ちょっと傾向が市村さん。

夫は
「市村さんと比べたらかわいそうだよ」
と言った。

馬が凄い。
筋肉や首の振り方が馬そのもの。

昔は、あの川原さんがナジェットをやっていたらしい。
えーーーー、観たはずだけど想像できない。

また馬の人たち、蹄鉄をはずして、人間の役をやる1シーンがあるのだけど、蹄鉄なしでも、まだデカい。
とにかくデカい。

味方さんは素晴らしかった。

全部、ぶちまけてしまいたいアランを誘導する様子が、親身で熱くて、真剣勝負で、とても色っぽいダイサート。

初エクウスの夫は、
「すごくおもしろい!」
と感動していた。

作者のピーター・シェーファーは、6月6日に90歳で亡くなったそうです。
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6月24日(金) バースデー・アラジン

2016-06-26 20:44:11 | 劇団四季
去年の7月にチケット取って、やっとこの日が来ました。
娘と一緒に「アラジン」、2列目センター!








2度目の道口ジーニー。
あんなに観たかった道口さんなのに、勝手なもんで阿久津ジーニーが観てみたい。

道口さん、あいかわらず綺麗でシュッとした、エステ帰りのジーニーなんだけど、もうこれはこれでありかなという気がしてきた。
きちんと練り上げられているし、何も正解がひとつというわけじゃないんだもの。
娘は
「ちょいちょいヒノデロになるね」
と言ってた。
そーね、ちょっとオネエなジーニーよね。
さすがに声はとてもいい。
裏切ったアラジンに傷つく様子なんか、とてつもなくうまい。
それでいてベテランの安心感があり、すごく好きな役者さんだ。

Γ原アラジンは初めて。
島村、海宝、Γ原と、アラジンは効率よく観ているな。
可愛くて、とてもいいアラジンだった。
歌声が、島村アラジンより朴訥で男の子っぽい。
隣でスッポリ布をかぶったイアーゴを、チラチラ見て訝しんでいる表情がとてもよかった。

松島カシーム、初めて。
しばらく見ないうちに、あごのラインがスッキリして、大人になった。
歌もよかったし。
カシーム、似合ってる。

齋藤ジャスミンはすごく好き。
とてもチャーミング。

ジャファーとイアーゴは、もはや鉄板の牧野・酒井コンビ。

ジーニーはぜひ、全ジーニーを観てみたい。

ああ、満足。


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1月9日(土) 「アラジン」

2016-01-09 17:53:06 | 劇団四季
ずっとずっとずっとずっとずっと観たかった道口ジーニーを観て来ました!











こんなに観たいと思いつめることは、まずめったにない。
普通ならここまで思いつめる前に観に行っちゃうけど「アラジン」じゃ行きたい時に行けるわけじゃなし、いつ道口さんが来るかわからないし。

夢にまで見た道口ジーニーは綺麗でエステに行ったばかりのようなジーニーでした。
やけにシュッとしたイケメンだし。
歌も芝居も期待を裏切らない道口さんですが、私はこの方はもっともっとできると思う。
初めて道口さんを観たのが、いつで何の役だったか思い出せないのですが、でも私はこの方の芝居が大好き。
また観たい。
もっと観たい。
噂に聞いていた
「会いたかったァ?」
には泣かされました。
このジーニーはまだまだ進化すると思います。

友人たちの間で王子度が高いと評判だった海宝アラジン。
確かにイケメン。
歌もうまい。
でも舞台が進むにつれ、元東京コメディストアjの「1(イチ)」に見えてきた。
イチをうーーーんと綺麗にした感じ。
もうそうなってしまうとイチにしか見えなくて。

舞ジャスミンは、ちっちゃくてとても可愛らしい。
途中、声が引っ掛かった箇所があったけど、チャーミングで、胸もお臍もきれいで、好きなジャスミンでした。

牧野ジャファーの絶対的な悪のそばで、ちまちま動く小悪党の酒井イアーゴには、つい目が行ってしまう。
とても魅力的なコンビだ。

泥棒トリオもしかり。
西尾カシームはいつも仲間のことを心配しているのがわかる。
山下オマールは初見。
斎藤洋ちゃんよりニューハーフっぽく見えるのはなぜ?
白瀬バブカックの歌声は大好き。

とにかく初めて観た時に、ズドーンとタッキーに度肝を抜かれたので、その時ほどの衝撃はなかったです。
慣れもあるし、道口さんに対する期待値も高かったし。

「理想の相棒」のシーンの前には心臓がバクバクしちゃった。

こんなに緊張した観劇は初めて。

このまま死んでもいいやと思えたわぁ。
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2016年1月1日(金) 「サウンドオブミュージック」

2016-01-01 21:17:04 | 劇団四季

ここ数年は元日は夫と2人きり。

「サウンドオブミュージック」に行きました。








夫は四季のSOMは初めて。
何を見せても、素直に喜んでくれるからありがたい。
私は何年ぶりだろう。

マリアと子供たちとのシーンが好き。
トラップ大佐はだんだん素敵に見えてくるんだよね。
深水さんもカッコよかった。
鳥原マリア、問題アリアリな感じが可愛らしかった。

フリードリッヒに変声の兆候が見られ(聴かれ)、かわいそうだった。

良い曲が多いね。
修道院は本当に新年のミサに来ているみたいな気分になった。

残念だったのが………
下手寄りの席だったのだが、右斜め前の男性が座高が高いのか、腰を引いているのか、他の人より頭ひとつ大きくて舞台が全然見えない。
私の方が左右どちらかにずれて横からのぞくのだけど、首を左右にしょっちゅうコキコキ倒していて、結局見えなくなる。

「ちょっとじっとしてて~!」って言いたくなった。
あんなに頭をよく動かす人、初めて見た。

上下の座席の並べ具合は、もう少し工夫した方がいいのかも。
せっかく半分ずつずらしても、席自体が舞台に向かって斜めを向いているので、結果的に真ん前に人の頭が来る。

夫が楽しんでくれたので、よしとしよう。
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10月10日(土) 「コーラスライン」

2015-10-10 21:42:23 | 劇団四季
うーーん。
「コーラスライン」はいつも想像以上にクル!
なんだか歴史が重い。











ミルフィーユみたいに歴代のポール、ディアナ、ヴァル、キャシー、シーラ………etcetc……が層を作ってる。


こりゃいつのだ。





市村ポールに、飯野マイク、野村ディアナ、山口ボビー、美波里シーラ。





「アメリカンダンスマシーン」で初めて知った「ワン」。

エコーの舞台には立てないんだと知ったその日に、鷲尾真知子さんと一緒に観た「コーラスライン」。
「今日、踊れなくなったらどうする」がみごとにシンクロしてしまった。

「AA2」で股関節の激痛のあまり、泣く泣く断念した「ワン」では、カーテンコールの挨拶だけラインに並んだ。
ポールだよ、まるで。

日本初演から36年。
いつも、どの時代でも、いくつになっても、クル。

今回はポールが道口さんと重なった。

「この役をやれたら役者を辞めてもいい」
そう言っていた道口さんは、オーディションに受かっていながら足のケガで何ヶ月も舞台に立てなかったばかりでなく、CDも逃した。
どんなにどんなに苦しかっただろう。

ズーーーンとキタ後に「愛した日々に悔いはない」で、終わる日が来るのを覚悟の上で舞台に立ち続けようとする力がメリメリ湧き上がってくる。

「コーラスライン」に限らず、どの作品にも「歴代のキャスト」は存在するのだが、コーラスラインの内容が舞台で生きたい人間にとって普遍的だから、いつまでたってもクルんだと思う。

「昔はよかった」(by ガス)と思わずに、これもまたありと思えるのだもの。
どの時代のキャストも、ほとんどが受け入れられる。
好みはあるけどね。
吉沢ディアナとか、松島リチー、好きだなぁ。

今日のコーラスラインについて。

斎藤洋ちゃんが観たかったのだが、上川ポールもすごくよかった。

竹内ボビーは、ぱっと見道口さんにそっくりだったが、ワンの振りに入ってからは若々しい個性が見えてきた。

淋病は大ちゃんが可愛かったよねぇ。

三平ヴァルはすごくいい。
アリエルよりずっと似合ってる。

町ディアナは、すごく堅実な感じのする硬質なディアナだった。

荒川ザックは優しかった。

カーテンコールの「ワン」の手拍子は、なぜ、なぜ、いつまでたっても頭打ちなの?

あの振り付けを見てよ。
どうしたって頭打ちじゃ踊りにくいでしょうが。
私だけ頑なに裏打ちしてたら周囲の数人が裏打ちに変えてくれたけど。
あれだけがコーラスラインの悩みよ。

P.S. 四季、いつの間にか「あたし」じゃなくて「わたし」と歌うようになってる!
明先生は「あたしと歌え」と言ってたが。
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6月24日(水) 初「アラジン」

2015-06-25 00:21:17 | 劇団四季
5月24日の開幕からちょうど1ヶ月、ようやく「アラジン」を観ることができました。









すごいすごいと噂には聞いていたけど、本当にすごい瀧山ジーニー。
ところどころ光枝さんやアトムちゃんと重なる。

30年前の光枝さんがやったら最高だったよね、ジーニー。

しかしまあキラキラで楽しい。
ジーニーが美女と野獣を歌ったり、リトルマーメイドを歌ったり、ポカホンタスを歌ったり、コーラスラインのダンスをしたり、サービス満点。
1幕の途中で、カーテンコールか!というぐらいの盛り上がりだった。

イアーゴの小悪党っぷりが卑屈でかわいい。
人間なのね、舞台のイアーゴは。

斎藤洋ちゃんのオマールも可愛かった。
いい動き。

しかし、なんとしてもジーニーワンマンショーだ、これは。
噂によると、アドリブ禁止の四季でジーニーだけはアドリブを許されているのだとか。

こうなるとどうしても道口ジーニーも観てみたい。

帰りのホームに上川一哉さんにそっくりな人がいて慌てたが、他人の空似だった。
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6月13日(土) 「ジーザス・クライスト=スーパースター」エルサレムバージョン

2015-06-14 20:40:18 | 劇団四季
夫と「ジーザス・クライスト=スーパースター エルサレムバージョン」を観に行った。






開演が16時半。
マチネともソワレとも判断つきかねる中途半端な時間だったが、あわてず出られるし、帰りも遅くないし、よかったよ。









神永ジーザス、すごくかわいい。
ジーザスはこれでいいと思う。
これがいい。
死に顔もきれいだし、お腹もぽよっとしてないし。

お願いだから、今度こそ今のうちに新しいCD出して欲しい!
今のうちに!

芝さんは、なんだか痩せすぎじゃないだろうか。
ちょっと歌いかたが変わったような。

高井さんの美しい低音は安定している。

アンサンブルに青の子の3人が出演中。
どんどん力をつけてすばらしい。

初ジーザスの夫はかなり衝撃を受けて泣いていた。
連れて行ってやれてよかった。









喜多方ラーメン坂内の冷やし中華おいしかった~!
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3月14日(土) 「ライオンキング」

2015-03-14 21:13:19 | 劇団四季
去年、ぎっくり腰で行けなくなった「ライオンキング」に行った。
夫の誕生日祝いである。













ミキちゃんのお嬢さんのひーちゃん(3歳)は初ミュージカル。
ミキちゃんの妹さんのえりりんも一緒。

センターブロック2列目上手通路脇を取りました。

ディズニーやショーが好きなひーちゃんは、最初のナーツィゴンニャーの時や、休憩時間にはちょっと泣いたが、舞台が始まるとピタリと泣き止んで、目を見張って舞台を観ていた。

その目の輝きに感動した。
ザズー、ティモン、プンバァは子どもにアピールするなぁ。

池田さんのティモンを初めて観た。
口跡がパキパキしていて、べらんめえ口調がよく似合う。

プンバァは昔お世話になった川原さん。

お二人とも若々しい。

アンサンブルにはSくんが出ていた。
おっくーになかなか遭遇できないなぁ。

田中シンバ、萩原スカーは二度目。

田中シンバは練りに練られていて、もう文句なし。

「彼女は間違っている!」
と言われると、李涛を思い出してしまう。

萩原スカーはかなりいい。
かわいそうに思えてくる。
初ライオンキングのミキちゃんは、スカーとシンバがすごくよかったと言っていた。

ひーちゃんには今日のライオンキングが記憶に残るだろうか。

いろいろ修行しているせいか、一言一言、ちょっとした台詞にいちいちじわっと来てしまった。

どんな芝居でもできれば最前列で観たいものだ。
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1月2日(金) 「FESTIVAL~扉の向こうへ」

2015-01-03 00:33:57 | 劇団四季
劇団四季「FESTIVAL!~扉の向こうへ」を観て来た。







「ソング&ダンス」とは、なんだか一味違う。

2階席だったのにオペラグラスを忘れたのは失敗だった。

芝さん、味方さん、上川さんという豪華なヴォーカルパート。
女性の方は残念ながら弥生さんは出ていなかった。

斎藤洋一郎さんを久しぶりに見た。
最近、准一郎さんの方ばかり見ていたので。
お顔の見分けはつかない。
でも声が少し違うような気がする。

味方さんがすごく素敵。

ちゃんとお正月らしい挨拶やイベントもあって、お祭り気分で楽しめた。

ただ観客の側の「手拍子できそうな曲が出たらすかさず手拍子しようとてぐすねひいている」みたいな感じはどうも馴染めない。

「アンダーザシー」みたいなリズムの曲で、しかも舞台でパーカッションを叩いているのに、なぜ手拍子をするか。

走りがちだったり、頭打ちだったりする手拍子は、歌やダンスのじゃまになると思う。

「手拍子推奨曲」は、なんとなく客電でわかるよね。

これは仮説。
これから裏を取って行く。

参加したい気持ちはわかるけど、「Thank you for the music」で「皆さんもご一緒に」と言われた時には、なぜか歌わない。

今は参加していい時なのに、なぜ?

そんなことを考えつつも楽しみました。

「アラジン」の四季版日本語歌詞が早くも聴けたのはよかった。

いまだに「CATS」のオーバーチュアが流れると、光枝さんのガスの姿が頭に浮かぶ。

大空さんがスキンブルを歌っていたけど、青山先生がスキンブルを演っていた頃、彼はもう生まれていたのかしらなんてことも考えた。

時がたつのは速い。
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7月26日(土) 「ジョン万次郎の夢」

2014-07-27 18:24:02 | 劇団四季
夫と一緒に「ジョン万次郎の夢」を観て来た。

友達から退院祝いにいただいたチケットが同じ日だったので、あさこも誘った。

劇場中継で観たことはあるが、生で「ジョン万次郎」を観るのは初めてだ。











プログラムを見た夫は
「この中で知っている人が2人しかいない」
と言っていた。
たぶん覚えてないだけなんだよね。

田邊さんが、ちゃんと14歳の目をしている。

本当はおっくーが観たかったのだが、彼はリフレッシュ中。

戸高圭介くんが、いい位置でガンガン踊っていたのを見られてすごく満足した。
目が素敵。

ホイットフィールド船長は道口さん。
若いんじゃないかと思っていたが、意外に貫禄があった。
そして、すごくいい声。

気になったのが、足をケガした重助の杖が逆だったこと。

風で船が煽られるシーンが、ものすごい迫力で船酔いしそうだった。

万次郎がホイットフィールド船長と出会って挨拶するシーンも好き。

お見送りでは、道口さんと握手。

今日は、そうとは知らずに取ったチケットだったが、オフステージトークのある日だった。

司会が西田有希さん。
姿も、声も、話し方も、とても美しくて気持ちがいい。

出演者は田邊さん、道口さん、青山裕次さん、提水流(さけずる)さん。(珍しい名字だね)

両巨頭が出るなんて豪華。

お2人のキャラクターの違いがはっきりわかるトークだった。

田邊さんは、ものすごくまじめなんじゃないかと思う。
見ていていじらしくなるほどに。

道口さんは、海千山千な感じ。
小説を書いているんだって。

あさこにも会えたし、トークショーもあったし、満足な四季復帰となった。
(術後、初四季です)

帰りに浜松町駅前の居酒屋(息子の勤める店)に寄り道した。

息子から食事券をもらったので。

タイミングよく息子もいた。

注文を取りに来た方が
「副店長にはいつもお世話になっております」
と言ったのでびっくり!
副店長だなんて知らなかったよ。

ちゃんと社会でやっているんだなぁとしみじみ。

食事券以上は注文しないと悪いと思って食べ過ぎた。

P.S.初めてネクタイを着用した日本人はジョン万次郎だそうです。
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5月6日(火) 「ライオンキング」

2014-05-07 22:32:17 | 劇団四季
ゴールデンウィーク最終日は、旧友イナゴのお誘いで11ヶ月ぶりの「ライオンキング」へ!














なんと田中彰孝シンバを観たの、初めてでした!
たぶん今、最強のシンバだと思います。

全身の皮膚に、完璧に練り上げたシンバクリームが塗りこまれていて隙がない。
これだけ安定していると、観ていてワクワクします。
そして嫌な所が全然ない。

ラフィキにぶたれた時の「イテ」があまりにもナチュラルで感激した。

いい物を見せてもらいました。

萩原スカーが想像以上によかった。
まず、すごく人相(獅子相)が悪いのです。
声がスカーとして理想的トーンの声。
歌もうまいし、適役だと思いました。

小原哲夫さんも、MWの小林くんも、ちゃ~んとわかった。

プンバァを見ていると、どうしてもアトムさんを思い出して泣きそうになります。
「ライオンキング」を観るたびに、これはもうしょうがないのだと思う。

それが歴史なんだもの。

たぶん、今度こそ本当に手術前の四季納め。

「ジョン万次郎」で復活する予定です。
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5月3日(土) 「Wicked」

2014-05-03 21:01:14 | 劇団四季
ゴールデンウィーク後半4連休の初日。

夫が仕事で留守。

今週に入ってから「Wicked」のキャストが安定しているのを確認し、上川フィエロと谷原グリンダが観たくて急遽チケットを取った。











グリンダは、かなり難しいというかハードなんだってわかった。
沼尾さんが凄い力を持っていたのだということもわかった。

谷原さんは、すごくがんばっていて清々しい。
アリエルほどリラックスしたフラフラっぷりではない。
グリンダにしてはおバカ度が低いのだが、かなり可愛い。
ここまでグリンダを可愛いと思ったのは初めてだ。
このまま磨いてほしい。

上川フィエロは清潔なフィエロ。
育ちが良さそう。

グリンダに対しても、かなり寛容。

バカさ加減といい、エロさ加減といい、李フィエロがダントツではあるのだが、この清潔なフィエロも目が離せない。

フィエロも、かなりダンスがハードなんだとわかった。
エリック王子の声が揺れたのは見たことがないが、「人生を踊り明かそう」では時々揺れた。
あれだけ動けるのは、やはり李涛ならではかも。

階段を駆けあがる時につまずいたり、「二人は永遠に」で声がひっくり返ったり、エルファバへの箒のパスが届かなかったり、いろいろあったことはあったが、そんなことはなんでもない。

下り坂ではなく、上り坂の途中にいることがわかるから何も気にならない。

むしろユタや、ライオネルや、エリックのきれいきれいなプリンスが、よくぞここまでフィエロになったねと拍手したい。

上川フィエロも谷原グリンダも、観てよかった。
可能性を感じる。

エルファバは9ヶ月前と同じ雅原さん。

どうしても、そんなにフィエロを愛しているようには見えない。

歌はなかなかの迫力なのだが、フィエロを知ってだんだんに色っぽくなって行く感じがない。

くらべてはいけないと承知の上でくらべるが、濱田さんだと「フィエロだけは失いたくない」という胸が張り裂けるような「闇に生きる」なのだ。

雅原さんはエルファバが長くて慣れているのか、妙な癖がある。

「フィエローーーーーー!」
の所が
「フィエローーーーーー↘️!」
になる。

文字で表すのが難しいのだが、なんというか、力強さや決意の強さを、ヒューッと崖から落とすような、投げるような切り方をして表現している。

1回ぐらいならいいが、それが多発する。

「死なせないーーーーー↘️」

「なぜなのーーーーー↘️」

「フィエローーーーーー↘️」

気持ちよさそうに投げ落とすから、フィエロをなんとかして生かしたいと思っているようには見えないのだ。

芝居してくれてこそのミュージカルだなぁ。

斉藤准さんの猿、かわいかったです。

りえちゃんが偶然ソワレを観ると聞いたので、プルメリアで待ち合わせてつかの間、15分ほど会った。









6年ぶりに会ったよ、りえちゃん!

きれいになった。
大人になった。

帰りは、なぜか地下鉄が止まっていたので一駅歩いた。
ちょっと食べ過ぎたから、ちょうどよかった。
歩けば脚は痛くなるのだが、この痛みともまもなくお別れなのだからいいのだ!
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3月19日(水) 「リトルマーメイド」と異様なカーテンコール

2014-03-20 00:08:50 | 劇団四季
「リトルマーメイド」を観に行った。

おそらく入院前の四季見納め。





期待していたおっくーは、春のサバンナに行ってしまった。

初アリエル。
かなり大人っぽく見えたのだけど、まだ25歳らしい。
今一つピンと来なかった。

上川エリックは、なんだかだんだん好きになって来ちゃったよ。
「一歩ずつ」を踊る時にアリエルを肘で小突くしぐさが好き。
あんなにナチュラルにウィンクできる人っているだろうか。
甘~いお顔なのに、ふとした瞬間に「男」が見え隠れするところがいい。
本当に王子だ。

スカットルは丹下さん。
ものすごく鳥っぽい。

京ちゃんのお友達の斎藤准さん。
かわいい。
本当にかわいい。
特にかもめのタップが良い。

シェフ・ルイ。
カーテンコールでも、おじぎのしかたから小指の先までシェフ・ルイ。
これは、もうずっと岩城さんでいいよ。

おっくーがはずれたのは残念だったが、飯野さんの「アンダー・ザ・シー」は歌っているのに、まさに指揮者のよう。
彼のハサミ先ひとつで、海の中がカーニバルになる。
やっぱりカッコいい。

だいたいいつも同じになってしまうが、今日よかったなーと感じたのは、セバスチャン、スカットル、フランダー、シェフ・ルイ、エリック王子、三羽のかもめ。

芝さんは、いてくれるだけでいい。

お姉さんたちが、ここ何回か物足りない。

終演後、異様なことが起こった。

カーテンコールの後、一度幕が下りたら、「恋してる」が流れているのに誰一人拍手せずにぞろぞろ帰って行くのだ。

こんなの初めて!

ストレートプレイでさえもう少し続くし、正直言ってあまりよくなかったなと感じる舞台でも何回かはアンコールがかかるのに。

なんであんなにあっさり帰ってしまったのだろう?

私1人で手拍子していたが、ぞろぞろ帰る人たちは誰もつられなかった。

2014年の七不思議に認定しよう。

入院前の最後の四季、もっと盛り上がりたかったよ。

シェフ・ルイのカーテンコール味わいたかったよ。
(せっかく上手寄りに座っていたのに)

エリックももっと観たかったよ。

じょうずに大きな拍手ができる掌が欲しい。
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2月19日(水) 「壁抜け男」

2014-02-19 23:41:39 | 劇団四季
イナゴと一緒にモンマルトルへ。








なんと今日は下村デュティユルの初日でした~。








一度も観たことがない上に、下村さんとデュティユルというのが、なんともピンと来なくて、でも下村さんなら絶対にどうにかなるという期待が大きかった。

だからびっくりしたの。

タイプを打つ時にまず、歯切れが良くない。

なんだか様子が変。
とても咽喉が苦しそう。
どうやら風邪をひいているようだ。

下村さんは、やはり自信のないクヨクヨした、情けな~いデュティユルには見えない。

オーラが強すぎるのだろうか。

下村さんがやるにはデュティユルは善人過ぎるのかもしれない。

歌詞はあちこち変わっているね。

「援助交際40年」が「援助交際30年」に変わった理由ならよくわかるけど、「レタス半額」が「キャベツ半額」に変わる必然性がわからない。
レタスじゃダメなの?

デュティユルはな~んにも悪いことしてないのに、最後はかわいそうだよね。

新聞少年は有賀さんだったけど、ついに二代目が誕生する模様。

やっぱりビデオデッキほしい!
(『壁抜け男』のビデオを観たいのよ)
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