
朝寝。
午後、心療内科。
そこで、先生にちょっと母のことを愚痴る。
それから娘と一緒に実家へ。
母の日のプレゼントを持って行った。
今日は、すっごく気を遣っていたせいか・・・
怒られなかった!
怒られそうになったけど、なんとか回避した。
娘のために、何かいい戯曲はないかなぁと思い、
実家の押入れの、私の私物箱を捜索。
ニール・サイモン戯曲集とか、
パリ・ヴールヴァール傑作選とか、
いろいろ見つけたけれど、どれも重いので今回は断念。
「リリオム」の文庫と、
1978年テアトロ刊の「新劇名鑑」だけを持ち帰って来た。
すごいよ、新劇名鑑!
29年前の光枝さんの写真が載ってるんだもん!
光枝さんだけじゃない。
鷲尾真知子さんも、市村さんも、飯野さんも、末次さんも、
寅吉じっちゃも、それから明日の講師のKさんも。
Kさん、30代のはずなのに、今とたいして変わらないよ。
市村さんは、ものすごくエキセントリックな美しさだ。
エクウスのアランそのもの。
個人情報も何も、ない時代だったのね。
役者の自宅住所や電話番号まで載ってるもの。
(当然、今の住所とは違っているでしょうが)
あと、もっとブッたまげたのが、
17歳の私が24歳の私に宛てた手紙と、
21歳の私が23歳の私に宛てた手紙が見つかった!
自分の将来をすごく楽しみにしていたんだね、私。
21歳の自分の手紙によると、進路について、
「今、エコーとNLTと四季の間で揺れている」
と書いてある。
四季も、ちゃんと選択肢のひとつに入っていたんだ!
(自分でもすっかり忘れていた)
当時、一番食いっぱぐれがなさそうだったのと、
家から近いというグウタラな理由と、
早起きが苦手という理由と、
喜劇が好きだという理由で、エコーを選んだのだった。
(NLTの養成所の授業は10時から12時まで、
エコーの養成所の授業は1時から5時までだった。
早起きせずに、たっぷり学べると思っていたわけだ)
娘は、
「どうして四季に入ってくれなかったの!」
と言うだろうけど、
そしたら、あなたは生まれていなかったんだよ。
人生の岐路はおもしろいねぇ。
エコーを選んだ結果、この世に生まれた娘がまた芝居を志している。
しかし、若いということは恥ずかしいことである。
私はピエロになるわ。
しかし、21歳が書いた手紙は、
それなりに真剣に将来を考えているけど、
17歳が書いた手紙は、そうとう痛いよ。
楽しみにしてるわ~
あっという間でした。
早く舞台の世界に入りたくて焦っていた頃から、
私は何も変わっていないのに、
もう折り返し地点をとっくに過ぎてしまったなんて。
たすきを渡すって寂しい気もするけど、
私は私で、できることを死ぬまで続けたいな。
今までのKENさんの歴史と、これからのジャスミンちゃん。
人生って面白いな・・って思います
今日のレッスンに持参するつもりだけど、
今日は来られるのかな?
KENさん。
人生は素敵~♪
それで娘に贈り物ができるんだもの。
で、新劇年鑑。見たい見たい。