朝6時半に起きて「エクウス」のチケット取り。
別の演目の予約開始日と重なっていたので、
念のため、うんと早く起きた。
すやすや赤ん坊のような顔をして眠っている娘のためだ。
今日は母の日よね、確か。
今日は寝ないぞ!
9時頃、母から電話。
「黙ってても、どうせバレるだろうから言うけどさ」
こういう前置きの話は、なんか怖い。
誰か死んだの?
それとも検査結果が実はクロだったの?
「私、賞をもらうことになって、今日の朝日新聞に出てるのよ。
あんたには言うけど、誰にも言わないでよ」
なんだ、悪い話じゃないのに、変な前置きしないでほしい。
チケットを取るまでは、パソコンの前を動けないので、
ネットで検索し、
「葛原妙子賞っていうのをもらったの?」
と聞くと、
「そうよ! ネットなんかで調べてないで、
すぐ目の前にコンビニがあるんだから、買って来なさいよ!」
とまた怒る。
怒り過ぎだってば。
今は、ちょっと動けないのよ。
無事、「エクウス」のチケットを取り、
(私が高校1年の時に初演で観た演目だ。
初演では、先日ユタママをやっていた、
菅本烈子さんがジルだった。
高2の娘の目に、どう映るか興味ある)
それから、コンビニへ行く。
件の記事をしみじみ読んで、
あー、私は母のことを何も知らないなぁ。
こんながさつな人間だから、腹も立つだろうよ、と、
なんだか母がかわいそうになって、落ち込んで来た。
鷹がトンビを産んだのではないか。
へこむ、へこむ。
午後、娘と一緒にワークショップへ。
今日はKさんの演技の講座。
娘はKさんの講座には初参加だ。
娘の演劇部の後輩のWちゃんも初参加。
今日もKさんは、あのミュージカルのあの歌を、
生で、披露してくださった。
Kさんワンマンショーが、恒例になっていて、
ものすごく贅沢な講義だ。
今日の教材は、娘が小学生の時に学校でやったアレ。
ヒロインが、生で客席に語りかける台詞の稽古で、
声を飛ばす訓練。
ちょっとだけ、インプロの要素があるだろうか。
娘は、私の目から見ても、
高校生の頃の私にくらべて、きちんとした芝居をしているし、
比較的、癖も節もついていない方だと思う。
がんばれ。
Kさんは、話せば話すほどおもしろい役者さんだ。
誕生日が夫と同じ日なのだが、
そのせいで、相性がいいのだろうか。
帰宅すると、夫が一足先に名古屋から帰っていた。
おみやげの駅弁で夕食。
キドコロ寝。
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お父さんもお母さんも、スゴイ人ですね!!!!
でも、鷹が鳶じゃないですよ!
KENさんも十分、鷹ですもん!!
死ぬまで歌い続ける・・って格好良いですね!
KENさんも、そうなんじゃないですか?
ありがとうございます。
わたしゃトンビだよぉ。
(まるちゃん風に)
でも母が筆名を変えて出直したのも50代に入ってからだから、
私もこれから、娘の後をくっついてがんばりたいな。
そして、そして、私が死んだ後で、
シーンと静まりかえった家で、
「母ちゃんはいっつも楽しそうに歌っていたな。
うるせぇから歌うな、なんて言ってかわいそうなことした」
と、息子に後悔の涙を流させてやりたい!
↑
こういうこと言うから母に怒られるのです。
あの美しいお母様にこのような才能があったとは知りませんでした。
色々あってもやり遂げることは素晴らしいし、一生続けられるものがある事がうらやましいです。
ところで同じ時に「エクウス」を観ているのですね。
あの時の市村さんの印象が鮮烈で、市村さん40才代の再演にがっかりして、今回も見送るつもり。
観劇の書込みを楽しみにしています。
本人は、新聞にはブチャイクに写っていると言ってました。
私などには理解しがたい人物であります。
ハーミアも、高校生の時に「エクウス」観た?
私は、ること一緒に観たのです。
(というか高校の演劇部で行った)
舞台上の席でした。
当時の日記を見てみたら、
「今日は『エクウス』を見てきた。すごくよかった」
だけで終わっていた。
高校生ってバカだね。
特に市村さんに思い入れがないので、
安心して見られると思います。
でも光枝さんの出ていた演目は、
今後、二度と純粋に楽しめないだろうということが
わかりました。
若かったので、本当に衝撃的でした。
若い時の市村さんの少年役はこの世のモノとも思えなかった。
さらに滝田栄の馬の表現にも見惚れていました。
その日、私は午前中にバリウムを飲んでいて、
いつ下剤が効き始めるかと、気が気じゃなかった。
先輩の一人は市村ファンだったと思うけど、
当時17歳の彼女の視界に、
ばっちり飛び込んできたものがあったとかで、
しばらく大騒ぎしていたことしか覚えていない。
あと、菅本さんを見て、
舞台女優というものは、ここまでしなければならないのかと、
そちらの方に感動した覚えはある。
この日(13日)の演技の講師だったKさんも、
初演で馬で出ていらしたそうです。