「花に縁がある人生を」私が就職して、何年か経った頃に、母からもらった言葉ですその時は、母がどんなことを思ってそういったのか、分かったような分からないような今でもその本当の意味は聞いていません。そのうち分かる時が来ると思いつつ、現在に至っています
昨日、支部記録長会議の終了直後芦澤委員長を始めとした県記録委員会の皆さまより、いよいよ今月に迫ったアジア大会を目の前に日本の公式記録員を代表して行かせていただくということで、お祝いの花束をいただきました大きな大きな花束ですプレゼンターは、CKB(中部地区美人記録員の会)のセンター前田会長
推薦していただいた芦澤記録長には、本当になんとお礼を言ったらいいのか分かりませんただただ感謝の気持ちでいっぱいです
地元・焼津の山本親分いつもいろいろとお気遣いいただいていますわがままもいっぱい聞いてもらっていると思いますそして、CKB初代からのメンバーで、支部記録長の前田会長くみちゃんますみちゃんいつもありがとう
1か月前までには完璧くらいに仕上げとくからってみんなには話してあって言ったからにはと、スコアカードを書き続け前日の日本リーグ名古屋大会で50試合目となりました略称の意味も把握できてきて一覧表を見なくても、ほぼ書けるようになり、集計までの流れもつかめてきたところで、大きなアクシデントが待っていました
先週の中部リーグ、ダブルヘッダーの2試合目の守備中すでに大量失点していて、やっと2アウトまでこぎつけ飛んできた打球はレフトライナー性の打球で、少し伸びるか失速するのか微妙に判断が難しくちょうど胸の下あたりの打球で、グローブを上向きで捕ろうか下向きで捕ろうか迷ったもののどうしても落としてはいけないという気持ちから、右手を上から添えて捕りにいきボールはグラブに収まってはいたものの、右手に激痛が走る痛くて目をつぶり、両膝を地面につけてしゃがみこんだまま動けませんでしたショートのかおりちゃんが走ってきてくれて、「大丈夫ですか」と声をかけてくれたとき、やっとの思いで目を開けると中指の爪の先から出血がなんとかベンチまで歩いて戻ったものの、打順が2番目すでに選手は全員使い切ってしまっていたため、監督は没収試合も考えてくれていましたが、それはどうしても避けたかったこの回の先頭バッターの村松さんに時間を稼いでもらって、いとちゃんがマキロンで消毒してくれて、松村さんがでっかい絆創膏持ってきてくれて、そのまわりを白いテープでグルグル巻いて止血バッターボックスに立ちましたフォアボールで出塁し、最終的にはホームも踏んだんだけど、この回の攻撃で時間切れ試合は敗れました。
お弁当をそそくさと食べてこの日の救急外来に行き、レントゲンを撮るとき絆創膏をはがすと、血は止まっていましたそして、診察室に行き、先生の口から出た言葉は「骨折」・・・お昼食べてきたばっかりなのに、貧血みたいになりました目の前が真っ暗になるとはまさにこのことです診察の丸椅子に背もたれはなく、支えてくれる人ももちろんいないそして、ツメの真ん中より先のあたりが横に割れていて、そこから出血したもよう爪で支えきれず、中指の先の骨が折れて、爪が割れたって感じでしょうか「とにかく清潔にして下さい。ここからばい菌が入ると、骨髄炎とかになって、大変なことになる。お風呂もやめて、シャワーにして下さい。」「痛みはだいたい48時間で治まります。」消毒して、化膿止めをべったり塗られガーゼを何重にも巻いて、この日の処置は終了ところが、その帰り道なんか内側のガーゼの色が濃くなってきたような・・・消毒やら化膿止めやらで刺激したせいか、一番外側の軍手の指だけみたいな部分にまで染みてきた普通、こういう日は痛み止めとか飲んで、とっとと寝るんでしょうけどこの日は地元協会の会合がありはるかちゃんが前もって、山本親分に連絡してくれてあったみたいそれでも、出血してたので親分や敏元さんたちにかなり驚かれましたそして、夜は世界選手権の決勝戦テレビ見ながら記録書かなきゃはるかちゃんと一緒に書きました。はるかちゃんは、日本の書き方私はアジア大会の書き方痛み止めもらうのやめたもんで、中指の先に心臓があるみたいにボンボン痛いおまけに中指使えないもんで、人差し指と親指だけでぜんぜん上手に書けないじゃんすげー字試合は夜中過ぎまでかかって終了し日本は全勝優勝集計は明日にして、この日は寝ました
翌日午後、病院に行ったとき薬指がむくんでいるみたいだったので、こっちもレントゲン撮ってもらったらこっちは関節のところを骨折してて一本増えちゃった前日はとても聞けなかったんだけど、この日は意を決して聞きました「怪我したばっかりで聞きにくいんですけど・・・どのくらいで治りますか。」先生曰く「出血はあるけど、骨折としては中指のほうが軽傷で、2~3週間。薬指のほうが3~4週間くらいかな。」・・・間に合うかも・・・「実は・・・ソフトボールの記録員で、アジア大会に行くことになってるんですけど・・・」「プレーはダメだけど、書くなら大丈夫・・・結構本格的にやってるんだね~」
怪我したときは、本当に痛かったでもね、考えようによっては怪我した瞬間から、良くなるだけじゃん自分の体が自然に治ろうとしていくし、病院とかで治療すれば、さらに良くなるそして、このピンチは神様がくれた乗り越えられる試練であるとともに大きなチャンスだ翌朝、左手でフォークで朝ご飯を食べている時に思い出したのは、右手を酷使した上野投手が以前、左手で食事をとっていたことまた、右手が不自由な人もたくさんいらっゃると思いますが、みんな顔を洗い、食事をし、お風呂に入り、おトイレに行き・・・その人にとっては、それが普段の普通の生活じゃん右手や中指、薬指などに、これまでどれだけ頼ってきたかと考えさせられました今あるものに感謝をしつつこれを機に、左手の使い方や、フォークやスプーンの使い方、職場での手の使い方などを考え直し、改めて勉強させてもらおうと思って、早速始めてます
怪我からちょうど1週間がたち、中指はそえ木を卒業しましたボールが当たった部分にまだ痛みがありますけど、それは先生もおっしゃっていましたので徐々に良くなっていくでしょうまた、少しずつ動かす練習を始めましたおとといの日本リーグ名古屋大会の記録は、かなりきれいに書けたと思いますよ~ただ、2本指なので、筆圧は回復してませんけどね今さらながら思うことは、世界大会の決勝怪我した当日の夜、最悪の状態で書いたスコアカードほんとにすげー字だよとても見られないっここから1週間で、スコアカードの字はほぼ持ち直せました今度の土曜日は、日本リーグで練習できるアジア大会前の最後の日本リーグなのでできれば刈谷に行ってご挨拶がてら、せめて1試合は書いてきたいと思っています怪我してんのに、欲張りでしょ~生涯貪欲あもしかして、これが花に縁のある人生に繋がるカモ ・・・やっぱ違うかな~
オリンピック競技に野球とソフトボールを復活させようバックソフトボール&ベースボール
再び野球とソフトボールがオリンピック競技として採用されるよう復活へ向けた取り組みや活動を続けよう
平成20年(2008年)9月15日更新BACKSOFTBALLオリンピック競技復活へ向けて~坂井アニからのメッセージ~
YOMIURI ONLINE(読売新聞)子どもの目標の場に