みちのく童話会スタッフブログ

第3回を持ちまして、みちのく童話賞は終了ました。これからはみちのく童話会として、活動をしていきます。

みちのく童話会

 東日本大震災から10年のくぎりの2021年、東北地方の皆様から第1回みちのく童話賞を開催し、第3回まで、たくさんの作品、作家との出会いがありました。  童話賞終了後は、みちのく童話会として、活動を続けています。

「みちのく」という言葉

2020-03-20 | 童話賞
 みちのくは、本来、道の奥。陸奥をさしています。
 東北といっても、太平洋側の福島、宮城、岩手、そして青森なんですね。
 秋田と山形は、出羽。
 
 でも、言葉は世につれ、変化します。今は「みちのく」は東北全体をさすととらえてもいいと判断いたしました。
 歴史が大好きな秋田や山形の方の中には、抵抗をおぼえる場合もあるようです。
 角館を、「みちのくの小京都」と言うのはおかしい! と、新聞で論争もあったとか。
 でも、角館のキャッチコピーは、やっぱりそれなんです・・・。
 みちのく の意味は、道がないような奥地 とも、とれるけど、今更差別用語だと言う方はいません。親しみやすい言葉ととらえ、この賞にも使わせていただきました。