みちのく童話会スタッフブログ

第3回を持ちまして、みちのく童話賞は終了ました。これからはみちのく童話会として、活動をしていきます。

東北おいしい物語  「冷麺 じゃじゃ麺 わんこそば」

2024-10-21 | 日記

 

こんにちは。みちのく童話会スタッフ ちばるりこ です。

みなさま 食欲の秋ですね。ぜひ、東北の美味しいものを味わっていただきたいです。

私は、盛岡三大麺をテーマにした物語を書きました。

 

 

 

わんこそばも じゃじゃ麺も すごくおいしいのですが、

私にとって一番インパクトがあったのは冷麺でした。

初めて冷麺を食べたときのエピソードを紹介します。

案外、地元でも食べたことがないっていう人もあるもので、

かくいう私も冷麺を初めて食べたのは、大学生の頃でした。

その当時、高校生だったにもかかわらずグルメだった従弟が、お勧めのお店に連れて行ってくれました。

従弟は、当然のように「特辛二つ」と一番辛い段階の冷麺を注文。

そのときは、そういうものかと思ったのですが……。

冷麵を口に入れ、あまりの辛さにビックリ!!

急いで、卵を食べようとすると、従弟が「それはまだ早い」と。

スイカを食べようとすると、「それは最後だ」と。

「とにかく麺をすすれ。休まずに食べろ」と食べ方の指示をします。

「辛い辛い」「もう二度と食べるもんか」と心で繰り返し、涙を流しながらも、なんとか完食。

そのときの感覚は忘れられません。

まるで、マラソンを完走したアスリートのような充実感。

しばらくすると、あの味が忘れられなくて、また食べに行きました。

その繰り返しで、すっかり冷麺好きになりました。

物語中の伝と兄ちゃんのかけ合いは、私と従弟のほぼ実話なのです。

初めて食べる方は、別辛で注文した方がいいかも。

 

 


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