児童文学同人誌「季節風」にて、「トモダチデスゲーム 人を呪わば穴二つ」の書評をいただきました!
私が書く作品はほとんどエンタメです。タイトルの「デスゲーム」は大人数で殺し合いのゲームをして、ひとりだけ生き残る……そんなイメージの言葉で、派手で危険で面白い、まさにエンタメ。
児童向けですので殺人などハードなことは起こりませんが、ピンチや決断、裏切りの連続で、ハラハラドキドキで最後まで読ませるように工夫しています。
そして、「おもしろい!」の中に、「思考の種」のようなものを、少しずつ植えています。
エンタメですから楽しむのが大きな目的で、発芽する必要はなく、話の面白さを損なう内容でもいけません。
書評でその「思考の種」の部分を取り上げていただき、大変はげみになりました!
書評では「ジレンマ」という言葉で表現していただいています。
ジレンマの中で、どう判断し、行動するのか。
「自分だったらどうするのかな」「あのときどうすればよかったのかな」「主人公はこんなふうに考えたんだ」
読者の心に、そんな種を植えていければと思います。
2023年「季節風」新春号では、おおぎやなぎちかさんの「ヘビくんブランコくん」「家守神3 金色の爪と七不思議」も書評が掲載されています。(もえぎ桃)
:::::::::::::::::::::::::
「季節風」は、プロもアマも関係なく、切磋琢磨して書いていく志を持った人達の集まりです。年に4回の雑誌発行(会員なら投稿自由、掲載されるかどうか編集会議で決まります)。多くの作家が誕生している会ですが、厳しいことでも有名。誰でも入会できます。おおぎやなぎ作品については、こちらをご覧下さい。(赤をクリックすると、別サイトに飛びます)(お)