みなさん こんにちは。
大河ドラマ「光る君へ」2627
出家した后の定子への愛に悩む 一条帝のもとに
新しい女御として 道長の娘の彰子が入内しました。
出産し ますます魅力的になった定子に比べ 彰子はおどおどして表情乏しく ろくにしゃべれず
いかにも世慣れない 内気なお嬢様の雰囲気です。
時に都は 日食と地震が一度に起こり 鴨川の水害も合わさって
死者は100人を超えるありさま。
一条帝は一度出家した中宮を許し そのまま寵愛している自分の行いが悪い
天から警告を受けているのだと
自分を責めますが 定子への思いは断ち切れません。
一方陰陽師の清明や藤原の実資は 左大臣である道長の娘を入内させ
天皇の気持ちを動かし 内裏を清めるべきだと道長に迫ります。
娘の入内は気乗りしないものの 公益のために 娘を差し出す決心をした道長と倫子。
道長やほかの公卿たちの気持ちを汲んで 一条帝はしぶしぶ彰子の入内を認めたのです。
しかし・・・
定子はまたもや懐妊し 今度生まれたのは親王。
一条帝は喜びにあふれますが 内心 世論の自分への批判も敏感に感じています。
会いに来た母親の女院詮子に
自分はあなたの言うがままに生きてきて いいなりだった
自分は 夫に愛されなかったあなたのあやつり人形だった
だから優しかった定子にのめりこんだ すべてあなたのせいだと
はげしく母親を責めます。
生きるよすがであった息子に責められ 呆然とする詮子。
詮子の眼からは 涙があとからあとからあふれ出ます。
このシーン 見ていて切なくて 胸が苦しくなりました。
詮子にとって 一条帝はひとり息子 容姿端麗学問にも秀で 気持ち優しく
おまけに笛の名手 自慢の息子だったのでしょう。
しかし息子も いつまでも品行方正 母親お気に入りの男性ではいられない・・・
定子に寄り添い 朝廷の非難もひしひしと感じ 優れた帝王にもなりたいとの気持ちもあり
焦りの中で ついつい母親に当たってしまったでしょうか?
今までの生きてきた道筋を否定する
いわば遅ればせながらの 反抗期が一条帝には訪れたのかも。
愛情と帝王としての義務感の中で 葛藤や苦しみを繰り返す一条帝。
その内面を細やかに演じている一条帝役の塩野瑛久さん 好演光ってます🌟
ショックを受け 呆然と座り込む詮子役の吉田羊さんも さすがの演技 胸打たれました。
母親と息子の葛藤 現代にも通じますね。
まひろと夫 藤原宣孝との仲も波瀾万丈のようで・・・
手紙を他の妾に見せたり 若い女と浮気したり
宣孝は宣孝なりにまひろを深く愛しているのですが 潔癖なまひろは
どうにも宣孝のいい加減さが我慢できない。
挙句の果てに まひろは火鉢の灰を宣孝に投げつけたりして
派手なケンカを巻き起こしてしまいます!
足遠のく宣孝に悩み 気分転換に一家で石山寺に詣でたまひろ。
そこにはなんと あの忘れえぬひとも石山寺に来ていました!
めぐりあったふたりは 恋しい気持ちを抑えられずに一夜を共に過ごします。
ところがその逢瀬で まひろは懐妊してしまうのです。
潔癖なまひろは そのことを宣孝に打ち明けようとしますが
宣孝はすでに察していて 「子どもは一緒に育てよう」と。
そんなことでお前への愛情は揺るがない お前を丸ごと愛するということは
このようなこともあるのだ とまひろを優しく諭します。
宣孝様の包容力! すごいですね~ 😍 😍 😍(なかなかいえんわ こんなこと)
宣孝にすれば 道長の子どもを大切に養育すれば 自分の出世にも大きく影響する
との打算も働いたんですね。でもその打算を 正直にまひろに打ち明けるところがいいですね💛
まひろの娘藤原賢子は後に小式部と称され 母と共に後宮にあがり 女流歌人として名を馳せることになります。
華々しく後宮入りした道長の娘 藤原彰子。
きらびやかな後宮入りの道具の中に 前代未聞の屛風がありました。
朝廷のほとんどの公卿が 彰子の入内を祝って歌を詠み
その歌を 藤原行成が清書した色紙が貼ってあるという
超豪華な屏風です。
花山院まで歌をよこしたというプレミアもの(実資は前例がない!っと作歌をつっぱねてましたが💦)
特に藤原公任が作った歌は 名歌と呼ばれていました。
「紫の 雲とぞ見ゆる藤の花 いかなる宿の しるしなるらむ」
(紫雲がたなびくかと見えるまで 咲いている藤の花は どれほどめでたい家の 瑞祥なのだろうか)
豪華な道具類に埋れた彰子の 心も体も幼い様子に
一条帝はため息をつき・・・(成熟した美しい定子と比べると 確かに見劣りします😓😓)
親王が生まれ 定子への寵愛はますます深まり 新しい女御も入内・・・
一条帝の後宮は 定子は 彰子は そして道長とまひろはこれからどうなるのでしょうか???
彰子は長生きをし 後宮で大きな勢力をもち 道長頼道の政権をよく支えた
賢明なしっかりした女性になったそうです(史実によると・・・)
感性も表情も乏しい少女が どのように成長し たくましくなっていくのか
その道筋がドラマでは どのように描かれるのでしょう?
後に家庭教師となったまひろの 彰子への影響力など
「光る君へ」後半戦の 大きな見どころとなると思います。
これからも ますます楽しみです(あーっ 日曜日が待ち遠しい 😁😁😁)
画像は全て美術展ナビ「光る君へ」からお借りしました。
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いやー、びっくりしました。
この脚本!
道長の娘として、賢子を登場させるとは意外でした。
大石さんすごいな。
これからどんなストーリーにもって行くのか、楽しみですね。
もう半分以上過ぎてしまいましたね。
今から終わりが寂しくて🥹
ほんと すごい脚本ですね。
フィクションだとわかっていても 視聴者を納得させる力が このドラマにはありますね。
彰子役の女優さんの抑えた演技もすごいなあ~と思います。
彰子のこれからの変容がとても楽しみ!