Kinki Kids 再び

2012年07月26日 | 音楽
 本当は8月に大人計画の「ふくすけ」いくはずだったのだけど、
哀しいかな・・・いけなくなってしまい悔しい思いをしていたのだった。
 
 そんなときに「Kinki Kids King 2011-2012」DVD
これがこんなにも救いになるとは思わず、毎日のように見聞きしている。

 二人のコメントも含めて、ハーモニーやパフォーマンスに悔しさを癒される毎日。
 振られたときにあった人に、のめりこむようなものかもしれないけど、
なんといっても完成されたステージが最高に見事にかっこいい!!
 
 細かいことを言えば、剛君の視線と声と手首がステキなんだなぁ・・・てへ

冲方 丁  「天地明察」 

2012年07月24日 | 読書
  しばらく前に読んでいてすっかり忘れていたが、読後があまりに爽やかすぎて
 残っていなかった。

  江戸のベルエポック的な時代、暦の選定競争、和算の成り立ち、囲碁の歴史的背景、
 主人公の恋模様等いろいろなものを含ませて楽しく読めるのだが、主人公ののんき
 なキャラクターや、表現力なのか文章の単純な流れに邪魔されて、なかなかすんなりと
 納得できないところが、少々イライラする。

  もう少し一つ一つのエピソードをふくらませていたら、長くはなるだろうが、もう少し
 壮大な人物史になり、全体の流れがとぎれなくてよかったのではないだろうか?

  ベストセラーだからとすぐに映画化するのも、読者のイメージを固定化してしまう
 ので、あまりしてほしくない。
  特に文庫化にあたって帯に映画の写真を張るのは、観客動員数や本の売れ行きが上がると思うが、
 NGでしょう・・・

  まあ色々と知らないことを知ったようなつもりになって、おもしろかったのは事実だけど。



Kinki Kids 「King・Kinki Kids 2011-2012」 DVD

2012年07月24日 | 音楽
 Kinki Kids の「K Album」がとても素敵な曲ばかりだったので、思い切ってライブ
DVDを見てみたら、やはり思っていた以上のステージで、二人の人気が根強いのも
なるほどと思わせる仕上がりだった。

 壮大なオープニングから二人の持ち味の生かした曲構成でひきつけ「スワンソング」
まで一気に聴かせるところは、二人の(特に剛君の)歌唱力のすばらしさが強調されて
いてよかった。

重厚かつダンサブルなバックのミュージシャンも、二人の歌唱をより一層ひきたたせて
いる。

 後半のMCは少し冗長であまりいらないけど、曲に入ると、曲の個性が違うのにも
かかわらず曲が変わるたびにその世界が一気に浮かんで見え、違う世界に引き込まれる。
 提供している多くの作家に、二人が表現者として高く評価されているかがわかる
一瞬である。

 もちろんステージのスケールやセットの豪華さ、ジャニーズだけじゃないダンサー陣、
演出の妙、観客のあたたかさ、等々すべての要素が一体となったエンターテイメントで、
キンキキッズの素晴らしさがわかる、本当に見ておいてよかったと思える一枚である。

 ・・なんて、本当は単なるファンとして素直に楽しかった~!ということです。