雨の音、森をわたる風のにおい、しんしんと降る雪、吸い込まれそうな緑の山。 囁くように、ゆれるように時には怒るようにピアノが響き、映像と音楽の融合がとても美しい。
北海道の自然の中で育った高校生がピアノの音に出会って調律師となり、自分の音や依頼人の求めている音をみつけていく成長を描いている。
真面目でおとなしく悩みながらも、周りの優しい大人、先輩に助けられながらコンサートの調律師を目指すまでになる男性を山崎賢人が、憧れの調律師を三浦友和、先輩調律師に鈴木亮平、光石研、クライアントの姉妹に上白石萌音、萌香が演じている。
そして、家族を失って生きる気力のない青年が調律したピアノを弾いて再生するエピソードは染谷将太の演技に泣かされる。
少し冗長ではあるが成長の過程を丁寧に描いているしキャストも人柄が伝わってきて、最後はとても暖かい気持ちにさせられる。賛否両論あるけれど、
ピアノに思い入れのある人で、原作が好きならば見る価値のある映画だと思う。
北海道の自然の中で育った高校生がピアノの音に出会って調律師となり、自分の音や依頼人の求めている音をみつけていく成長を描いている。
真面目でおとなしく悩みながらも、周りの優しい大人、先輩に助けられながらコンサートの調律師を目指すまでになる男性を山崎賢人が、憧れの調律師を三浦友和、先輩調律師に鈴木亮平、光石研、クライアントの姉妹に上白石萌音、萌香が演じている。
そして、家族を失って生きる気力のない青年が調律したピアノを弾いて再生するエピソードは染谷将太の演技に泣かされる。
少し冗長ではあるが成長の過程を丁寧に描いているしキャストも人柄が伝わってきて、最後はとても暖かい気持ちにさせられる。賛否両論あるけれど、
ピアノに思い入れのある人で、原作が好きならば見る価値のある映画だと思う。