久しぶりに手にしたのは、妙なリアリティー感がありつつ、異世界の人々が思うままに生きている現代と過去がいりまざった世界を描いた掌編。
底に描かれている女性は皆、小川洋子が小説で描くおとぎの国まではたどり着けなかった、不思議の国のアリスで、成長したアリスがしかめつらして生きてるような感じ。
それぞれ違う話だけど、どの本もつながっているようで、「ぬるい眠り」の雛子は「ケイトウの赤、柳の緑」の笑子だし、「放物線」の三人は「きらきらひかる」の3人の関係みたいだ。
自分たちの居場所を探して生きて行くのに、時間や年齢は関係無いことを気づかせ、あんな風に生きていける程、つよくなりたいと思う。
底に描かれている女性は皆、小川洋子が小説で描くおとぎの国まではたどり着けなかった、不思議の国のアリスで、成長したアリスがしかめつらして生きてるような感じ。
それぞれ違う話だけど、どの本もつながっているようで、「ぬるい眠り」の雛子は「ケイトウの赤、柳の緑」の笑子だし、「放物線」の三人は「きらきらひかる」の3人の関係みたいだ。
自分たちの居場所を探して生きて行くのに、時間や年齢は関係無いことを気づかせ、あんな風に生きていける程、つよくなりたいと思う。